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裏ハムラ法のダウンタイム・腫れはいつまで?期間と経過を解説
2026.07.19
裏ハムラ法のダウンタイム・腫れはいつまで?
期間と術後経過を形成外科専門医が解説
目の下のクマやふくらみを改善するために裏ハムラ法を検討していても、
「術後の腫れは何日続くのか」
「人前に出られるのはいつ頃か」
「仕事を何日休めばよいのか」
といったダウンタイムへの不安から、手術を迷っている方は少なくありません。
裏ハムラ法は、下まぶたの裏側から眼窩脂肪を移動させるため、皮膚表面に切開線が残らない術式です。しかし、皮膚を切らないからといって、腫れや内出血がまったく出ないわけではありません。
一般的には、腫れのピークは術後2〜3日程度、大きな腫れや内出血が目立ちやすい期間は1〜2週間程度です。見た目が自然になるまでには2〜4週間ほど、内部の組織を含めた仕上がりが安定するまでには3〜6か月程度かかります。
本記事では、裏ハムラ法のダウンタイムを術後の時系列に沿って整理し、仕事復帰の目安、メイクやコンタクトレンズの再開時期、回復を妨げないための過ごし方、注意すべき症状まで形成外科専門医の視点から解説します。
- 腫れは術後2〜3日頃に強くなりやすい
- 大きな腫れや内出血は通常1〜2週間程度で改善する
- 人前に出る仕事では7〜14日程度の休みを確保すると安心
- 微細なむくみや硬さは1〜3か月続くことがある
- 最終的な仕上がりの評価には3〜6か月程度必要
- 強い痛み、急激な片側の腫れ、視力低下は早急な診察が必要
※回復速度には、手術範囲、出血量、体質、年齢、服薬状況、術後の過ごし方などによる個人差があります。
気になる症状・治療法のご相談はこちら
BIOTOPE CLINIC 白金(港区白金)では、形成外科専門医がカウンセリングを承っております。
- 裏ハムラ法のダウンタイムがどのくらいの期間続くか
- 術後の腫れ・内出血・痛みの経過を時系列で把握できる
- ダウンタイムを短くするためのセルフケアのポイント
- 表ハムラ法との違いと、裏ハムラ法が向いている人の特徴
- カウンセリングで確認しておきたいチェックポイント
裏ハムラ法とは―仕組みと表ハムラ法との違い
裏ハムラ法とは?
裏ハムラ法とは、下まぶたの裏側にある結膜を切開し、目の下に突出した眼窩脂肪を、さらに下方の凹みへ移動させる手術です。
医学的には、経結膜的な下眼瞼形成術に、眼窩脂肪の移動や再配置を組み合わせた方法に位置づけられます。
目の下では、加齢や骨格、靱帯の構造などによって、次の2つの変化が同時に起こることがあります。
- 眼窩脂肪が前方へ突出し、目袋のようなふくらみが生じる
- ふくらみの下に、涙袋下の溝や凹みが目立つ
裏ハムラ法では、ふくらみの原因となっている脂肪を単純に取り除くのではなく、凹んでいる部分へ移動させます。そのため、目の下のふくらみを抑えながら、目の下から頬にかけての段差をなだらかに整えられる点が特徴です。
下眼瞼形成術は、以前のように眼窩脂肪を切除するだけでなく、脂肪を温存・再配置して眼瞼と頬の境界を滑らかにする方向へ発展してきました。経結膜的アプローチでは皮膚切開を行わずに、眼窩脂肪や靱帯などの深部組織へ到達できます。(PubMed)
「脂肪転位」とは何をする手術?
眼窩脂肪は、眼球を保護するクッションのような組織です。
裏ハムラ法では、この脂肪の一部を血流のある状態で下方へ移動させ、眼窩縁付近の凹みに固定します。これによって、上側のふくらみと下側の凹みを同時に調整します。
ただし、「脂肪を移動させれば、すべてのクマが消える」というわけではありません。裏ハムラ法が主に改善するのは、立体的な段差によって生じる影クマです。
メラニン色素が関係する茶クマ、皮膚の薄さや血管が関係する青クマ、皮膚表面の細かなシワなどには、レーザー、外用治療、皮膚切除、脂肪注入など、別の治療が必要になることがあります。
裏ハムラ法と表ハムラ法、脱脂の違い
目の下の手術には、裏ハムラ法以外にも表ハムラ法や経結膜脱脂があります。名称が似ていますが、適応と治療できる範囲は異なります。
| 項目 | 裏ハムラ法 | 表ハムラ法 | 経結膜脱脂(脂肪取りのみ) |
|---|---|---|---|
| 切開部位 | まぶた裏(結膜側) | 下まぶたの皮膚側 | まぶた裏(結膜側) |
| 皮膚傷跡 | ほぼなし | あり(まつ毛下) | ほぼなし |
| 凹み改善効果 | 高い(脂肪転位による) | 高い(脂肪転位による) | 低い(脂肪のみ除去) |
| 皮膚余剰への対応 | 難しい(別途処置が必要な場合も) | 対応可能 | 対応不可 |
| ダウンタイムの目安 | 1〜2週間程度 | 2〜4週間程度 | 1週間前後 |
| 費用感(自由診療) | 高め | 高め | 中程度 |
| 向いている方 | 皮膚の余剰が少ない・傷跡を残したくない | 皮膚のたるみが多い・広範囲の改善を希望 | ふくらみのみ改善したい・凹みが少ない |
裏ハムラ法で期待できる効果・仕上がり
裏ハムラ法によって期待できる主な効果は、目の下のふくらみとくぼみが一体となって改善される点です。「眼窩脂肪のふくらみ」と「その下の影クマ(涙袋下の凹み)」は、多くの方に同時に存在します。脂肪を転位することで、ふくらみを抑えながら凹みを補填するという一石二鳥の改善が期待できます。
目の下のふくらみが改善されると、光の当たり方が変わり、クマとして見えていた影が自然と薄くなります。また、顔全体の印象が若々しく、すっきりとした印象に近づく方が多いです。ただし、色素性クマ(茶クマ)や血行不良による青クマの改善は別アプローチが必要な場合があります。
BIOTOPE CLINICの外来では、「脱脂(脂肪取り)だけで相談に来たが、カウンセリングを受けて裏ハムラ法に切り替えた」というご相談も増えています。凹みとふくらみが複合している方にとっては、脂肪を転位する術式のほうがより自然な仕上がりに近づく場合があるためです
裏ハムラ法では、主に次のような変化が期待できます。
- 目の下の脂肪によるふくらみを目立ちにくくする
- 目の下から頬にかけての凹みや段差をなだらかにする
- 段差によって生じていた影クマを軽減する
- 疲れて見える印象を改善する
- 脂肪を取り過ぎることによる強い凹みを回避しやすくする
- 下まぶたの皮膚表面に切開線を残さない
脂肪温存・再配置を行う下眼瞼形成術では、単純な脂肪切除と比較して、目の下から頬にかけての連続性を整えることが重視されています。(PubMed)
ただし、どの程度改善するかは、眼窩脂肪の量、凹みの深さ、骨格、頬のボリューム、皮膚の弾力、靱帯の強さによって異なります。
強い皮膚のたるみがある場合は、裏ハムラ法だけでは皮膚の余りが残る可能性があります。また、深い凹みでは脂肪注入などを併用したほうがよい場合もあります。
ハムラ法後の仕上がりが安定するまでの期間
術後の腫れが落ち着いてくる1〜2週間ではまだ完成形ではありません。浮腫みが完全に引き、組織が安定してくるのは術後3〜6ヶ月程度かかることが一般的とされています。特に脂肪を転位した部分は、最初はやや厚みや硬さを感じることがありますが、時間とともになじんでいきます。
最終的な仕上がりを評価するには6ヶ月程度の経過観察が必要です。この点を事前に把握しておくことで、術後の不安が軽減されやすくなります。
裏ハムラ法のダウンタイム・腫れの期間と経過【時系列】
裏ハムラ法のダウンタイムを正確に把握するには、術後の経過を時系列で理解することが重要です。以下では、術直後から3ヶ月後までの一般的な経過を解説します。個人差はありますが、目安として参考にしてください。
術直後〜48時間:最も腫れが強い時期
手術当日から翌日にかけては、腫れが最も強く出る時期です。まぶた周辺に浮腫みが生じ、目が開きにくく感じることもあります。内出血(皮下出血)が現れ始める方も多く、紫〜青みがかった変色が見られます。痛みは比較的軽度であることが多く、処方された鎮痛薬で対応可能な範囲とされていますが、違和感や引っ張られるような感覚を覚える方もいます。
この時期は極力安静に過ごすことが大切です。頭部を高く保ち、横になる際も枕を高めにして腫れを軽減するよう心がけてください。冷却も効果的ですが、直接氷を当てるのは避け、タオルで包んだ保冷剤を目の周囲に軽く当てる程度にとどめます。
3〜7日目:内出血のピークと腫れの変化
術後3〜5日目頃に内出血の色が最も濃くなることがあります。青紫色の内出血が黄色みがかった色へと変化しながら吸収されていくのが一般的な経過です。腫れは少しずつ引いてきますが、朝の目覚め時は腫れを感じやすい傾向があります。
裏ハムラ法では皮膚に縫合糸がないため、多くの場合抜糸は不要です(結膜側の縫合は溶ける糸を使用するのが一般的です)。これはダウンタイム管理のしやすさにつながる大きなメリットです。コンタクトレンズはこの時期まだ使用できないことが多く、眼科的な観点でも担当医の指示に従ってください。
1〜2週間:外見上の変化が落ち着いてくる
術後1〜2週間が経過すると、大まかな腫れや内出血は落ち着いてくる方が多いです。この時期になると、コンシーラーやファンデーションで内出血をカバーできる程度になる方も増えます。術後の外出が気になる方は、サングラスや帽子を活用するのも選択肢のひとつです。
ただし、まだ完全に腫れが引いた状態ではありません。目の下にやや硬さや違和感が残る場合があり、これは正常な経過です。激しい運動・飲酒・サウナ・長時間の入浴など、血行を促進する行動は術後2週間程度は控えることが推奨されます。
1ヶ月後:日常生活ほぼ問題なし・仕上がりを確認
術後1ヶ月が経過すると、日常生活における大きな制限はほぼなくなっていることが多いです。社会復帰という観点では、多くの方がこの時期には問題なく仕事や外出ができる状態になっています。一方で、目の下の厚みや微細な腫れはまだ完全には落ち着いていないため、「仕上がりの最終評価」はまだ行わないことが大切です。
3〜6ヶ月後:最終的な仕上がりへ
術後3〜6ヶ月が経過すると、脂肪転位部分が組織になじみ、仕上がりが安定してくる時期です。この段階でまだ気になる点がある場合は、担当医への定期検診で相談することをおすすめします。日本形成外科学会の美容医療診療指針でも、術後の継続的な経過観察の重要性が示されています[1]。
苅部医師のコメント
「BIOTOPE CLINICでは、術後1〜2週間でダウンタイムが終わったと思っていたのに、1ヶ月後にまだ変化している、という体験をされる方のご来院が多くみられます。裏ハムラ法は傷跡が表に残らない分、回復が早く感じやすいのですが、組織が本当に安定するまでには3〜6ヶ月ほどかかります。
焦って仕上がりを判断せず、経過観察を続けていただくことが重要です。また、『腫れがひどいほど効果が出る』という誤解もありますが、実際には腫れの強さと効果の大きさは必ずしも比例しません。丁寧な手術操作によってダウンタイムを抑えながらも十分な改善効果を目指すことが、私たちの治療方針のひとつです。」
ダウンタイム中の症状と対処法――腫れ・内出血・痛みへの対応
裏ハムラ法後に現れる主な症状と、それぞれの対処法について整理します。どの症状が正常な経過で、どの症状が受診のサインなのかを知っておくことで、術後の不安が和らぎます。
裏ハムラ法のダウンタイム中に起こりやすい症状
腫れ・むくみ
腫れは、手術による組織への刺激に対して起こる自然な炎症反応です。
目の周囲は皮膚や皮下組織が薄いため、わずかな出血や浮腫でも目立ちやすい特徴があります。
通常は術後2〜3日頃をピークに改善しますが、体質や手術範囲によっては、軽いむくみが数週間以上続く場合があります。
内出血
内出血は、術中に細い血管から出た血液が皮下に広がることで起こります。
紫、青、緑、黄色へと色が変わり、通常は1〜3週間程度で吸収されます。下眼瞼形成術の研究では、内出血の発生率には報告によって大きな幅があり、脂肪処理の方法や手術範囲などによっても異なります。(PMC)
痛み
裏ハムラ法後の痛みは、鎮痛薬で対応できる程度であることが一般的です。
強い痛みが長時間続く手術ではありませんが、急に痛みが強くなった場合は注意が必要です。
特に、片側だけが急激に腫れ、強い痛みや眼球の圧迫感、見えにくさを伴う場合は、血腫などを否定するため、早急に医療機関へ連絡してください。
目の乾燥・ゴロゴロ感
結膜側から手術を行うため、術後は一時的に次の症状が出ることがあります。
- 目の乾燥
- 異物感
- 涙が増える
- 白目の腫れ
- 軽い充血
- 目やに
- まぶしさ
経結膜的下眼瞼形成術の臨床報告でも、腫れや内出血に加え、結膜浮腫や異物感が一時的に生じることが報告されています。(PubMed)
処方された点眼薬を使用し、目を強くこすらないようにしてください。
左右差・凹凸・硬さ
左右で腫れ方が異なると、術前には気にならなかった左右差が目立つことがあります。
また、脂肪を固定した部分に一時的な硬さや凹凸を感じることもあります。多くは腫れと治癒反応によるため、経過とともに改善します。
ただし、症状が悪化している場合や、数か月経過しても明らかな変形が続く場合は、担当医の診察を受けましょう。
ダウンタイムを悪化させないための過ごし方
術後48時間は安静を優先する
手術直後は予定をできるだけ入れず、自宅で安静に過ごします。
就寝時は、枕やクッションで頭を心臓よりやや高くすると、むくみを抑えやすくなる場合があります。うつ伏せ寝や、手術部位を圧迫する姿勢は避けてください。
目元をこすらない・押さえない
強い摩擦や圧迫は、出血や腫れを悪化させる可能性があります。
かゆみや異物感があっても、目元をこすらず、症状が強い場合は処方薬の使い方を含めてクリニックへ相談してください。
飲酒、激しい運動、サウナを控える
飲酒、激しい運動、サウナ、岩盤浴、長時間の入浴は血流を増やし、腫れや出血を悪化させる可能性があります。
制限期間は術式や経過によって異なりますが、少なくとも術後1週間程度、強い運動やサウナは1〜2週間程度控えるよう指示されることが一般的です。
再開時期は担当医の指示を優先してください。
喫煙を避ける
喫煙は末梢血流を低下させ、創傷治癒を妨げる要因になります。
電子タバコや加熱式タバコであっても、ニコチンを含む製品は血管を収縮させます。できる限り術前から禁煙し、術後も継続することが望まれます。
塩分の多い食事を控える
塩分の多い食事や大量の飲酒は、むくみを悪化させることがあります。
極端な食事制限は必要ありませんが、術後は加工食品、インスタント食品、塩分の多い外食を控え、バランスのよい食事を心がけましょう。
処方薬を自己判断で中止しない
抗菌薬、鎮痛薬、点眼薬などが処方された場合は、指示どおりに使用してください。
また、普段服用している薬やサプリメントを自己判断で中断・再開することも避けましょう。
抗凝固薬や抗血小板薬は、突然中止すると重篤な問題につながる可能性があります。必ず処方医と執刀医の双方に確認してください。
メイク・洗顔・入浴・コンタクトレンズの再開時期
以下は一般的な目安です。実際の再開時期は、手術方法と術後の状態によって異なります。
よくある誤解と見落としがちなポイント
裏ハムラ法に関しては、インターネット上の情報が錯綜しており、誤解を持ったまま来院される方も少なくありません。ここでは特に多い誤解を2点取り上げます。
誤解その1:「裏ハムラ法はダウンタイムがほぼない」
「傷が表に出ないから、ダウンタイムも短い」と思われている方は多いです。しかし裏ハムラ法は、経結膜脱脂(脂肪取りのみ)よりも操作範囲が広く、脂肪を剥離・転位するという繊細な処置を伴います。そのため、腫れや内出血は一定程度生じ、完全に落ち着くまでには1〜2週間を要することが一般的です。
「翌日から普通に出勤できる」という情報を見かけることがありますが、個人差が大きく、腫れや内出血の程度によっては難しいこともあります。重要な会議や予定がある週の手術は避け、余裕を持ったスケジュールで検討することをおすすめします。
誤解その2:「1〜2週間後の状態が仕上がり」
術後1〜2週間で大まかな腫れが落ち着いても、それは最終的な仕上がりではありません。転位した脂肪が周囲組織になじみ、仕上がりが安定するまでには3〜6ヶ月かかります。「1ヶ月経ったのにまだ変な気がする」と不安になる方もいますが、多くの場合は正常な経過です。早期に追加処置を求めるのではなく、担当医と経過を確認しながら落ち着いて待つことが大切です。
裏ハムラ法が向いている人・向いていない人
裏ハムラ法は万能な術式ではなく、適応・非適応があります。自分が対象かどうかを事前に確認しておくことで、カウンセリングをよりスムーズに進められます。
裏ハムラ法が向いている方の特徴
- 目の下のふくらみ(眼窩脂肪の突出)が明確にある
- ふくらみの下に凹みや影クマがある
- 皮膚のたるみが比較的少ない(若〜中年層に多い)
- 皮膚表面に傷跡を残したくない
- ダウンタイムを表ハムラ法より短くしたい
- 脂肪取りのみでは凹みが残りそうな方
裏ハムラ法が向いていない場合・注意が必要な場合
- 皮膚のたるみが著しい(この場合、表ハムラ法や皮膚切除の追加が必要なことがある)
- 色素性クマ(茶クマ)や血管拡張性クマ(青クマ)が主な悩みの方(これらは別の治療が適することが多い)
- 重篤な全身疾患・血液凝固異常がある方
- 眼科疾患がある方(緑内障・網膜疾患等)は事前の眼科確認が必要
- ケロイド体質の方
- 妊娠中・授乳中の方
費用の目安――自由診療での価格帯について
裏ハムラ法は保険診療の対象外となる自由診療の施術です。そのためクリニックによって費用が異なります。一般的な相場として、両目で数十万円程度の設定が多い傾向があります。
費用の内訳には、手術費用のほかに麻酔費用・術後の薬剤費・定期検診費用が含まれるかどうかをクリニックに確認することが重要です。「見かけの料金が安くても、オプション費用が重なり総額が高くなる」というケースもあるため、総額で比較するようにしましょう。
また、表ハムラ法は裏ハムラ法と同程度か、手術が複雑な分やや高い設定のクリニックもあります。経結膜脱脂(脂肪取りのみ)は一般的に裏ハムラ法より安価に設定されていることが多いです。費用を重要な判断基準にしながらも、術者の経験・技術・術後サポート体制を総合的に評価することをおすすめします。
カウンセリング前に確認したいチェックポイント
裏ハムラ法を検討する際、カウンセリングでしっかり確認しておきたい事項をリストにまとめました。担当医への質問メモとしてもご活用ください。
- 担当医は形成外科専門医・または美容外科領域での豊富な経験があるか
- 自分の症状が裏ハムラ法の適応かどうか、その理由を説明してもらえるか
- 脂肪の量・位置・転位方法について個別に説明があるか
- ダウンタイムの期間と、その間にできないこと・してはいけないことを具体的に教えてもらえるか
- 術後の経過観察・定期検診の体制があるか
- 万が一のリスク・合併症について丁寧な説明があるか
- 費用の内訳(麻酔・薬・検診が含まれるか)を明示してもらえるか
- 術後に追加処置が必要になった場合の費用規定があるか
- クマの種類(ふくらみ由来か、色素性か、血管性か)を診断・鑑別してもらえるか
術後のセルフケアと日常生活の注意点
裏ハムラ法後の回復を助け、ダウンタイムをできるだけ短くするためには、適切なセルフケアが重要です。以下に主要なポイントをまとめます。
術後48時間以内のケア
術後最初の2日間は、腫れを最小限にするためのアイシングと安静が基本です。保冷剤をタオルで包んで15〜20分程度目の周囲に当てる冷却を繰り返します(直接素肌に当てないよう注意)。強くこすったり目を押したりする行為は厳禁です。処方された点眼薬や内服薬は指示通りに使用しましょう。
1週間以内の生活制限
激しい運動・飲酒・長時間の入浴・サウナは腫れを悪化させる可能性があるため、術後1〜2週間は控えることが一般的です。洗顔・シャワーについては担当医の指示に従い、目の周囲に水がかからないよう注意が必要な場合があります。コンタクトレンズの使用は術後2週間程度は禁止されることが多いです。
食事・生活習慣の工夫
塩分を控えた食事は腫れの長引きを防ぐ効果が期待できます。また、十分な睡眠と休息は組織の修復を促します。喫煙は血流を悪化させ、治癒を遅らせる原因になるため、術前後は禁煙が推奨されます。
メイクの再開時期
目の周囲のメイクは、担当医の許可が出た時点から開始します。一般的には術後1週間程度でのメイク再開を許可するクリニックが多いですが、個人差や手術内容によって異なります。内出血が残っている期間はオレンジ系のコンシーラーを活用するとカバーしやすいです。
裏ハムラ法のよくある質問
Q1.裏ハムラ法の腫れのピークはいつですか?
一般的には術後1〜3日頃がピークです。その後、少しずつ改善し、大きな腫れは1〜2週間程度で目立ちにくくなります。
Q2.完全に腫れが引くまで何か月かかりますか?
外見上の大きな腫れは1〜2週間程度で改善しますが、軽いむくみや硬さは1〜3か月残ることがあります。最終的な仕上がりの評価には3〜6か月程度必要です。
Q3.仕事は何日休めばよいですか?
在宅勤務では2〜4日、デスクワークでは3〜7日程度が目安です。接客業や営業職など、人と近い距離で会う仕事では7〜14日程度確保すると安心です。
Q4.手術翌日に外出できますか?
体調に問題がなければ短時間の外出は可能なことがあります。ただし、術後1〜3日は腫れが強くなりやすいため、重要な予定や長時間の外出は避けることをおすすめします。
Q5.内出血はいつ消えますか?
多くは1〜2週間、濃い内出血では2〜3週間程度かけて薄くなります。色は紫、青、緑、黄色へ変化しながら吸収されます。
Q6.痛みは強いですか?
強い痛みが長く続くことは一般的ではなく、多くは処方された鎮痛薬で対応できます。急激に強くなる痛みや、片側だけの著しい腫れを伴う場合は、すぐに執刀医へ連絡してください。
Q7.コンタクトレンズはいつから使えますか?
一般的には1〜2週間程度控えます。結膜の状態やドライアイの有無によって異なるため、診察で許可を得てから再開してください。
Q8.メイクはいつからできますか?
目元以外のメイクは早期から可能な場合がありますが、アイメイクは数日〜1週間程度控えることが一般的です。具体的な時期は執刀医の指示に従ってください。
Q9.裏ハムラ法は抜糸が必要ですか?
結膜側のみの手術で溶ける糸を使用する場合、皮膚側の抜糸は通常ありません。ただし、皮膚切除や目尻の処置を併用した場合は抜糸が必要です。
Q10.左右差があるのは失敗ですか?
術後早期は左右で腫れ方が異なるため、一時的な左右差は珍しくありません。時間とともに改善することがあります。急激な悪化や強い痛みがなくても、気になる場合は定期検診で確認しましょう。
Q11.裏ハムラ法を受けると涙袋はなくなりますか?
裏ハムラ法が主に扱うのは、涙袋より下にある眼窩脂肪のふくらみと凹みです。しかし、腫れや手術範囲によっては術後早期に涙袋が目立ちにくくなることがあります。もともとの構造や手術方法によって結果が異なるため、術前に希望を伝えてください。
Q12.失敗や修正を避けるにはどうすればよいですか?
目の下のふくらみだけでなく、皮膚の余り、骨格、頬のボリューム、下まぶたの支持力、クマの種類まで評価できる医師を選ぶことが重要です。適応診断、手術内容、リスク、術後管理について十分な説明を受けましょう。
BIOTOPE CLINIC 白金へのご相談
目の下のクマは、脂肪のふくらみだけで生じるとは限りません。
凹み、皮膚のたるみ、色素、血管、骨格、頬のボリュームなどが複合していることも多く、同じ「目の下のクマ」でも適した治療法は異なります。
BIOTOPE CLINIC 白金では、日本形成外科学会認定形成外科専門医が、目元の状態を診察したうえで、裏ハムラ法、表ハムラ法、経結膜脱脂、脂肪注入、その他の治療法から適切な選択肢をご提案します。
手術を前提にせず、「自分のクマの原因を知りたい」「裏ハムラ法と脱脂のどちらが合うのか確認したい」という段階でもご相談いただけます。
▼ 24時間WEB予約はこちら
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BIOTOPE CLINIC 白金へのご相談
気になる症状・治療法は、形成外科専門医・苅部医師にカウンセリングでご相談ください。お一人おひとりの肌・お悩みに合わせて、最適な治療法をご提案いたします。
所在地: 東京都港区白金 / 監修: 苅部 淳 医師(形成外科専門医)
まとめ
裏ハムラ法は、目の下のふくらみと凹みを同時に改善できる術式として、適応のある方には高い改善効果が期待できる治療法です。皮膚表面に傷跡が残らない点や、表ハムラ法と比べてダウンタイムが短い傾向にある点が特長ですが、腫れや内出血は術後1〜2週間程度続くことが一般的であり、「ダウンタイムがほぼない」という認識は誤解です。
また、仕上がりが安定するまでには術後3〜6ヶ月程度かかります。途中経過で焦らず、担当医と定期的に経過を確認することが大切です。術後のセルフケアや生活習慣の工夫で、回復をよりスムーズに進めることができます。
実際の診療では、「目の下のふくらみとくぼみが両方あるが、どの治療が自分に合うのかわからない」というご相談が多く、カウンセリングでの丁寧な診断と個別の提案が重要になります。裏ハムラ法が気になる方、自分に適した治療を知りたい方は、ぜひ専門医へのカウンセリングをご検討ください。BIOTOPE CLINIC 白金(東京都港区白金)では、日本形成外科学会形成外科専門医によるご相談を承っております。お気軽にご相談いただけます。
References
- 日本形成外科学会『形成外科診療ガイドライン』 https://jsprs.or.jp/
- 厚生労働省『医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)』2018年 https://www.mhlw.go.jp/
- 日本美容外科学会(JSAPS)関連ガイドライン・学術資料 https://www.jsaps.com/
- PMDA(医薬品医療機器総合機構)医療機器・美容医療に関する情報 https://www.pmda.go.jp/
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監修医師
苅部 淳
Karibe Jun
理事長
略 歴
資 格
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苅部 淳 理事長の発信
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