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目元のしわ・小じわ改善法|原因と治療選択肢を徹底解説
2026.08.26
目元のしわ・小じわを改善するには?原因から治療法まで徹底解説
「目を細めたとき、気になるしわが増えてきた」「鏡を見るたびに目元の小じわが目に入るようになった」—そんな悩みを抱えながら検索して、ここへたどり着いた方も多いのではありませんか。
目元は顔の中でも特に皮膚が薄く、表情筋の動きも集中しているため、しわや小じわが生じやすい部位です。ケアの方法を間違えると悪化することもあるため、正しい知識を持つことが大切です。
この記事では、目元のしわ・小じわが生じる仕組みから、セルフケアの限界、美容医療による改善の選択肢、さらにクリニックで相談する際のポイントまでを丁寧に解説します。
- 目元のしわ・小じわが生じる原因と種類
- セルフケアでできることと、その限界
- 美容医療による主な治療法と期待できる効果
- 治療法ごとのダウンタイム・費用の目安と比較
- カウンセリング前に確認しておきたいチェックポイント
目元のしわ・小じわとは—種類と仕組み
一口に「目元のしわ」と言っても、その種類はいくつかに分けられます。それぞれ発生する仕組みが異なるため、有効なアプローチも変わってきます。まずは自分の目元のしわがどのタイプに当たるかを知ることが、改善への第一歩です。
表皮の乾燥による「小じわ」
肌の表面が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下し、細かいしわが刻まれます。これが「小じわ」と呼ばれる状態です。目元の皮膚は顔の中で最も薄い部位のひとつで、皮脂腺の数も少なく、乾燥しやすい構造になっています。保湿を徹底することで一定程度の改善が見込める場合もありますが、長期間放置すると深いしわに移行するリスクがあります。
表情の繰り返しによる「表情じわ」
笑ったとき、目を細めたとき、まばたきをするときなど、目元の筋肉は1日に何万回もの動きを繰り返します。この繰り返しによって、皮膚の折り目として刻まれていくのが「表情じわ」です。目尻のいわゆる「カラスの足跡」も、このタイプに分類されます。若いうちは表情を戻せばしわも消えますが、年齢とともに静止時でも残るようになっていきます。
コラーゲン・エラスチンの減少による「深いしわ」
皮膚の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンは、加齢とともに減少していきます。真皮層が薄くなり、弾力を失うことで、刻まれたしわが深く・広くなっていきます。また、紫外線ダメージによって真皮内の線維組織が破壊される「光老化」も深いしわの原因として広く知られています[1]。このタイプのしわはスキンケアだけでは改善が難しく、真皮層へのアプローチが必要になる場合があります。
たるみを伴う「凹凸じわ」
まぶたや目の下の皮膚がたるんでくると、その重さで折り重なるようにしわが生じることがあります。また、目の下の脂肪(眼窩脂肪)が突出してくると、いわゆる「目の下のクマ・ふくらみ」とともに小じわが目立つようになります。たるみを伴うしわには、表面へのアプローチだけでなく、皮膚の引き上げや脂肪の処理といった処置が検討されることもあります。
目元のしわを悪化させる生活習慣とは
目元のしわは年齢だけの問題ではありません。日常の習慣が大きく影響していることも多く見られます。BIOTOPE CLINICの外来では、「特に最近しわが気になるようになった」というご相談が増えており、生活環境の変化が一因と感じられるケースも多く見受けられます。
紫外線による光老化
紫外線は、真皮内のコラーゲンやエラスチンを変性・破壊します。これを「光老化」と呼び、加齢によるしわとは区別されています。日本皮膚科学会の資料でも、紫外線は皮膚老化の主要因のひとつとして明示されており、日常的なUVケアが推奨されています[2]。目元は特に日焼け止めを塗り忘れやすい部位であるため、意識的なケアが重要です。
スマートフォン・PCの長時間使用
スマートフォンやPCを長時間使用していると、無意識に目を細めたり眉をひそめたりしやすくなります。表情筋の緊張が続くことで、表情じわが定着するリスクが高まります。また、ブルーライトや画面の光による眼精疲労が、まぶたのむくみや皮膚のくすみを招くこともあります。
アイメイクの刺激とクレンジング
アイシャドウやマスカラなどのアイメイクを落とす際、目元を強くこすることは皮膚への直接的なダメージになります。薄くてデリケートな目元の皮膚は摩擦に弱く、繰り返しの刺激でコラーゲンが壊れ、たるみやしわの悪化につながるとされています。クレンジングはなるべく摩擦を少なく、優しいテクスチャーのものを選ぶことが推奨されます。
睡眠不足・喫煙・乾燥
睡眠不足はホルモンバランスを乱し、肌のターンオーバーを遅らせます。喫煙は毛細血管を収縮させ、皮膚への酸素・栄養供給を妨げるため、しわの形成を促進するとされています。また、室内の乾燥や水分摂取不足による肌の乾燥は、小じわを目立たせる直接的な原因になります。
セルフケアでできることと、その限界
市販のアイクリームや美容液を使ったホームケアは、目元のしわ予防・改善において一定の意義があります。ただし、その効果には明確な限界があることも知っておくことが大切です。
保湿・紫外線対策は「基本中の基本」
セルフケアの柱となるのは、保湿と紫外線対策です。ヒアルロン酸やセラミド、ペプチドなどを含む目元専用のアイクリームは、乾燥による小じわの改善に効果的とされています。また、レチノール(ビタミンA誘導体)配合のクリームは、コラーゲン産生を促す成分として知られており、長期的な使用で一定の効果が期待できます。ただし、目元は刺激に敏感なため、低濃度から始めることが大切です。
セルフケアが追いつかない状態とは
すでに深く刻まれたしわ、たるみを伴うしわ、筋肉の動きが原因の表情じわは、スキンケアだけでは改善が難しい段階といえます。コラーゲンの産生を真皮レベルで促すには、熱エネルギーや機械的な刺激を皮膚の深層に届ける医療機器や施術が必要になります。「長期間ケアを続けているのに変化がない」と感じている方は、美容医療の選択肢を検討してみてもよいかもしれません。
目元のしわ改善に用いられる美容医療の選択肢
美容医療では、しわのタイプや深さに応じてさまざまな治療法が用いられます。それぞれの仕組みと特徴を理解したうえで、自分に合ったアプローチを選ぶことが重要です。
ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)
表情じわに対してよく用いられるのが、ボトックス注射です。ボツリヌストキシンという成分を表情筋に注射することで、筋肉の過剰な収縮を一時的に抑制し、しわが刻まれにくい状態にします。目尻のカラスの足跡や、目の下の細かい表情じわ、眉間のしわなどに適応されることが多い施術です。効果は通常3〜6ヶ月程度持続し、繰り返し施術することで効果の持続時間が長くなることもあります。
ヒアルロン酸注射
くぼみや凹凸によって生じるしわには、ヒアルロン酸を注入してボリュームを補う方法が選択されることがあります。目元では目の下のくぼみ(涙袋・ゴルゴ線など)への注入が代表的です。ただし、目元周辺はリスクを伴う部位でもあるため、解剖学的な知識を持つ医師による施術が不可欠です。
HIFU(ハイフ)
高密度焦点式超音波(HIFU)は、超音波エネルギーを皮膚深層のSMAS筋膜層まで届け、熱収縮によるリフトアップとコラーゲン産生の促進を図る施術です。たるみを伴う目元のしわにも効果が期待される治療法で、メスを使わないため「切らないリフトアップ」とも呼ばれます。効果の実感には個人差があり、施術後数ヶ月かけて徐々に現れることが多いです。
フラクショナルレーザー・CO2フラクショナル
レーザーを皮膚に微細な穴状に照射し、治癒過程でコラーゲンの産生を促す施術です。真皮層への直接的なアプローチが可能で、深いしわや小じわの改善に用いられます。ダウンタイムは他の施術と比較してやや長めになる場合があります。
Morpheus8(モフィウス8)・ダーマペン
極細の針を皮膚に刺して微細な傷をつけ、自然治癒力によるコラーゲン産生を促す施術です。Morpheus8はマイクロニードルとRF(高周波)を組み合わせることで、表皮と真皮の両層にアプローチできます。目元の小じわや皮膚のハリ改善に期待が持てる施術として注目されています。
エンブレイスRF・ボルニューマ
RF(高周波)エネルギーを用いて皮膚を引き締め、コラーゲン・エラスチンの産生を促す施術です。目元のたるみや小じわに対して、熱エネルギーによる肌のリモデリングを図ります。メスを使わないため日常生活への影響が比較的少なく、継続することで効果の維持が期待できます。
苅部医師のコメント
「BIOTOPE CLINICでは、目元のしわが気になってご来院される方のうち、表情じわとたるみが混在しているケースが非常に多くみられます。ボトックスだけで対処しようとすると、たるみ由来のしわには効果が出にくいことがあります。
大切なのは、しわの原因をきちんと見極めたうえで、それぞれの要因に合った施術を選ぶことです。初めての方には、無理に一度に多くの施術を行うのではなく、まず最も気になる部分から段階的にアプローチすることをお勧めしています。」
治療法の比較——ダウンタイム・効果・費用感
以下の比較表を参考に、各施術の特徴を把握してみてください。費用はクリニックや施術の範囲、使用する機器によって異なります。あくまで目安としてご参照ください。
| 施術名 | 主なしわのタイプ | ダウンタイム | 効果持続の目安 | 費用感(自由診療) |
|---|---|---|---|---|
| ボトックス注射 | 表情じわ(目尻・目の下) | ほぼなし〜数日 | 3〜6ヶ月程度 | 数万円〜(部位・量により異なる) |
| ヒアルロン酸注入 | くぼみ・凹凸 | 数日〜1週間程度 | 6〜12ヶ月程度 | 数万円〜(注入量による) |
| HIFU(ハイフ) | たるみ・深いしわ | ほぼなし〜数日 | 6〜12ヶ月程度 | 数万円〜十数万円程度 |
| CO2フラクショナルレーザー | 深いしわ・小じわ | 1〜2週間程度 | 長期的なコラーゲン増生 | 数万円〜十数万円程度 |
| Morpheus8(モフィウス8) | 小じわ・肌質改善 | 数日〜1週間程度 | 数ヶ月〜(個人差あり) | 数万円〜十数万円程度 |
| エンブレイスRF・ボルニューマ | 小じわ・たるみ・引き締め | ほぼなし〜数日 | 継続によって維持 | 数万円〜(回数・範囲による) |
上記はあくまでも一般的な目安です。実際の施術内容・費用については、カウンセリングで詳しくご確認ください。なお、これらはすべて自由診療となります。
向いている方・慎重に検討が必要な方
どの施術もすべての方に適しているわけではありません。事前のカウンセリングで医師と相談しながら、適応を確認することが大切です。
ボトックス注射が向いている方
目尻のカラスの足跡、笑ったときに出る目の下の小じわ、眉間のしわなど、「表情を作ったときに目立つしわ」が主な悩みの方に向いています。施術時間が短く、ダウンタイムが少ないため、日常生活への影響を最小限にしたい方にも選ばれやすい施術です。妊娠中・授乳中の方や、神経筋疾患のある方は対象外となる場合があります。
レーザー・RFが向いている方
乾燥による小じわや、肌のハリ・キメを全体的に改善したい方に適しています。肌の再生力を活かしてコラーゲンを増やしていくアプローチのため、即効性よりも時間をかけて根本的に改善したい方に向いています。皮膚に炎症やアクティブな湿疹・皮膚疾患がある場合は施術できないことがあります。
HIFUが向いている方
たるみによってできたしわや、まぶたの重さが気になる方に検討される施術です。目元に適したカートリッジを使うことで、繊細な目の周囲にもアプローチできます。ただし、非常に薄い皮膚には施術部位・出力の調整が必要で、医師の技術・経験が問われます。
慎重な検討が必要な方
ペースメーカーを使用している方、金属プレートが体内にある方、免疫抑制剤を服用中の方などは、施術によってはリスクが高まる場合があります。また、「目の下のクマ・ふくらみ」が気になる方の中には、脂肪の突出が主因であるケースもあり、その場合は形成外科的なアプローチ(裏ハムラ法など)が適していることがあります。
よくある誤解と見落としがちなポイント
目元のしわに関しては、誤った情報がインターネット上に多く見られます。正確な知識を持つことが、最善の選択につながります。
誤解1:「保湿さえすれば小じわは消える」
保湿によって乾燥による小じわが一時的に目立ちにくくなることはあります。しかし、コラーゲンの減少や表情筋の繰り返しの動きによって真皮に刻まれたしわは、表面へのスキンケアだけでは改善しません。「何年もケアを続けているのに変化がない」という場合は、真皮層へのアプローチが必要な段階に来ている可能性があります。
誤解2:「ボトックスを打ち続けると表情が不自然になる」
適切な量・部位に施術を行えば、自然な表情を保ちながらしわを改善することが可能です。いわゆる「表情が動かない顔」になるのは、過剰な量を注射したケースや、適応外の部位への施術が原因であることが多いです。実際の診療では、患者さんの表情の動き方や筋肉量を見ながら、量を細かく調整することが重要です。
見落としがちなポイント:「しわの原因が複数混在している」こと
実際の目元のしわは、乾燥・表情じわ・たるみ・くぼみが複合的に関与していることがほとんどです。一つの施術だけで「全部解決」と考えるのではなく、各要因に応じた複合的なアプローチが必要になることを理解しておくことが大切です。BIOTOPE CLINICの外来でも、「1種類の施術だけ試したが思ったほど変化がなかった」というご相談をいただくことがあり、その後カウンセリングを通じて複合アプローチに切り替えることで効果を実感していただけるケースがあります。
カウンセリング前に確認しておきたいチェックリスト
美容医療を検討する際は、事前に自分の状態や希望を整理しておくとカウンセリングがスムーズになります。以下を参考にしてみてください。
- 目元のしわが最も気になるシチュエーション(笑ったとき・静止時・写真を撮ったときなど)を把握している
- 現在使用しているスキンケア・アイクリームの種類と使用期間を把握している
- 過去に目元周辺への美容施術(注射・レーザーなど)を受けたことがあるか確認している
- ペースメーカー・体内金属・服用中の薬・アレルギーについて情報を用意している
- ダウンタイム(施術後に赤みや腫れが出る期間)がどの程度許容できるか考えておく
- 「どんな状態になりたいか」という具体的なイメージを言語化できている(例:笑ったときの目尻のしわをやわらげたい、など)
- 予算の上限をある程度決めておく(自由診療のため費用は施術内容によって異なります)
よくある質問
- Q. ボトックスを目元に打つのは痛いですか?
- 注射針は非常に細いものを使用するため、チクッとする程度の痛みが一般的です。麻酔クリームを使用して施術を行うクリニックも多く、痛みに敏感な方も事前に医師へご相談いただくことで対応できる場合があります。施術時間自体は数分程度と短い施術です。
- Q. 目元のしわへの施術後、すぐにメイクはできますか?
- 施術の種類によって異なります。ボトックスやRF系の施術はダウンタイムが比較的短く、翌日から通常のメイクが可能な場合も多いです。一方、CO2フラクショナルレーザーなど剥脱系の施術では、皮膚の状態が落ち着くまで数日から1週間程度、施術部位へのメイクを控えていただくことがあります。詳しくはカウンセリング時にご確認ください。
- Q. 目元のしわ改善に効果的な施術は何回くらい受ける必要がありますか?
- 施術の種類・しわの深さ・個人の肌質によって大きく異なります。ボトックスは効果が3〜6ヶ月で薄れるため定期的な施術が推奨されます。レーザーやRF系の施術は、複数回の施術を一定間隔で受けることで効果が蓄積されていくことが多いです。1回の施術で劇的な改善を期待するよりも、段階的なアプローチで維持していくことが、長期的な美肌につながる考え方です。
BIOTOPE CLINIC 白金へのご相談
気になる症状・治療法は、形成外科専門医・苅部医師にカウンセリングでご相談ください。お一人おひとりの肌・お悩みに合わせて、最適な治療法をご提案いたします。
所在地: 東京都港区白金 / 監修: 苅部 淳 医師(形成外科専門医)
まとめ
目元のしわ・小じわは、乾燥・表情筋の動き・加齢によるコラーゲン減少・たるみなど、複数の要因が絡み合って生じます。そのため、「これだけやれば解決」という万能な方法はなく、自分のしわのタイプに合ったアプローチを選ぶことが大切です。
セルフケアは予防・補助として重要ですが、すでに刻まれたしわや真皮レベルの変化には、美容医療によるアプローチが有効な場合があります。ボトックス・ヒアルロン酸・HIFU・フラクショナルレーザー・RF系機器など、さまざまな選択肢が存在するため、専門の医師によるカウンセリングで自分の状態をきちんと評価してもらうことをお勧めします。
気になる方はカウンセリングでご相談ください。BIOTOPE CLINIC 白金(東京都港区白金)では、形成外科専門医の苅部医師をはじめとした医師が、目元のしわ・小じわのお悩みについて丁寧にご相談に応じております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
References
- 日本皮膚科学会『光老化および皮膚がんに関する啓発資料』https://www.dermatol.or.jp/
- 日本皮膚科学会『皮膚科診療ガイドライン』https://www.dermatol.or.jp/
- 日本形成外科学会『美容医療診療指針』https://jsprs.or.jp/
- 厚生労働省『医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)』https://www.mhlw.go.jp/
- PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)『医療機器に関する情報』https://www.pmda.go.jp/
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監修医師
苅部 淳
Karibe Jun
理事長
略 歴
資 格
受 賞
苅部 淳 理事長の発信
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