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肌質改善するための治療は皮膚科?美容皮膚科?肌のお悩み別治療法も紹介

2024.12.18

・肌の調子が悪くて化粧ノリがイマイチ
・肌をキレイにするには何科に行ったらいい?
・皮膚科と美容皮膚科の違いは?

このような肌の悩みや疑問を抱えている方は多いでしょう。

この記事では、皮膚科や美容皮膚科で受けられる肌質改善の治療や、肌の悩みに合わせた治療法を紹介しています。

お肌に悩みがある方は、ぜひ読んでみてください。

肌質改善とは

肌質改善は、自分の肌状態を正しく把握し、その肌質に合ったスキンケアや治療をする行為です。赤ちゃんのような完璧な肌を目指すのではなく、個々の肌の力を最大限に引き出して健康で美しい肌を目指します。

肌の悩みには、ニキビやシミ、シワなどさまざまなものがありますが、これらを改善すれば肌質を向上できます。これらの肌質改善には医療機関での施術が効果的です。ヒアルロン酸注射やフォトフェイシャル、肌再生治療などは、肌の内側に働きかけて長期間の効果を見込めるため人気があります。

肌のお悩み一覧

肌質改善をしたいと意識するようになる肌の悩みには下記のようなものがあります。加齢や紫外線の影響などにより、どのような方にも生じる可能性があります。

シミ

シミは加齢や紫外線の影響で生じる色素沈着で、代表的なシミは、老人性色素斑と肝斑です。シミの主な原因は紫外線で、紫外線を浴びると肌の基底層にあるメラノサイトがメラニンを生成し、これが蓄積することでシミが生じます。通常メラニンは肌のターンオーバーによって排出されますが、ターンオーバーのサイクルが乱れるとメラニンが肌に残りシミになるのです。

また、女性ホルモンのバランスが変動する妊娠中や出産後、更年期などにもメラニン生成が増え、シミが増えることがあります。

くすみ

くすみ肌は、顔全体が明るさを失って暗くくすんで見える状態です。透明感やツヤがなくなると不健康で疲れた印象を与えるようになり、特に夕方になると顔が暗く見える場合があります。
くすみ肌の主な原因は、肌のターンオーバーの遅れです。加齢や生活習慣の乱れ(睡眠不足や栄養不足)、誤ったスキンケアなどが原因でターンオーバーが遅れると、古い角質が肌にとどまり、くすみの原因となります

肝斑

肝斑は頬を中心に左右対称に現れるシミの一種で、30〜40代以降の女性に多く見られます。女性ホルモンの影響が主な原因と考えられており、特に妊娠やホルモンバランスの変化が関与しています。

肝斑と疑われるシミが見られた場合、自己判断で市販薬を使用するといった間違ったケアをおこなうとかえって悪化するリスクがあります。

ニキビ

ニキビは皮脂分泌によって毛穴が詰まり、「面皰(白ニキビ)」ができ、続いてアクネ菌が増殖して炎症を引き起こすと、赤い「赤ニキビ」や膿がたまった「黄ニキビ」に進行します。炎症が強くなると、治った後にケロイド状の盛り上がりや凹んだ跡が残ることもあります。

ニキビは思春期に多く見られる一方で、大人になってからも「思春期後ざ瘡(ししゅんきござそう)」として発生する場合があり、ストレスや睡眠不足、生活の不規則さ、乾燥が悪化の要因です。

肌のザラつき

肌のざらつきは乾燥により古い角質が肌表面に蓄積されて厚くなり、ざらつきを起こした状態です。肌は乾燥すると角質を厚くして、外部刺激から守ろうと働きます。

ざらついた肌は肌触りが悪く、化粧ノリもよくありません。

シワ

シワは、皮膚の表面にできる溝や線を指します。加齢や紫外線、乾燥、喫煙などが主な原因です。これらの要因が、肌のハリ・弾力と関係のあるコラーゲンやエラスチンを減少させ、シワができやすくなります。

シワは深さによって「表皮のシワ」と「真皮のシワ」に分けられます。表皮のシワは乾燥によるもので浅く細かいシワです。真皮のシワは、加齢や紫外線によってコラーゲンやエラスチンが減少して肌の弾力が失われて生じる深いシワです。目尻や額に多く見られます。

ほうれい線

「ほうれい線」とは、鼻の両脇から口角にかけて現れる溝です。これはシワとは異なり、頬と口元の境界線である「鼻唇溝(びしんこう)」で、肌に潤いやハリがあるときには目立ちません。

ほうれい線が目立つ原因は大きく5つに分けられます。

・頬のたるみ
・肌の乾燥
・表情筋の衰え
・過剰なスキンケア
・生活習慣の乱れ

ほうれい線が目立つと、老けた印象を与えるようになります。

毛穴の黒ずみ・開き

毛穴の黒ずみは、角栓が酸化することで黒っぽく見える現象です。角栓は、皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴を塞ぐもので、酸化が進むと目立つ黒ずみとなります。またニキビなどの炎症が繰り返されると、肌が自己防衛のために生成するメラニンが色素沈着を引き起こし、毛穴が灰色がかった色合いになる場合もあります。

毛穴が開いて目立ってしまう原因はいろいろあります。
・過剰に分泌された皮脂が毛穴の中に滞留し、角栓となって詰まり目立つ
・加齢によって肌のたるみが進行すると、毛穴が縦に伸びて大きく開いてしまう
・肌のターンオーバーが乱れて古い角質が蓄積して毛穴が深くなり、開きがさらに目立つ

加齢による毛穴の開きは、頬やほうれい線の周辺で目立ちます。

皮膚科での肌治療一覧

肌の悩みが出たときに、皮膚科でできる肌治療を紹介します。
皮膚科ではおもに保険診療であるため、内服薬や外用薬を使った治療がメインです。

ニキビ治療

アダパレン、過酸化ベンゾイルの外用薬:毛穴の詰まりを解消して肌を滑らかに

抗菌薬の内服薬・外用薬:炎症を起こしているニキビに効果を発揮

面皰圧出:専門の器具を用いて毛穴の皮脂や角質を物理的に除去

乾燥肌・敏感肌治療

白色ワセリンの外用薬:皮膚を保護効果し乾燥肌の保湿を維持

ヒルドイドローション:肌の水分保持能力を高めて乾燥肌を改善

ステロイド外用薬:炎症を抑え、肌荒れを落ち着かせる

抗ヒスタミン剤の内服薬・外用薬:アレルギー反応によるかゆみや赤みを和らげる

アトピー性皮膚炎の治療

保湿ローションやクリーム:肌を保湿してキメを整え、バリア機能を向上させる
ステロイド外用薬:皮膚の炎症を抑える

赤みやシミの治療

レーザー治療:毛細血管が広がった赤みや真皮の細胞によるシミに対して保険適用のレーザー治療

皮膚の疾患は皮膚科

皮膚科では保険適用の治療が行われます。適用される皮膚疾患は下記のようなものがあります。

・アトピー性皮膚炎
・ニキビ
・湿疹
・かぶれ
・水虫
・いぼ
・ヘルペス
・帯状疱疹
・脱毛症
・やけど
・日焼け
・すり傷や切り傷

医療機関によって得意分野が異なるため、受診する前に確認しましょう。

美容皮膚科での肌治療一覧

美容皮膚科では疾患治療だけでなく、美しい肌を目指したさまざまな治療が受けられます。美容皮膚科で施術を受けられる肌治療を紹介します。保険は適用されず、自由診療となる場合がほとんどです。

ポテンツァ: 高周波を使用して毛穴の開きやニキビ跡、肝斑などを改善

ダーマペン: 超極細針で肌に微小な穴を開け、肌の再生を促進
ニキビやニキビ跡の治療に人気

フラクショナルレーザー: 高密度のレーザーを照射し、表皮内に微小な空洞を作ってコラーゲンの増生を促進

ケミカルピーリング: 専用薬剤で古い角質を除去し、肌のターンオーバーを整える
ニキビや毛穴の開きの改善に効果

エレクトロポレーション: 電気の力で美容成分を皮膚の深層に浸透させる
毛穴の開きや小ジワに効果的な薬剤が使える

などがあり、昨今では韓国のトレンドの治療法や新しい治療を導入するクリニックも増えてきています。
美容皮膚科の治療を受けると、より深い層の肌ケアが可能となり、スキンケアだけでは達成できない美肌を目指せます。

美容に関する肌の悩みや肌質改善は美容皮膚科へ

美容皮膚科は肌質改善に向けた治療が豊富にあります。専用の医療機器や施術技術による治療では、より深い層の肌ケアが可能となり、スキンケアだけでは達成できない美肌を目指せます。さらに効果を早く実感できるのも魅力です。

美容皮膚科で受けられる肌治療は下記のものがあります。

・ニキビ治療
・毛穴改善
・たるみ改善
・シミ治療
・肌再生治療
・アンチエイジング

美容皮膚科は「病院」としての機能と、「美容目的」の治療を両立させているため、即効性のある改善が期待できるのが大きなメリットです。予期しない肌トラブルにも迅速に対応できます。

肌質改善におすすめの美容医療

日頃のスキンケアだけでは達成できないような肌質改善ができるクリニックで受けられるおすすめの美容医療。
その治療法は多くあり、お悩み別におすすめの治療法を一覧にまとめました。

肌の潤い・ハリ不足に悩む人向けの治療

・導入治療(イオン導入、エレクトロポレーションなど)
・レーザー治療(フラクショナルレーザー、レーザートーニングなど)
・美肌治療(水光注射)
・外用治療(ケミカルピーリング)
・肌質改善を目的としたヒアルロン酸注入治療

毛穴に悩む人向け治療

・外用治療(ケミカルピーリングなど)
・導入治療(イオン導入など)
・IPL治療(フォトフェイシャルなどの光治療)
・レーザー治療(フラクショナルレーザー、レーザートーニングなど)

肌のくすみに悩む人向けの治療

・IPL治療(フォトフェイシャルなどの光治療)
・導入治療(イオン導入、エレクトロポレーションなど)
・ビタミンAやCの配合スキンケア化粧品
・内服治療(ビタミンCサプリメント)

肌質改善の治療を受ける際の注意点

高い効果が期待される美容皮膚科での肌質改善治療。ここでは治療を受けるときの注意点について説明します。

費用や見積もりを確認する

ホームページで表示されていた費用にオプションがついたり、違う方法を勧められたりしてかなり高額になるケースがあります。知識がないと勧められたまま契約してしまう事態にもなりかねません。

対策としては、複数のクリニックで話を聞いて比較してみるのがよいでしょう。

治療法など前もって確認しておく

クリニックを受診したときに、医師からきちんと治療法の選択肢、メリット・デメリットなどを確認して治療法を決定しましょう。

診察ではご自身の希望を伝えて共有してもらうことが大事です。そして医師からは十分な情報提供をしてもらい、納得のいく施術を受けられるようにしてください。この過程をおろそかにするような医師では安心してまかせられないでしょう。

ダウンタイムや副作用を確認しておく

ダウンタイムは施術から回復するまでの期間です。体への負担が大きい施術はダウンタイムも長くなる傾向にあります。顔は特に目立つので、日常生活や仕事に影響がないようなスケジューリングが必要です。

施術日の持ち物を確認しておく

顔の施術では、クリニックで日焼け止めやメイクを落とします。アレルギーがある場合は、基礎化粧品やメイク道具を持参してください。施術内容によってはメイクができないときがあります。

紫外線は肌に悪影響をおよぼすので、ほとんどの施術後は日焼け対策をします。日焼け止め、日傘、帽子などの日除けグッズも必要です。

施術の予約を入れたときに確認をしておきましょう。

まとめ

肌の悩みは人それぞれです。しかしその人なりの美肌を求めて肌質改善をおこなうには、美容皮膚科での施術を受けるのがおすすめです。高い効果が期待できる上、すぐに効果を実感できるものもあります。

施術を受けるときは、カウンセリングで十分に納得した上で契約してください。特に費用や治療法は知識がないと勧められるままになってしまい、後悔するかもしれません。

詳細はこちら

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水光注射

フォトフェイシャルM22

サリチル酸ピーリング

ヒアルロン酸

監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。

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