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頬のたるみの改善方法!たるみの原因や治療一覧

2025.04.13


「年齢を重ねてから頬のたるみが気になる…」
「頬のたるみがひどく、実年齢より老けて見られてしまう…」
「頬のたるみの原因と改善する方法が知りたい…」
そのような肌悩みをお持ちの方は、たくさんいると思います。
頬のたるみを改善するには、いくつかの方法がありますが、できるだけ早めに対処しておくことが必要です。

こちらの記事では、頬のたるみの原因や種類、具体的な改善方法、治療方法まで詳しく解説していきます!


頬のたるみとは

「頬のたるみ」とは、そもそもどういう状態のことなのでしょうか。
頬のたるみは、紫外線によるダメージや、年齢を重ねることで生じるコラーゲンの減少・変質によって、皮膚の弾力が失われることで起こります。
また、重力によって頬が下がりやすくなったり、血液やリンパの流れが滞ってしまったり、脂肪がついたりすることで、頬のたるみが出きてしまうのです。

頬のたるみによって、目が小さく見える、目元が暗く見える、口角が下がって見えるなどの影響があるので、実際の年齢よりも老けてみられる場合が多いです。
少しでも頬のたるみの進行を緩やかにするためには、しっかりと原因を知った上で、予防や治療、セルフケアを行っていく必要があります。


頬のたるみの原因

頬のたるみの原因は、大きく3つあります。

1つ目の原因は、「肌のハリや弾力の低下」です。

皮膚は、上側から表皮・真皮・皮下組織の順で構成されています。
真ん中にある真皮の中にあるコラーゲンやエラスチンの量と構造によって、肌のハリや弾力が保たれているのです。

先ほども少しお伝えしたとおり、年齢を重ねていくとコラーゲンやエラスチンの量は減少し、紫外線や乾燥によってダメージを受けることが分かっています。
その結果、皮膚が表皮の重さに耐えられなくなってしまい、頬のたるみが生じるのです。

また、紫外線は皮膚の内部で活性酸素を生み出して、コラーゲンの繊維を硬くしてしまいます。
コラーゲンの繊維が硬くなると、弾力やしなやかさが衰えてしまうので、これも頬のたるみに繋がっているのです。

2つ目の原因は、「脂肪の増加とむくみ」です。

お腹や二の腕などと同じように、ほとんどが脂肪が多いところからたるみが始まっていきます。
そのため、体重が増加し顔の脂肪も増えてしまうと、その重みによって頬のたるみを引き起こしてしまう可能性があります。
特に短期集中のダイエットには要注意です!
急激に体重が減ることで、皮膚の新陳代謝が追いつかずに皮膚が余ってしまうので、それがたるみに繋がってしまいます。

また、年齢を重ねたりストレスが増えたりすることで、頬に老廃物がたまることも原因のひとつです。
血流やリンパの流れが滞ることで頬のむくみが発生し、たるみの進行に繋がります。

3つ目の原因は、「表情筋の衰えと表情のクセ」です。

年齢を重ねていくと、身体の筋力が衰えていきますよね。
それと同じように、表情筋(顔の筋肉)も少しずつ衰えていきます。
その結果、頬を同じ位置に保つことができなくなるので、頬のたるみを生み出すのです。

しかも、筋肉は使わない部分が弱くなってしまいますので、使うことが少ない表情筋は衰えるスピードが早いです。
無表情でいる時間が長いと、筋肉は凝り固まってしまいます。
つまり、意識して表情筋を使用しなければハリが失われて、どんどん筋力が衰えていくということです。

特に、口角の脇にある頬筋(きょうきん)や、こめかみから唇に繋がる大頬骨筋(だいきょうこつきん)は、頬のたるみに大きな影響を与えます。
これらが衰えると、頬のたるみが目立つようになるだけでなく、不機嫌な印象を与えたり、表情が乏しく見えてしまいます。

また、表情のクセも表情筋へ影響を与えています。
例えば、下唇を下げるような表情のクセがある場合、唇に連動して頬の筋肉が下に引っ張られてしまい、頬のたるみが生じます。

他にも、生活習慣の乱れや、姿勢の悪さ、噛み癖、骨密度の低下も頬のたるみの原因です。


頬のたるみの種類

頬のたるみには、大きく分けて3つの種類があります。
自分の頬のたるみがどれに当てはまるかを知っておくことで、どのように対策していけば良いかが分かるはずです。

1つ目は、「ほうれい線」です。

ほうれい線とは、筋肉や皮膚が老化すると、垂れ下がってできる溝の鼻の脇から口角に向かってできる2本の線のことです。
ほうれい線はシワというイメージがあるかもしれませんが、実は頬のたるみの1種になります。
年齢を重ねると頬の筋肉が衰え、皮膚や脂肪を支えきれなくなることで発生します。

2つ目は、「ゴルゴ線」です。

ゴルゴ線とは、目頭の下あたりから頬へ斜めに伸びる線のことです。
表情筋が衰えることでたるみが発生し、少しずつ目立ってしまいます。
デスクワークやスマホの使いすぎなどで、目の周りの筋肉を使いすぎている方も、筋力が低下することでたるみが起きやすくなるので要注意です。

3つ目は、「ブルドックタイプ」です。

ブルドックタイプとは、犬のブルドックのように頬が垂れ下がってしまうことです。
こちらも筋肉や皮膚が老化することが原因で、見た目に大きな影響を与えます。
顔全体の印象がぼんやりしたり、実年齢よりも老けた印象を与えたりします。


頬のたるみの改善方法

頬のたるみを改善させるためには、4つのポイントがあります。

1つ目の改善方法は、「肌の老化と乾燥を防ぐこと」です。
頬のたるみの原因である肌の老化と乾燥を防ぐために、まずは紫外線予防を徹底しましょう。
季節や天候に関係なく、常に日焼け止めを塗って保護することが大切です。

また、肌の水分が少なくなると、コラーゲンやエラスチンが減少したり変性したりしてしまいます。
ですので、日頃から肌の保湿を心がけ、肌の水分を逃さないようにしましょう。

2つ目の改善方法は、「姿勢を良くすること」です。
姿勢を良くすることも、頬のたるみの改善に繋がります。
スマートフォンを見る際に、うつむいた姿勢や猫背になっている場合は、すぐに直すようにしてくださいね。
また、長時間のデスクワークの際も前のめりになったり、首が前に出る姿勢になりがちですので、注意が必要です。

日頃から背筋を伸ばし目線を上げて、正しい姿勢ができるようにしましょう。

3つ目の改善方法は、「脂肪の増加を防ぐこと」です。
身体の皮下脂肪が増加すると、顔にも脂肪がついてしまい、それが頬のたるみに繋がってしまいます。
日頃の生活習慣を見直して、よく食べ、よく眠り、よく運動する日々を心がけていきましょう。

しかし、いくら脂肪の増加を防ぐとはいっても、無理なダイエットは禁物です。
急激なダイエットをすると代謝が悪くなり、余計にたるみが目立ってしまう場合があるので、無理のない範囲で続けられるダイエットをしましょう。

4つ目の改善方法は、「表情筋を鍛えること」です。
無表情であると表情筋は衰えていきますので、マスクの下でも表情を豊かにして、よく笑うように心がけましょう。
また、噛むための筋肉である咀嚼筋(そしゃくきん)の衰えも、頬のたるみの原因のひとつですので、食事の際はよく噛むようにしてくださいね。


頬のたるみの治療一覧

頬のたるみが進行している場合は、クリニックでの美容医療が効果的です。
クリニックで行う美容医療には、以下の4つがあります。

注入治療
超音波による治療(ハイフ)
糸リフト(スレッドリフト)
フェイスリフト

このあと詳しく紹介していきますが、施術を受ける前は必ずカウンセリングを受けるようにしましょう。

注入治療

注入治療とは、ヒアルロン酸注射やボトックスなどの注入系の施術のことです。
注入治療は、周りの人から気づかれにくく、自然なたるみ治療としてとても人気があります。
また、メスを使用しない治療なので、美容医療を受けたことがない人も安心です。

「ヒアルロン酸注射」は、頬のたるみ以外にも目元やゴルゴライン、ほうれい線などのシワが目立ってきた方や、目の下のクマが目立ってきた方にもおすすめの治療方法です。

ここ最近、注目されている「PRP皮膚再生療法」による治療もあります。
自分の血液から血小板を多く含む成分を採取し、たるみがある部分に直接注入をすることで、血小板の自己治癒力によって皮膚を細胞から活性化させます。
自分の血液を使うので、リスクや副作用はほとんど発生しないと言われています。
また、時間をかけて行う治療ですので、周りの人から気づかれにくいのが嬉しいポイントです。

超音波による治療(ハイフ)

ハイフ(High Intensity Focused Ultrasound:高密度焦点式超音波治療法)も、メスを使わない治療として人気があります。
ハイフは、肌の内側にある皮下組織や筋膜に超音波を照射し、熱によって内側から肌を引き締める治療です。

治療を行うことで、肌の表面を傷つけることがなくリフトアップすることができます。
また、熱を受けた皮膚組織によってコラーゲンやエラスチンの生成を促すので、弾力性のある肌に生まれ変わることができるのです。

糸リフト(スレッドリフト)

糸リフト(スレッドリフト)とは、医療用の特殊な糸を皮下組織に挿入し、顔をリフトアップさせる施術のことです。
糸リフトは、「切らないフェイスリフト」と呼ばれることもあります。大掛かりな手術はせずに、たるみ改善の効果を実感することができるので人気です。

また、挿入した糸が周りの皮膚の細胞を活性化させて、コラーゲンの生成を促進します。
そのため、肌の再生と引き締め効果も期待できます。

フェイスリフト

フェイスリフトとは、皮膚を切開してたるんだ皮膚を引き上げることによって、リフトアップを実現する施術のことです。
「もっとも引き上がるたるみ手術」と言われており、今回紹介した治療方法の中で、最も効果を実感しやすいです。
持続期間は5〜10年と長期間に渡るので、とても人気があります。

しかし、フェイスリフトはメスを使用する外科手術です。
ダウンタイムが必要であったり、傷跡が残る可能性もありますので、注意が必要です。

顔全体に行うフェイスリフトだけではなく、額や首などの一部リフトもありますので、どの方法が自分に適しているかどうか、クリニックに相談してくださいね。


頬のたるみを進行させないためのセルフケア

頬のたるみを進行させないためには、先ほど紹介した治療以外にも、自分で気軽にできるセルフケアも効果的です。
今回は、4つのセルフケアを紹介します。

1つ目は、「肌のハリを高めるためのスキンケア」です。

毎日行うスキンケアの際に、肌のハリを高めるような化粧品を取り入れましょう。
肌のハリを高める成分は、ビタミンC誘導体やGF(成長因子)、ヒアルロン酸、セラミドなどです。
これらの成分が配合されている、自分に合う化粧品を見つけましょう。

また、化粧品をつける際は、優しく丁寧に行うように心がけましょう。
まずは、化粧品を手のひらで温めてから、顔の中心から外側へ、肌をこすらないようにして優しくなじませます。
そして、顔全体を両手で包み込んで、ハンドプレスをして顔全体に化粧品を浸透させるようにしましょう。

他にも、肌に当てるだけでリフトアップケアができる美顔器にも効果があります。
美顔器は、超音波や弱い電流を出すことで、顔の細胞や筋肉に働きかけてくれます。
それにより、たるみを深層からケアしてくれるので、セルフケアの中では高い効果が期待できるでしょう。

2つ目は、「割り箸エクササイズ」です。

割り箸を口にくわえましょう。
頬と口角を上げて、口を「い」の形にして約30秒間キープします。

口角だけではなく、頬全体を引き上げるようなイメージで、1日3回行ってみましょう。
筋肉を意識しながら動かすと、より効果が発揮されます。

3つ目は、「目元の筋トレ」です。

眉を思い切りあげて、5秒間キープして戻します。
上まぶたも同じように上げて、5秒間キープします。
眼球を上下左右に動かして、リラックスさせます。

普段デスクワークをしたり、スマホを使いすぎてしまったりする方にオススメです。
表情筋を鍛えることで、たるみ対策だけでなく、肌の弾力アップの効果にも期待できます。

4つ目は、「あいうえお体操」です。

顔全体の筋肉を鍛えることで、血行を促進して頬を引き上げるエクササイズです。

口と目を「あ」の形に大きく開きます。
口を「い」の形にできるだけ大きく横に開きます。
口を「う」の形にすぼませて、顔のパーツを中心に集めるように意識します。
口角を引き上げて、笑顔を作ります。
口を前に突き出して、「お」の形を作ります。

1〜5の順番で、それぞれ5〜10秒間キープをすることを1セットとします。
1日に10セットを目安に行うことがおすすめです。
なるべく顔の筋肉に力を入れて、口を大きく動かすことを心がけてみましょう。


まとめ

今回は、頬のたるみの原因から改善方法まで紹介しました。
自分の頬のたるみの原因や種類をしっかり把握し、それに合った改善方法を見つけてくださいね。
クリニックでできる治療方法はもちろんですが、自宅でできるセルフケアも効果がありますので、試してみることがオススメです。
頬のたるみの悩みを改善して、いつまでも若々しい姿を目指しましょう!

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監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。

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