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ハイフの「ほうれい線」への効果は?値段や副作用なども解説!

2024.10.12

年齢を重ねると気になりやすい「ほうれい線」。この悩みを和らげる方法として最近注目されているのが「ハイフ(HIFU)」です。ハイフは外科的な手術を伴わずに肌を引き締めることができ、痛みを最小限に抑えた施術として、多忙な方々にとって魅力的な選択肢となっています。

もし今ほうれい線でお悩みを持っているなら、まずほうれい線ができる理由やハイフの特性、効果について詳しく知っておくと安心です。
この記事では、ハイフはどのような施術であり、どのようなプロセスで行われるのかを詳しく説明します。
また、ハイフの施術を考える際に気を付けるべきポイントや、知っておくべき副作用についても紹介しています。

さらに、ハイフと組み合わせることでほうれい線の改善が期待できると言われている他の施術法や、具体的な施術の流れや施術前後に気を付けるべき注意点についても詳しく述べていきます。
現在ほうれい線が気になっている方、ハイフの施術が本当にほうれい線に効果があるのか気になる方は、ぜひ最後までお読みください。

ハイフの「ほうれい線」への効果

ハイフは超音波エネルギーを使って肌を引き締めほうれい線の改善を目指す美容施術です。

この施術により、熱エネルギーが皮膚内部に効率的に伝わり、皮膚組織を収縮させます。これにより、リフトアップ効果やたるみの改善が期待できます。そして、ハイフの熱エネルギーは真皮層においてコラーゲン生成を促進し、肌のハリや弾力を向上させることから、ほうれい線を目立ちにくくすることができると考えられています。

ハイフの超音波エネルギーは、肌の深層であるSMAS筋膜まで届き、組織の引き締めに効果を発揮します。このSMAS筋膜は、コラーゲンで構成されており、老化と共に衰えることでたるみが発生します。ハイフの施術によってこの膜を引き締め、コラーゲンの生成を刺激することで、肌のたるみを減少させることが可能とされています。また、脂肪細胞をターゲットにした熱エネルギーによる脂肪溶解効果も期待され、シャープなフェイスラインの実現にも貢献することがあります。個人差はあるものの、定期的に行うことでほうれい線を目立ちにくくすることが期待されます。

「ほうれい線」ができる原因

ほうれい線ができる理由にはさまざまな要因が関与しています。主な原因として挙げられるのは、顔のたるみによるものです。

加齢とともに表情筋が衰え肌の潤いが失われることで、頬のハリや弾力がなくなり、ほうれい線が深く刻まれてしまいます。
また紫外線によるダメージやコラーゲンの減少も、これらのサインが現れやすくなる要因として考えられています。

これらの要因に加えて、個々の骨格や筋肉の付き方によっても違いが生じるため、ほうれい線は一概に年齢だけの問題ではありません。したがって、適切なスキンケアとともに美容外科的サポートも視野に入れて、早めの対策が求められるでしょう。

加齢による変化とほうれい線

加齢とともに皮膚や筋肉の変化が進行し、ほうれい線が目立ち始めます。特に線維芽細胞などの再生機能が低下し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少することで、皮膚の弾力が失われます。さらに、紫外線による影響も加わり肌にダメージを与えます。このような変化が連鎖的に進行することで、頬のたるみが進み、ほうれい線は一層深くなるのです。そして、表情筋の衰えも加わることで皮膚の支持力が弱くなり、より目立ってしまうなんてことも・・・。

日々のスキンケアや生活習慣の見直し、医療的なアプローチを併用することでこうした変化を緩和することができます。美しさを保つためには、継続的な努力が必要です。

若年者でも起こるほうれい線の理由

ほうれい線は年齢によるものだけでなく、若年者にも見られることがあります。それは、生活習慣や環境による影響が原因となります。たとえば、紫外線を避けずに長時間浴び続けることや、過度なスキンケアによる肌のバリア機能の低下が肌の弾力を奪います。

また、ストレスや睡眠不足によっても肌の新陳代謝が低下し、たるみしわが起こりやすくなります。これらの要因を放置することが若い方でもほうれい線を深める結果となるのです。そのため日頃からの適切なスキンケアや日焼け対策を心がけ、健康的なライフスタイルを維持することが若々しい肌を保つ秘訣となります。予防とケアを組み合わせて、いつまでも自信の持てる肌を目指しましょう。

日常生活のクセが与える影響

普段の生活習慣や姿勢もほうれい線に影響を与えることがあります。例えば姿勢が悪かったり、片側の頬杖をよくついたりすることで、顔の筋肉が不均衡に働くことがあります。また長時間スマホを利用する際に下を向く姿勢も、顔のたるみを促進することがあります。

これらの癖を見直すことで、ほうれい線の予防につながることがあります。普段の姿勢を意識し、日常生活の中での小さな変化が大きな差を生む可能性があるのです。

ハイフの特徴

ハイフ(High Intensity Focused Ultrasound)は、日本語で高密度焦点式超音波と呼ばれ、特定の組織に高度な熱エネルギーを集中させる治療法です。
特徴的なのは、音波を一点に集めてターゲットとなる組織を一時的に高温にすることで、皮膚を傷つけずにリフトアップやシワの改善を目指せる点です。

特に、肌の奥深くに存在する表在性筋膜(SMAS)を狙ってアプローチすることで、従来の高周波やレーザー治療では届かなかった深部にも働きかけることができます。これにより、たるみの引き締めや顔全体の若返りをサポートします。なお、安全性に関しても、囲の組織に大きなダメージを与えない設計になっていますが、施術は専門の医療従事者が行うため、適切な環境下での実施が重要です。

ハイフの期待できる効果

HIFU(ハイフ)は、最近、美容施術の一つとして多くの方に関心を持たれている技術です。肌の引き締めや小顔効果を期待できるこの方法は、施術を受けた直後から効果が実感できるとされています。その理由は、施術後すぐに脂肪層に熱が加えられることで、リフトアップが促されるためです。さらに、施術後1か月から3か月の間にかけて、肌内部でコラーゲンの生成が進み、より一層のリフトアップ効果が得られることがあります。通常、効果の持続期間は約6か月から8か月とされています。

具体的に言うと、HIFUは頬やフェイスラインのたるみ、ほうれい線、マリオネットライン、さらには首のしわなどにアプローチすることが可能です。

頬やフェイスラインの引き締め効果

HIFUは、頬やフェイスラインのたるみをターゲットにすることで、フェイスラインをすっきりと見せる効果が期待されています。これにより、顔全体の印象が引き締まり、若々しさが引き立つと言えるでしょう。この施術は、一人ひとりの肌状態に合わせて、施術の深さや出力を調整することが可能です。そのため、個々のニーズに応じた細やかな対応ができます。

ほうれい線とマリオネットラインの改善

年齢を重ねることで深くなりがちなほうれい線ですが、HIFUの施術を通じて目立ちにくくすることが目指されます。コラーゲンが生成されることで肌のハリが生まれ、ほうれい線が軽減することが期待されます。また、フェイスラインのたるみが原因で強調されることがあるマリオネットラインに対しても、HIFUの多層的なアプローチが効果を発揮します。特にSMAS層に働きかけることで、しわの改善とともにリフトアップ効果を長く保つことが期待されます。

このように、HIFUは多角的なアプローチを通じて、肌に優しく自然な若返りをサポートする手段として注目されています。

ハイフ施術の流れ

ハイフ施術は、近年ますます注目されている美容医療の手法の一つです。
この治療の流れを知識として持っておくと、安心して施術に臨むことができます。
ここでは、初回のカウンセリングから施術後のケアまでの全体のプロセスをご紹介します。各ステップを理解しやすくすることによって、ご自身に合った効果を得られるようにお役立てください。

施術を受ける流れ

初回カウンセリング

まず最初に行うのは、初回カウンセリングです。このセッションは、ハイフ施術を考える上でとても重要な時間です。ここでは、あなたの理想的な仕上がりや不安、今の悩みを医師や専門スタッフにしっかりとお伝えいただくことが大切です。お互いに目指すゴールを共有することで、施術の成功率を高められます。また率直なコミュニケーションを心がけることで、安心感が生まれます。医師との話し合いを充分にして、ご自身の希望を正確に示すことが、スムーズな施術計画につながります。

契約とお支払い

カウンセリングが終わると、次は施術内容の最終確認と契約へと進みます。この段階では、カウンセリングで話した内容が契約書にしっかり反映されているかどうかを確認することが大切です。特に費用面では、説明された金額から変動がないかや、追加料金が発生していないかをよく確認しましょう。不明な点があれば、事前に質問してクリアにしておくと安心です。納得した上で契約書にサインをし、お支払いを行うことで、後のトラブルを防ぐことができます。

施術の実施

いよいよハイフ施術の実施です。専用の機器で超音波を皮膚に照射しますが、この工程はメスを使わないため比較的負担が少ないとされています。施術時の感覚として、チクチク感やピリピリ感、熱さを感じる事があります。
痛みが苦手な方は少しでも和らげたい場合に、表面麻酔も可能です。施術は通常30分から1時間程度で完了します。施術する箇所や面積により多少の変動はありますので、事前にどのくらいの時間がかかるのか確認しておくことがポイントです。

アフターケア

施術後には肌が敏感になりやすいため、特にアフターケアが重要です。まずしっかりと保湿し、日常的に紫外線対策を心がけましょう。優しい泡の洗顔や保湿剤でのケアを行い、日中は日傘や日焼け止めクリームを使用してしっかりと紫外線を防ぎます。施術箇所に一時的なむくみや赤みが見られることもありますが、通常数時間で和らぎます。その間は血行を促進する行為や激しい運動は避け、適切なケアを行うことをおすすめします。

以上がハイフ施術の流れになります。施術を受ける前にこのプロセスを理解しておくことで、より安心して施術に臨むことができるでしょう。今後の施術を検討する際にぜひ参考にしてください。

ハイフの施術前に知っておくこと

ハイフ施術を検討されている方は、まずその効果や安全性についてしっかりと理解しておくことが大切です。医療機関でのハイフを選ぶことが推奨されるのは、医師が施術を担当し、適切な出力で行われるためです。また、医療機関では事前のカウンセリングや施術後のアフターケアが充実している点も安心です。しかし、施術中に感じる痛みや施術後の肌の反応についても知っておくと、不要な不安を軽減できます。

ハイフのデメリットについて

ハイフ施術は一般的に安全ですが、いくつかのデメリットについて予め知っておくことが重要です。特にエステサロンでのハイフ施術を受ける場合、資格を持たないスタッフが施術を行うことがあり、使用できる機械に制限があります。
このため、効果を感じるまでに複数回の施術が必要となりますが、その過程で神経損傷や火傷のリスクも伴います。医療機関で用いる機械はより高出力で効果が得やすいものの、副作用のリスクもあるため専門医師の下で行うことが推奨されます。施術前には必ず医師との十分なカウンセリングを行いましょう。

ハイフの副作用

多くの方がハイフ(HIFU)を利用して肌のリフトアップを目指していますが、その施術を受けるにあたっては事前に副作用についても理解しておくことが大切です。一般的に、ハイフはダウンタイムが少ないことで知られていますが、施術後に何らかの変化を感じることがあるかもしれません。一時的な症状として報告されているものには、肌の赤みや腫れ、むくみ、あるいは内出血などがあります。これらは多くの場合、時間の経過とともに自然に改善されるため、必要以上に心配する必要はないでしょう。しかし、もし状態が思わしくない場合は、速やかに担当医に相談するようにしましょう。

ハイフ施術後の赤みと腫れ

施術の特性上、ハイフの後には肌が一時的に赤くなったり、腫れたりすることがあります。これはハイフが皮膚の深層に熱を加えている結果、一時的に炎症が起きるためです。施術後のセルフケアとして、炎症が起きた部位を冷やしたり保湿を行うことで症状を軽減することが可能です。また肌のバリア機能が一時的に低下する可能性もあるため、施術後数日は紫外線対策をしっかり行うことが重要です。個人によって反応の度合いは異なりますので、もし赤みや腫れが長く続くようであれば、迷わず専門医に診てもらうことをお勧めします。

痛みと違和感について

ハイフの施術中は少量の熱が皮膚に加わるため、多少の痛みを感じることがあります。多くの方が「チクチク」や「ピリピリ」といった軽微な痛みを感じると言われていますが、個人差があるため感覚は人それぞれです。また施術後に軽度の筋肉痛のような違和感を覚えることもあります。これらの症状はほとんどの場合、数日以内に解消するものですが、もし痛みや違和感が長く続くような場合には早めに医師に相談し、適切なケアを受けるようにしましょう。

医療機関でのハイフ施術の重要性

ハイフを安全に受けるためには信頼性の高い医療機関を選ぶことが何よりも重要です。神経に影響を与えたり、火傷のリスクを伴う可能性もあるため、専門の知識を持つ医師や看護師が施術を行うクリニックを選ぶことが推奨されます。エステティックサロンでは施術を提供しているところもありますが、トラブルが生じた際の対応が不十分な場合も考えられます。医療機関では術後のアフターケアや保証制度が整っているため、安心して施術を受けることが可能です。信頼できる医療機関をしっかり選び、自分自身の健康と美容を大切にしましょう。

「ほうれい線」の改善にハイフとの併用でおすすめの治療

ほうれい線が気になる方にとって、ハイフ治療は効果的な選択肢です。しかし、さらなるたるみ改善を目指すのであれば、ヒアルロン酸やボルニューマを併用する方法も考慮すると良いでしょう。これらの治療は、それぞれ異なるメカニズムで肌の引き締めやリフトアップ効果を発揮します。それぞれの治療法とハイフを組み合わせることで、より効果的に肌のたるみを改善することが期待できます。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、肌の潤いと弾力を保つために不可欠な成分であることはご存知でしょうか。年齢とともに自然に減少してしまうため、結果的にしわやたるみの原因となることがあります。ハイフ治療で引き締まった肌にヒアルロン酸を追加することにより、肌本来のハリを取り戻し、より立体的で生き生きとしたフェイスラインを作り出すことが可能です。この治療は注射のみで行われるため、手術のような大きな傷跡が残らず、リカバリー期間も短い点が魅力です。

ボルニューマ

ボルニューマは高周波(RF)を用いた治療機器です。この治療法は、真皮層や脂肪層に高周波の熱を深く届けることによって肌のハリと弾力を改善します。特に、従来の高周波治療に伴う痛みを大幅に軽減する設計となっており、安全かつ効果的な治療として注目されています。

ボルニューマは広範囲への高周波照射によって肌を内側から引き締める効果があり、ハイフがアプローチするSMAS筋膜層との相乗効果で、より高度なリフトアップが可能になります。これにより、ハイフのみの治療よりも長期間にわたりたるみの改善を感じることができるでしょう。
ボルニューマとハイフの組み合わせ治療は、「ボルハイフ」ともいわれています。

まとめ

この記事では、気になるほうれい線に対してハイフという美容施術がどのような役割を果たすかについて、紹介しました。
年齢を重ねるごとに顕著になるほうれい線ですが、ハイフを利用することでお肌の引き締め効果やコラーゲンの生成促進が期待でき、改善の期待ができます。ただし、効果には個人差があり、それぞれの肌の状況に応じて結果が異なることもあるため、事前に医師との十分なカウンセリングが重要です。

さらにハイフの施術は単独でも効果が見込めますが、場合によってはヒアルロン酸やボルニューマなど、他の施術と組み合わせることで、より一層の美容効果を得られる可能性があります。
安心して施術を受けるためには、信頼できる医療機関を選ぶことが大切です。
麹町皮ふ科・形成外科クリニック|BIOTOPE CLINICではハイフの治療を取り扱っております。
ほうれい線でお悩みの際には、一度お気軽にご相談ください。

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ハイフ

監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。

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