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韓国整形後の抜糸は日本でできる?料金やリスクなど解説

2025.01.23


「韓国で手術後、日本で抜糸はできるの?」
「日本で抜糸するとなにかリスクがあるのかな?」

韓国で美容整形の手術を受けた後、抜糸は日本で対応してもらえるのか、費用はどれくらいかかるのかなど、さまざまな不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

韓国をふくめ海外で手術を受けた場合、手術から抜糸までの長期滞在は仕事や家庭の都合で難しいため、日本での抜糸を検討される方が増えています。

本記事では、韓国での美容整形後、日本での抜糸する場合のメリットやデメリット、料金、リスクなどを詳しく解説しています。

日本で抜糸する際の不安解消につながりますので、ぜひ最後までお読みください。

韓国整形後の抜糸は日本でできる?

韓国で美容整形を受けた場合でも、日本国内のクリニックで抜糸は可能です。
ただし、すべてのクリニックで予約ができるわけではありませんので、事前に対応してもらえるか、患者さま自身でクリニックへ確認が必要です。

また、医師やクリニックによって得意とする手術が異なるため、ホームページで確認したり電話で問い合わせたりするとよいでしょう。
たとえば、韓国の美容整形に詳しい医師が在籍していたり、他院でおこなった整形に対して、抜糸を取り扱った経験の多い医師が在籍していたりするクリニックを探すと安心です。

以下では、日本で抜糸する際のメリットとデメリットを解説していますので、見ていきましょう。

日本で抜糸するメリット

日本で抜糸をおこなうメリットを、以下でふたつ紹介します。

日本語でコミュニケーションがとれる
渡韓費・滞在費を抑えられる

ひとつずつ見ていきます。

日本語でコミュニケーションがとれる

日本語で意思疎通をはかれるのは、美容整形において大きなメリットです。

韓国のクリニックで手術を受ける際、どれだけ日本語対応してもらえても、お互いが母国語でない以上、理解を深めるのは難しい場合があります。
お互いに得意とする言語が異なる場合、細かな要望を理解し合うことが重要である美容整形において、ときに大きな相違がうまれる恐れがあるでしょう。

そのため、お互いに母国語でのコミュニケーションがとれることは、日本での抜糸において非常に大きなメリットといえます。

渡韓費・滞在費を抑えられる

手術のみを韓国でおこなう場合、長期滞在の必要がないため滞在費を抑えられるでしょう。

韓国で美容整形から抜糸までおこなう場合、長期滞在または一時帰国後、再度渡韓の必要があるため、費用が高額になる場合があります。

韓国で受けた美容整形に対して日本で抜糸する場合、手術したクリニックで抜糸するよりも抜糸費用が高額です。

しかし、韓国で抜糸を受けるには長期滞在の費用や、または再渡韓費などがかかるため、より高い費用がかかる恐れがあります。

日本での抜糸が可能であれば、渡韓期間も長期に渡らず、何度も渡韓する必要がないため経済的にも安心でしょう。

日本で抜糸するデメリット

日本で抜糸をおこなうデメリットを、以下でふたつ紹介します。

手術をおこなったクリニックとの情報共有が難しい
韓国でおこなった美容整形の抜糸はどこでも対応しているわけではない

ひとつずつ見ていきます。

手術をおこなったクリニックとの情報共有が難しい

手術を受けた際の情報を入手することが、難しい場合もあります。

国内の別クリニックで受けた手術であれば、患者さま自身で問い合わせし紹介状をもらってきたり、情報の提供を受けたりもできるでしょう。
しかし、韓国の医療機関では言語の壁もあるため、すぐに対応が難しい場合や、仮に情報提供を受けられたとしても時間がかかる可能性もあります。
また、日本とは暦も異なるため、問い合わせした際に韓国のクリニックが休診で連絡が取れないといったことが起こる場合もあるでしょう。

韓国で整形を受けると決めた時点で、抜糸をどこでおこなうか決めておくのがおすすめです。

韓国のクリニックで診療情報提供書や紹介状の作成を依頼しておくと、抜糸を日本で予約する際もスムーズに話が進むでしょう

韓国でおこなった美容整形の抜糸は対応していないクリニックもある

韓国の美容整形に対応できる医師が限られているため、抜糸をする美容外科選びに時間がかかる場合があります。

事前にホームページなどで、対応してもらえるか確認が必要です。
また、対応してもらえたとしても紹介状が必須の場合や、紹介状がない場合は患者さまご自身で手術内容を確認しなければ対応してもらえないクリニックもあります。

韓国で整形後、日本で抜糸すると決めているのであれば、事前に抜糸を希望するクリニックに受け入れてもらえるか電話などで確認のうえで渡韓するのが安心です。

他院抜糸とは

他院抜糸とは、国内外問わず美容整形の手術を受けた美容外科以外で、抜糸をおこなうことを意味します。

おこなった整形手術の内容により、抜糸の難易度や方法が変わってきます。

他院抜糸を円滑におこなうためには、手術をおこなったクリニックからの詳細な情報提供が不可欠です。具体的には、手術した部位、手術内容、注意事項などの情報が必要となります。
とくに韓国での手術の場合、言語の違いや医療システムの違いにより、情報の共有が困難になることがあります。

詳しい手術内容の記録があればより安全な抜糸が可能になるため、患者さま自身で手術を受けたクリニックに手術情報がほしいことを伝えるとよいでしょう。

埋没法の場合の抜糸

二重埋没法を受けた場合の抜糸について、以下3つにまとめました。

抜糸をしたいほど仕上がりが気に入らない
抜糸しないと目がゴロゴロし違和感が残る
目に埋まったままの糸が気になる

二重手術埋没法は、基本的には抜糸が不要とされています。
しかし、仕上がりへの不満や違和感が強い場合には、抜糸をお考えになる方もいらっしゃいます。
抜糸をする人の理由を以下でひとつずつ解説していますので、見ていきましょう。

抜糸をしたいほど仕上がりが気に入らない

理想とする二重の幅と実際の仕上がりが異なる場合や、左右非対称が気になる場合には、抜糸を検討することもあるでしょう。
元に戻したい場合は、抜糸するのがはやい手段であるためです。

埋没法の手術直後は腫れがあるため、本来の仕上がりがわかりにくい状態です。そのため1か月程度のダウンタイム後に抜糸することが推奨されています。

再手術を前提とした抜糸の場合は、手術方法やダウンタイムについて、より詳しい説明を受けることをおすすめします。
慎重に判断することが重要なため、医師と十分に相談のもと抜糸をおこないましょう。

抜糸しないと目がゴロゴロし違和感が残る

埋没法の手術直後は、糸による違和感を覚えることが多々あるでしょう。

違和感の原因として、医師の技術や糸の処理方法があげられます。
しかし、多くの場合は長期にわたって違和感が続くことはなく、一般的には1~2週間程度で自然に改善されます。

場合によっては長期に渡って違和感が残ることもあるため、まずは経過観察をおこない、1~2週間以上経っても違和感が改善されない場合は、医師にご相談ください。

自身の症状をしっかり伝え、医師の指示に従いましょう。

目に埋まったままの糸が気になる

体内に糸が埋め込まれている状態が気になる場合は、抜糸する方がいらっしゃいます。

埋没法で使用される糸は医療用であるため、基本的には抜糸は不要です。しかし、糸が埋め込まれていることで心理的に不安な場合や、見た目で気になる部分がある場合は、抜糸も可能です。

基本的に糸は見えませんが、稀にまぶたがボコボコしている場合もあります。
埋没法の施術を受けてから長い期間が経つと、糸を見つけにくく抜糸もより困難になります。もし、この先抜糸をする可能性のある方は、早めに医師に相談しましょう。

他院抜糸の料金の相場

他院抜糸の料金は、施術部位や範囲によって大きく異なります。
たとえば、二重切開術や輪郭整形、脂肪吸引、鼻の形成術などさまざまです。

一般的な相場は10,000円~から90,000円程度で、別途初診料や再診料が必要です。

手術したクリニックと同一のクリニックで抜糸を受けるより、多くの場合は施術料金が高めに設定されています。
なぜなら、他院抜糸は手術時のカルテがないため、糸の位置など詳細な情報がわからず、手術にリスクが伴うためです。

また、仮に問題が起こった場合、手術したクリニックと抜糸したクリニックでどちらに問題があったかなど、揉め事が起こる恐れもあります。

抜糸後のケアとして追加費用が発生する場合もありますので、アフターフォローもふくめ、いくらで他院抜糸を受けられるのか事前に確認しましょう。

他院抜糸するリスク

他院での抜糸には、いくつかの重要なリスクが伴います。
ここでは、以下3つにわけて解説していきます。

糸の残り
創部の離解
感染症

手術をおこなった美容外科・医師での抜糸がもっとも安全ですが、事情があり他院での抜糸を選択することもあるでしょう。
その場合、患者様自身で他院抜糸のリスクを十分に理解していることが重要です。
とくに韓国での手術の場合、日本の医師にとって馴染みのない手術方法である可能性もあるため、より慎重な対応が必要です。

ひとつずつ解説していきますので、見ていきましょう。

糸の残り

美容整形において、抜糸をするのは難しい施術であり残ってしまう場合があります。

使用される糸は基本的に見えにくくしているため、その糸を探し出し適切に除去するには、高い技術が必要です。

非常に繊細な作業であるがゆえに、手術時の情報が不足していると、糸を探すこと自体が難しい場合もあります。
とくに韓国で受けた手術の場合、日本人の医師とは手術方法やクセが異なり、馴染みのない状態であることも少なくありません。

リスクを最小限に抑えるためにも、手術時の詳細情報を可能な限り取得することが重要です。

創部の離解

抜糸の際に、手術時の縫合線に沿って傷口が開いてしまうリスクがあります。

医師の手技や、組織の状態によって引き起こされる恐れがあるため、患者さま自身で注意することは困難です。

傷口が開いた状態では感染のリスクも高まるため、合併症が起こる恐れもあります。その場合は別途治療が必要になりますので、傷口が開いてしまった場合はすみやかに医師に相談しましょう。

感染症

抜糸時の処置により、感染症を引き起こす恐れがあります。
傷口に細菌が入り込むリスクがあるためです。

感染の兆候として、傷口の赤み、腫れ、痛み、熱感などの症状が現れます。

また、傷口から黄色い浸出液が出ている場合は、内部で膿が溜まっている恐れもありますので、医師に相談しましょう。状況によっては抗生物質の内服が必要となることもあります。

感染症の予防には、清潔な環境での処置と適切な術後ケアが重要であるため、手術部位を清潔に保ち、医師から指示された処置があれば指示通りにおこなうことが重要です。

まとめ

韓国での美容整形後の抜糸は、日本国内でも可能です。
しかし、手術をおこなったクリニックと同一クリニックで抜糸を受けない場合、それに伴うリスクも発生します。
できれば、手術を受けたクリニックと同一のクリニックで抜糸を受けるのが安全な選択といえます。しかし、韓国で手術を受けた場合、仕事や家庭の都合で難しい場合もあるでしょう。

そのため、韓国で整形後、日本で抜糸する際は以下のポイントをおさえておきましょう。
手術を受けた韓国のクリニックで手術情報を取得する
他院抜糸には同じクリニックでの抜糸よりもリスクが伴う
すべてのクリニックが他院抜糸に対応できるわけではない

美容整形は手術だけでなく、術後のケアも重要です。
安全で満足のいく結果を得るためにも、豊富な知識と経験を持つ医師のもと、整形や抜糸をおこないましょう。

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監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。

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