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裏ハムラ法は10年後はどうなるのか?リスクや効果持続期間など解説

2024.12.27


「目の下のクマが気になるけど、裏ハムラ法って10年後も効果は続くのかな?」
「裏ハムラ法のリスクが心配……」

目の下のクマ治療で注目を集めている裏ハムラ法ですが、長期的な効果やリスク、10年後の状態について不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、裏ハムラ法とはどのような施術なのか、裏ハムラ法の魅力を解説していきます。

裏ハムラ法の施術内容、10年後の経過や効果の持続期間、考えられるリスクについて詳しく説明します。裏ハムラ法以外の、ほかのクマ治療との違いもあわせて解説していますので、クマ治療を検討されている方はぜひ最後までお読みください。
裏ハムラ法を受けるうえでの不安が解消されます。

裏ハムラ法とは

裏ハムラ法は、目の下のクマを改善する美容手術です。

まぶたの裏側にある結膜を切開し、目の下のふくらみの原因となっている眼窩脂肪を必要な場所へ移動させる方法です。眼窩脂肪を移動させることで、目の下のくぼみを自然な形で改善します。

まぶたの裏側から施術をおこなうため、外からは傷跡がほとんど見えないことが裏ハムラ法の特徴です。そのため、「傷跡を気にせずクマを改善したい」という方に人気の施術方法となっています。

また、裏ハムラ法ではさまざまな種類のクマに対応できます。

クマの種類を以下の表にまとめました。

クマの種類 原因
青クマ 血行不良や睡眠不足により、目の下の血管が透けて見えることが原因
茶クマ メラニン色素の沈着が原因
黒クマ 主に加齢による目の下の脂肪減少が原因の、くぼみによってできた影
赤クマ アレルギーや炎症による充血が原因

裏ハムラ法では、クマの種類にかかわらず最適な治療のご提案が可能です。

裏ハムラ法の10年後はどうなるのか

裏ハムラ法の効果は、10年後でも持続するといわれています。

一度移動させた脂肪が元の位置に戻ったり、予期せぬ場所に移動したりすることは基本的にありません。

ただし、以下の点は注意が必要です。

加齢による皮膚のたるみは防げない
体重の大幅な増減で、見た目が変化する可能性がある
新たな脂肪の蓄積により、別の場所にふくらみができることがある

裏ハムラ法は脂肪の位置を改善する手術であり、皮膚そのものには直接働きかけません。

そのため、加齢による皮膚のたるみには別途対策が必要です。
また、体重増加により顔の脂肪が増えると、別の場所がふくらんで見た目に影響を与えることもあります。

10年後の状態を良好に保つには、規則正しい生活習慣を心がけたり、急激な体重増加に気を付けたりするなど、自身での注意も重要です。

裏ハムラ法の効果持続期間

裏ハムラ法は、半永久的な効果が期待できる施術です。

なぜなら、手術で移動させた脂肪が、時間の経過とともに移動先の場所でしっかり定着するためです。

定期的な施術が必要なヒアルロン酸注入などと比べ、費用対効果が非常に高いと評価されています。
たとえば、ヒアルロン酸注入の場合、半年から1年ごとに追加の注入をおこなうため、その都度費用が必要です。

一方、裏ハムラ法では基本的に1回の手術で半永久的な効果を得られるため、長期的な視点でみるとトータルの治療費用を抑えられる可能性が高くなっています。
このような特徴から、裏ハムラ法はとくに定期的な通院を避けたい方や、1回の施術で長期的な効果を期待したい方に最適です。
また、脂肪を取り除く手術ではないため、自然な仕上がりも期待できます。

将来的にトータルでみた治療費用を考慮されている方や、自然な仕上がりを求めている方にとって、裏ハムラ法は最適な選択といえるでしょう。

裏ハムラ法のリスク

裏ハムラ法は手術をともなう治療のため、以下のリスクが考えられます。

手術による合併症の恐れがある
痛みや引きつれを感じる場合がある
複視が生じたり、目を動かしにくくなる場合がある
左右差がでる場合がある
医師の技術が仕上がりに直結する

裏ハムラ法を検討されている方は、しっかりとリスクも理解したうえで手術予約をとる必要があります。
理解しておくべきポイントをまとめていますので、ひとつずつ見ていきましょう。

手術による合併症の恐れがある

裏ハムラ法を受ける際には、いくつかの合併症リスクについて理解しておく必要があります。

まぶたの裏側にある結膜とはいえ、切開する手術であるためです。代表的なものとして、術後の腫れや内出血、まれに感染症などが起こる恐れもあります

これらの症状のほとんどは一時的なものであり、適切な術後ケアにより2週間程度で改善するでしょう。
しかし、完全な回復までの期間には個人差があるため、術後の経過観察は慎重におこなう必要があります。

経過を見ていくなかで異常を感じた場合や疑問があれば速やかに担当医に相談しましょう。

痛みや引きつれを感じる場合がある

裏ハムラ法の術後、しばらくは痛みや引きつれを感じることがあります。
むくみが原因により引き起こされる、一時的な症状です。

頬のひきつれ感や目の周りの違和感、軽い痛みを感じる方もいらっしゃいますが、通常2週間程度で軽減していきます。しかし、引きつれ感は、3か月程度継続する場合もあります。

基本的に時間経過とともに症状は改善されますが、もし、強い痛みや違和感が続く場合はクリニックまでご相談ください。

複視が生じたり、目を動かしにくくなる場合がある

まれではありますが、物が二重に見える「複視」が生じたり、目の動かしづらさを感じることがあります。

手術の際に、眼窩脂肪の近くにある下斜筋を傷つけてしまうことで起こる症状です。下斜筋は目の動きをコントロールする重要な筋肉であるため、傷つけないよう慎重な手術操作が必要となります。

下斜筋を傷つけないようにするには、経験豊富な医師による施術が不可欠です。
術前に信頼できる医師へしっかり相談し、納得のうえで手術の予約をとりましょう。

左右差がでる場合がある

裏ハムラ法では、左右差が生じる可能性があることも知っておくべき重要なポイントです。左右差が起こる要因として、以下3つが考えられます。
・手術時の脂肪の処理量の違い
・元々の脂肪量の左右差
・骨格の左右差

まぶたの裏側からの施術となるため、術者の視野が限られることで、脂肪の移動量に微妙な差がでる場合もあります。
左右差を最小限に抑えるには、術前のカウンセリングで医師としっかり相談することが重要です。

医師の技術が仕上がりに直結する

裏ハムラ法は、医師の技術が非常に重要な手術です。

まぶたの裏側という狭い術野での繊細な手技が必要とされるためです。脂肪の適切な配置は仕上がりに大きく影響しますし、周辺組織へのダメージ防止についても考えながら施術をおこなう必要があります。

手術を受ける際は、裏ハムラ法の施術経験が豊富なクリニックや医師を選ぶことが、満足度の高い結果につながるでしょう

裏ハムラ法で10年後に後悔しないための対処法

裏ハムラ法を受ける際に気を付けるべき点は、以下3つです。
自分に合ったクマ治療を選べるクリニックを選ぶ
裏ハムラ法の治療実績がある医師を選ぶ
ダウンタイムは注意事項を守って過ごす

裏ハムラ法は長い治療効果を得られますが、10年後に手術したことを後悔しないために抑えたいポイントを解説しています。
さっそく解説していきますので、ひとつずつ見ていきましょう。

自分に合ったクマ治療法を選べるクリニックを選ぶ

後悔のない施術のためには、適切なクリニック選びが非常に重要です。クリニックを選ぶ際は、裏ハムラ法だけではなく、複数のクマ治療の選択肢があるクリニックを選びましょう。

なぜなら、クマの原因は人によって異なり、必ずしも裏ハムラ法が最適とは限らないためです。

信頼できるクリニックでは、カウンセリングを通じてクマの原因を特定し、患者さまの状態に最適な治療法を提案します。また、もし将来クマが再発した場合にも相談しやすく、長期的なフォローアップが期待できるでしょう。

クリニック選びの際は、ホームページで提供している治療法を確認し、カウンセリングでは率直に疑問や不安を相談することをおすすめします。

裏ハムラ法の治療の実績がある医師を選ぶ

医師選びは、治療の成功を左右する重要な要素です。裏ハムラ法はとくに、まぶたの裏側からおこなう繊細な治療であるため、豊富な経験と高い技術を持つ医師による施術が必要不可欠です。

医師の経験や実績は事前にホームページやSNSなどで確認しましょう。また、過去の症例写真や、術後の経過写真なども載っていれば参考になりますので、確認のうえ理想の仕上がりをイメージしましょう。

裏ハムラ法でよりよい結果を得るためには、医師選びが重要なポイントです。

ダウンタイムは注意事項を守って過ごす

施術後のダウンタイム期間は、医師から指示された注意事項を必ず守りましょう。

適切な対応をしなければ、ダウンタイム期間が伸びたり、痛みなどの症状を悪化させる恐れがあるためです。

腫れや痛みがある場合は適切に冷やし、血流が活発になるような激しい運動や長時間の入浴は避けましょう。また、目元をこすったり強い刺激を与えたりすることは、治療効果に影響を与える場合があるため控える必要があります。

ダウンタイム期間中は普段以上に清潔な環境を保ち、十分な休息をとることが大切です。また、定期的な経過観察を受けることで、仮になにか異常があった場合の早期発見や適切な処置につながります。

最終的によりよい治療結果につなげるためには、から提示されたダウンタイム期間中の注意事項を守って過ごしましょう。

裏ハムラ法以外のクマの治療方法

クマの治療方法は裏ハムラ法以外にも、主に以下3つがあります。

経結膜脱脂
表ハムラ
ヒアルロン酸注入

それぞれにメリットやデメリットがありますので、ひとつずつ解説しています。
自身のクマ取りには、どのような治療法が適しているのか見てみましょう。

経結膜脱脂

経結膜脱脂は、目の下の眼窩脂肪を取り除く美容手術です。

裏ハムラ法との大きな違いは、余分な脂肪を「取り除く」か「移動するか」という点にあります。そのため、眼窩脂肪が多く、目の下のふくらみが目立つ方に適している施術です。

しかし、適量の脂肪を除去できなかった場合は施術の効果を感じられなかったり、多くとりすぎると目の下が凹んでしまう恐れもあります。

反対に、経結膜脱脂のメリットは、裏ハムラ法と同様にまぶたの裏側である結膜を切開して手術をおこなうため、外からは傷跡が見えにくいという点です。

目の下のふくらみが気になる方におこなう手術ですが、裏ハムラ法とどちらが適しているかは患者さまがどのような仕上がりを希望しているかによって異なります。

事前に医師との詳しい相談が必要となりますが、症状によっては効果的な治療の選択肢のひとつといえます。

表ハムラ

表ハムラ法は、皮膚側から施術をおこなうクマ治療です。
皮膚を切開するため、術野が広く、より精密な施術をおこなえます。

もし目の下に余分な皮膚があれば同時に切除できるため、たるみの改善もおこなえる手術です。そのため、元から目の下の皮膚がたるんでいる方や、加齢によるたるみが気になる方に適しています。

ただし、皮膚を切開するため、傷跡が残る可能性があることや、回復までの期間が長いといったデメリットも理解のうえで施術を受けることが必要です。

手術の際は、傷跡が目立ちにくい位置を切開するなど、医師の細やかな配慮が必要となります。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、主に黒クマの改善に効果的な治療法です。目元にヒアルロン酸を注入することで肌にハリを持たせ、クマを目立ちにくくします

手術をともなわない治療法のため、ダウンタイムがほとんどなく手軽に受けられる治療として人気があります。

しかし、効果は半年から1・2年程度と一時的なものであり、定期的なメンテナンスが必要です。手軽に試せる半面、継続的な通院と費用が必要となることを考慮したうえで施術を受ける必要があります。

また、目の下のくぼみやクマの状態によってはヒアルロン酸注入が適さない場合もあります。事前に医師と十分な相談をおこない、自身の症状に適した治療法であるか確認することがポイントです。

裏ハムラ法ならBIOTOPE CLINICへご相談ください

裏ハムラ法の10年後の経過や効果、リスクについて詳しく解説してきました。

本記事でご説明してきたなかで、押さえておきたいポイントは以下です。
・術後の経過には個人差がある
・医師の技術と経験が非常に重要
・加齢による皮膚のたるみには別途対策が必要

裏ハムラ法は、半永久的な効果が期待できる反面、医師の技術が仕上がりを大きく左右する繊細な施術です。そのため、経験豊富な医師による施術を受けることが、よりよい結果につながります。

BIOTOPE CLINICでは、豊富な症例数と高い技術を持つ医師が在籍しており、患者さま一人ひとりの状態に合わせた最適な治療をご提案しています。

クマ治療でお悩みの方は、ぜひBIOTOPE CLINICにご相談ください。患者さまの悩みに寄り添い、理想的な目元を実現するお手伝いをさせていただきます。

裏ハムラ詳細はこちら

裏ハムラ法|目の下のクマ取り

監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。

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