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40代〜50代の「目の下のたるみ」原因や治療方法を解説
2024.12.23
40代から50代の皆様にとって、目元のたるみは見た目の年齢を感じさせる気になるポイントですよね。
肌の弾力が減少すると、目元の印象も変わり、結果として疲れている印象を与えてしまうことがあります。
年齢による変化に加えて、日々の生活習慣や紫外線の影響も無視できない要因です。
この記事では、40代以降に生じる目の下のたるみの原因や自宅でのセルフケアや美容クリニックで受けられる施術、クリニック選びのポイントまでを紹介しています。目の下のたるみに現在お悩みの40代50代の方、ぜひご一読ください。
40代〜50代に多い「目の下のたるみ」
40代から50代の方々にとって、「目の下のたるみ」は多くの方が感じている一般的なお悩みといえるでしょう。
この時期になると、肌の弾力性が徐々に低下し、目の下の脂肪の位置が少しずつ変化してくることが原因で、たるみが生じやすくなります。
目の下のたるみは、ただ疲れた印象を周囲に与えるだけではなく、実際の年齢よりも高く見られる要因ともなります。
目元は顔の印象を大きく左右する部分であるため、日常生活でも目の下の変化は見た目の印象に大きく影響を及ぼします。
「目の下のたるみ」で見た目年齢が変わる
「目の下のたるみ」は見た目の年齢に直接影響することがよく知られています。
たるみやしわが目立つと、どうしても年齢が上がって見える印象があります。
また、たるみによって影ができることで黒クマが目立つと、さらに疲労感を感じさせる表情になりやすくなります。しかし、目元がすっきりとしていると、顔全体が引き締まり、明るく若々しい印象を与えることができます。
目元の印象は、第一印象にも大きく関与するため、「目の下のたるみ」への配慮は、若々しさを保ちたいと願う方々にとってとても大切な要素といえるでしょう。
40代〜50代の目の下がたるむ原因
40代から50代にで目の下にたるみができるのは、皮膚や脂肪の変化が進んでいるためです。
年齢を重ねると、肌の弾力が減少し、まぶたを支える筋肉が弱まってきます。そのため、目の下にたるみが目立ちやすくなるのです。また、これまでの生活で受けた紫外線や生活習慣の影響がシワやたるみとして現れてくることもあります。
目の周りの筋肉や靭帯の緩み
眼窩脂肪の突出
この章では、40代から50代になって目の下にたるみができる原因を紹介します。
目の下の皮膚と頬のたるみ
加齢とともに肌のハリを保つコラーゲン・エラスチンといった成分が減少します。
すると、肌の弾力性が失われて目の下の皮膚にたるみが生じます。
目元の皮膚は非常に薄いので、それもたるみやすくなってしまう理由の一つです。
同時に、加齢によって頬の皮下脂肪が減り痩せていきます。すると重力に逆らえず頬が下へと垂れていくので、目の下のたるみをより一層目立ちやすくします。
目の周りの筋肉や靭帯の緩み
目の周りの筋肉や靭帯は、目元の美しい印象を保つ上で大切です。眼球を支える目の周りの筋肉や靭帯が緩むと、眼球の周りにある眼窩脂肪(がんかしぼう)が前方に押し出されて目の下に膨らみやたるみ、クマとなって現れます。
眼窩脂肪の突出
眼窩脂肪(がんかしぼう)が前方に移動してくると、目の下が膨らみ、たるみとして見えてきます。
この脂肪の量や動きは個人差が大きく、遺伝や加齢が要因になることもあります。時には、脂肪の移動で目の下に影ができ、黒クマとなることもあります。
「目の下のたるみ」を少しでも改善するためのセルフケア
特に40代や50代になると、目の下のたるみが顕著になりがちです。
目の下のたるみの大きな原因の1つに加齢が挙げられますが、セルフケアで少しでも改善ができたら嬉しいですよね。
この章では、毎日の生活の中で手軽に取り入れられるケア方法をいくつか紹介します。
生活習慣
紫外線
紫外線はお肌の敵です。
紫外線はコラーゲンを破壊し、弾力を失わせるため、目の下を守るためにはしっかりと紫外線対策を行いましょう。
日常的に日焼け止めを使用したり、日差しが強いと感じた時には帽子やサングラスを利用したりして、目元の肌を保護することが大切です。
生活習慣
健康的な生活習慣も重要です。
特に、質の良い睡眠は肌の修復をサポートし、美肌をキープする基盤になります。
同時に、栄養バランスの取れた食事も重要で、特にビタミンCやコラーゲンを多く含む食品を積極的に摂ることをおすすめします。これにより、新陳代謝が活性化され、たるみを悪化させることへの予防につながります。
目元のマッサージはあまりおすすめはしません。
目元の薄い皮膚は非常にデリケートですので、過度な力をかけるとたるみやクマを悪化させる恐れもあります。
そのため、セルフマッサージを考えている方は特に注意して行ってください。
「目の下のたるみ」は美容クリニックでの治療もおすすめ
目の下のたるみへのアプローチは、美容クリニックで施術を受けることで叶います。
美容クリニックでは、初めに患者様との丁寧なカウンセリングを通じて、目の下のたるみや骨格の状態、そしてそれに関連する患者様のご要望をしっかりと把握します。医師による診察のもと、患者様ごとのニーズに合った施術プランを提案します。
目の下のたるみの治療には様々な方法があります。
たとえば、たるみの原因となる眼窩脂肪を除去したり、眼窩脂肪の位置を調整する施術や、凹みを目立たなくするための施術など、多岐にわたる選択肢があります。それぞれの患者様の目元の状態を総合的に考慮した上で、様々な施術を組み合わせて行われることもあります。
美容クリニックでの施術は、目の下のたるみ改善を目指す方にとって、専門の医師のアドバイスを得られる貴重な機会となります。もし目の下のたるみを改善したいと思われたら、まずは美容クリニックでの相談を受けることがおすすめです。
「目の下のたるみ」の治療一覧
美容クリニックでは「目の下のたるみ」の施術として、眼窩脂肪にアプローチする表ハムラ法や裏ハムラ法、経結膜脱脂法のほか、目の下のへこみやくぼみにアプローチする脂肪注入やヒアルロン酸といった施術があります。
この章では、目の下のたるみを改善するための治療内容と、各治療におすすめな人を紹介します。
裏ハムラ法
経結膜脱脂法
脂肪注入
ヒアルロン酸注入
表ハムラ法
表ハムラ法は、皮膚を切開(切除)し、眼窩脂肪を凹んでいる部分に移動させ、目の下の膨らみやクマを改善する手術です。目の下の余剰な皮膚や筋肉の切除を行うのでより目元がすっきりとした印象になります。
表ハムラ法は、特に年齢を重ねた方で皮膚の弛みが顕著な場合に適しています。また、目の下にクマがある方、目の下が膨らんでいる方、または年齢相応以上に老けた印象を持たれている方にもおすすめです。
裏ハムラ法
裏ハムラ法は、皮膚を切開せずまぶたの裏の結膜を切り、眼窩脂肪を切り離さずに下方に移動させ、目の下の膨らみやクマを改善する方法です。結膜側を切開するため、皮膚表面に傷跡が残らず、自然な仕上がりが期待できます。この方法は、特に30代から60代の方に適しており、皮膚を切開せずに目の下のたるみを改善したい方におすすめです。また、一時的な施術ではなく、長期にわたる効果を期待される方にも適しています。
経結膜脱脂法
経結膜脱脂法は、眼窩脂肪を除去することで目の下のたるみを改善します。この手術は、皮膚表面に傷跡を残さないため、より自然で目立ちにくい仕上がりが可能です。特に目の下の膨らみがあり、軽度のたるみを感じている方に適しています。また、施術後の腫れや内出血が比較的少なく、日常生活への影響が少ないため、忙しい方にもおすすめです。
脂肪注入
脂肪注入は、ご自身の太ももなどから吸引した脂肪を目の下のへこみやくぼみに注入し、ふっくらとボリュームを与える治療です。
この方法は安全性が高く、生着した脂肪は長期的な効果が期待できます。施術には「コンデンスリッチファット(CRF)」という技術を用いるため、しこりや感染のリスクが低減されます。
また、皮膚が薄い目の下の部位には、CRFをさらに精製した「マイクロCRF」を使うことで、より自然でなじみやすい仕上がりが期待できます。
脂肪注入は、特に目の下のくぼみやクマが気になる方、または異物を体内に入れることに抵抗がある方におすすめです。ヒアルロン酸注入に比べて効果が長持ちするため、持続期間や治療効果を求められる方にも適しています。治療は基本的に1回で完了し、何度も繰り返す必要がないため、忙しい方にもおすすめです。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、目の下の凹みに対してヒアルロン酸を注入し一時的な改善を提供する簡便な方法です。この施術は効果の持続時間が短く、定期的なメンテナンスが必要となるため、短期間での変化を希望される方におすすめです。また、既に行った他の治療に対して追加で行うことで、より満足度の高い仕上がりを目指す方にも適しています。
「目の下のたるみ」治療を受ける際の注意点
目の下のたるみ治療を受ける際には、どのような注意が必要でしょうか?
まず、施術後にどういった変化が起こるか、副作用やダウンタイムを理解しておくことが大切です。
施術後の腫れや内出血が一般的にどの程度起きるのか、期間はどの程度続くのかを医師から予め詳細に説明してもらうようにしましょう。
治療法によってはスケジュール調整が必要になる場合も考えられます。そのため施術後の変化を予め知っておくと、治療後の日常生活や仕事のスケジュールなどが計画しやすくなるでしょう。
さらに治療を行うにあたっては、信頼できるクリニックや経験豊富な医師と相談することが不可欠です。
疑問や不安をしっかりと解消した上で、心置きなく治療を進めるために、質問はしっかりと行いましょう。医師とのコミュニケーションがスムーズであることや、自分が理想とする仕上がりになるかどうかをしっかり確認できるかどうかも、安心して施術を受けるポイントです。
「目の下のたるみ」の治療はクリニック選びが大切
40代から50代の方にとって、目の下のたるみ治療は若々しさを取り戻すための大きな決断なので、失敗したくないですよね。
クリニック選びを間違えると、カウンセリングが不十分で理想の仕上がりにならなかった、医師の技術不足で目の下のたるみが取り切れずまだ気になる、など後悔する可能性もあります。
この章では、「目の下のたるみ」を治療するために後悔しないクリニック選びのポイントを紹介します。
医師とのカウンセリングがある
クリニックの口コミが適切か
医師の知識や豊富な経験があるか
医師とカウンセリングをした際や、HP、SNSなどからも、その医師の知識や症例数などで経験豊富なのかが詳しく伺えます。
年齢を重ねることで生じる目の下のたるみについてのアドバイスが的確で、症例写真なども見せてもらえれば施術経験が豊富であるかどうかが確認でき、患者様の安心につながるでしょう。
医師とのカウンセリングがある
施術に入る前のカウンセリングの時間は、治療を受ける前の大事なポイントです。
患者様の悩みや希望、料金などの様々な面での要望を医師がしっかり聞いてくみ取ってくれるかも大事となります。
施術内容の提案はお悩みに沿ったものであるか、治療前の説明は丁寧で分かりやすいか、治療後の仕上がりが自分の理想とあっているか、患者様とのコミュニケーションが親しみやすいかどうかも重要です。
治療後にも何かあったらすぐに相談できるような信頼関係が築けるクリニックを選びましょう。
クリニックの口コミが適切か
インターネットや専門誌での口コミも情報源として活用できます。
ただし、これらの情報には異なる意見が含まれることが多いため、複数の意見を参考にして客観的に判断することが望ましいです。口コミの内容が偏りすぎていないか、信頼できる情報かどうかを慎重に見極めることが大切です。
選んだクリニックに対し、安心感と信頼感を持てるかどうかが最終的な決定の鍵となります。この二つの感情が揃ったときに初めて、治療をスタートする準備が整ったと言えるでしょう。特に50代の方々にとって、安心してリラクゼーションできる環境を提供してくれるクリニックで治療を受けることが、満足のいく結果を得るためのポイントです。
40代〜50代で「目の下のたるみ」にお悩みならBIOTOPE CLINICへご相談ください
40代から50代の方々にとって、「目の下のたるみ」は自信を失わせる悩みの一つかもしれません。しかし、適切な美容施術を選ぶことで改善の道が開けます。BIOTOPE CLINICでは、お一人お一人の悩みに寄り添い、知識や経験豊富な医師がカウンセリングから施術まで丁寧にサポートいたします。
気になる目の下のたるみは、加齢や生活習慣に起因することが多いものです。たるみがあると、見た目に年齢を感じさせたり、疲れた印象を与えることがありますが、患者様のご希望を考慮し、ぴったりの施術方法を提案します。眼窩脂肪や皮膚のたるみの調整、目の下のくぼみの改善施術など、目の下の状態に合わせた豊富な施術をご用意しています。
目元がすっきりすることで、自信を取り戻し、日々の生活がより充実したものになるでしょう。理想の目元へと一歩を踏み出してみたいと感じられましたら、まずはBIOTOPE CLINICへお気軽にご相談ください。
裏ハムラ・脱脂詳細はこちら
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苅部 淳Karibe Jun理事長
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- 略 歴
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順天堂大学医学部卒業東京大学附属病院形成外科 入局埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教福島県立医大付属病院 形成外科寿泉堂総合病院 形成外科山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長東京大学附属病院 精神科
- 専 門
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日本形成外科学会形成外科専門医日本抗加齢学会専門医日本医師会認定産業医
- 専門分野
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形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。
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