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AGA治療|薄毛治療で後悔することは?
2022.12.27
AGA治療を受けているのにいまいち効果がわかりづらい?
いつまでAGA治療を続ければ効果を実感できるのか?
薄毛の悩みを解消したくてAGA治療を検討しているけれど本当に生えるのか?
なかなか周りでAGA治療を受けている方からリアルな感想を聞く機会が少ないにもかかわらず、ネット上にはたくさんの方の体験談があふれていて、何が本当かわかりづらいですよね。
薄毛で悩む方のAGA治療は、即効性のある治療ではありません。しかし、自分に合ったAGA治療を続ければ効果を実感できます。
本記事では、薄毛で悩み、AGA治療を受けた方が後悔している事、治療を後悔のないものとするためのポイントを紹介しています。
薄毛で悩む方がAGA治療をして後悔していること
薄毛でAGA治療を受けた方のなかで、治療に後悔をしたことがある方からあがることが多い意見はこの3つです。
・期待していたような治療の効果を感じられなかった
・想像していたよりも時間と費用がかかる
・治療を始めたのに抜け毛があった
期待していたような治療の効果を感じられなかった
昨今、病院やクリニックで受けられるAGA治療の認知度が高まり、薄毛の解決の糸口として治療に興味を持つ方が増えています。
しかし、病院やクリニックでの「治療」ということもあり、効果に対しての期待が大きすぎる、即効性があると誤解している方もいるようです。
AGAの治療は、風邪などの病気の治療とは異なり、つらい症状をすぐに緩和したり、治すような即効性はありません。
服薬や外用薬ですぐに毛量が増えて薄毛が解消されるのではなく、薄毛に影響を及ぼすホルモンの働きを阻害し、ヘアサイクルを整えていくことで徐々に効果を実感できるようになるのです。
ある程度の期間を要する治療となるため、効果に疑問を持ち、効果が出始める前に断念してしまうケースがあるようで、それではもったいないですよね。
クリニックや病院の医師の元で、状況を正しく判断し、状態に合わせたAGA治療をしてもらい、不安を解消しながら継続していくことが効果を実感するためのポイントですよ。
想像していたよりも時間と費用がかかる
薄毛でお悩みでない方でも髪が生えて伸びるまでには時間を要します。
治療を必要とする方の中でも、AGAの進行状況はさまざまです。
AGA治療はヘアサイクルを整えていく治療法です。治療を開始するのが遅かったり、進行が進んでいる場合などは、より治療期間を有することがあります。
AGA治療期間が長くなればなるほど費用もかさむので、
治療を始める前に想像していたよりも、時間や費用がかかってしまったと感じることがあるようです。
治療を始めたのに抜け毛が増えてしまった
個人差はありますが、AGAの治療を始めて2週間〜1か月頃に「初期脱毛」が現れます。
これはAGA治療によって正常なヘアサイクルに戻す過程で起こることで心配はいらないのですが、人によっては脱毛の量に差があるため、普段より多く抜けてしまったように感じて驚いたり、AGA治療そのものに不安を持ってしまうことがあるようです。
後悔のないAGA治療とするには、治療に対しての理解と不安を解消し継続できるサポートが重要です。
時間のかかる治療だからこそ、薄毛やAGA治療のクリニックや皮膚科の医師など、専門家の力を借りるのが得策といえるでしょう。
そもそもAGAとはなぜ起こる?薄毛をどのように治療をしていくの?
AGA治療をして後悔したことがある方は、なぜ思ったように効果を感じられなかったのでしょうか。
それを知るためには、まずAGA発症のしくみから探っていくとわかりやすいでしょう。
AGAの発症は遺伝で決まるって本当?男性ホルモンは薄毛に影響するの?
AGAは男性型脱毛症とよばれ、思春期をすぎた男性が発症する薄毛の症状です。
年齢を重ねることで発症する方が多いイメージですが、20代男性でも起こります。
発症頻度は30代で30%、50代以上は、なんと40%にもなります。
AGAの発症は男性ホルモンと、そのホルモンの活性度合いを遺伝することが主な原因です。
男性ホルモンのひとつに「テストステロン」というホルモンがあります。
このテストステロンは男性にとって重要なホルモンで、骨格や筋肉量など男性らしい身体をつくる働きがあります。また、大脳に作用し、決断力を高めたり、自立神経を整える作用もあります。
テストステロンは体内の消化、吸収、代謝をサポートする酵素の一種である「5αリダクターゼ」と結合することでより強い男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化します。
脱毛要因ホルモンと呼ばれる、ジヒドロテストステロン(DHT)こそが、AGAの原因なのです。
ジヒドロテストステロン(DHT)が活性化されると、毛髪サイクルの中で、太く長く毛髪を育てる成長期を短くしてしまい、健康な毛髪が育たなくなるのです。
また、突然退行期に移行させられ、毛髪が育つ前に抜けてしまうことで、だんだんと見た目にも毛髪が減り薄毛になってきたことがわかるようになってきます。
ジヒドロテストステロン(DHT)が活性しやすい体質かどうかは遺伝します。
やっかいなのは、優性遺伝であり、この体質は高い可能性で遺伝することです。
若いころにヘアカラーをしたり、帽子をかぶることが多いと薄毛になるという話しを聞くことも多々ありますが、男性ホルモンの働きと遺伝が要因であるため、AGAの発症そのものを防ぐことは非常に難しいのです。
AGAの進行には個人差がある?種類とは?
AGAの進行のパターンは大きく分けて3つ、O型、M型、U型があります。
それぞれの違いを見てみましょう。
O型:頭頂部から丸く薄毛が広がっていき、上から見るとアルファベットの「O」の形に見えます。
M型:額から剃り込んだようにアルファベットのMのような形になり、だんだんと頭頂部に向かい薄毛が進行していきます。
U型:額の生え際からの進行と、頭頂部からの薄毛の進行が同時に起こっている状態です。
両サイドと後頭部以外が薄くなるので、O型やM型にくらべて薄毛であることが目立ちやすくなります。
健康な毛髪には正常なヘアサイクルであることがもっとも重要
毛髪にも肌と同じように新陳代謝の周期があり、その周期をヘアサイクルといいます。
ヘアサイクルは成長期→退行期→休止期とあり、およそ2〜6年の歳月をかけて、新たな毛が生まれては抜けていく周期をくり返しています。
成長期には早期、中期、後期があり、毛髪は新しく生まれると、太く、長く成長していきます。ただ生やすだけではなく、しっかりとしたハリ・コシのある髪になるまでじっくり期間をかけて成長していくのです。
AGAの原因である男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)は、この成長期を短くし、強引に退行期に進ませてしまいます。
このなんとも嬉しくない作用により、AGAを発症した方のヘアサイクルは数か月から1年程度に短縮され、十分に毛髪が育つ前に抜け落ちてしまいます。
そして、ヘアサイクルの回数にも限界があることも忘れてはいけません。
AGAでヘアサイクルの周期が短くなり回数が増えてしまうと、最終的には毛髪を生み出す毛母細胞が死滅してしまいます。
ヘアサイクルそのものが起こらなくなってしまうと産毛程度の毛さえも生えなくなりAGA治療ができなくなるのです。
AGAの治療方法
内服薬
・フィナステリド(プロペシア)
前頭部や頭頂部に多く存在している5αリダクターゼⅡ型の働きを抑制し、脱毛要因ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を減らします。
ヘアサイクルを正常に整え、AGAの進行を防ぐ効果があります。また、薄毛が気になり始めた方のAGA予防としても処方されています。
・デュタステリド(サガーロ)
フィナステリド(プロペシア)と同様に、ジヒドロテストステロン(DHT)を産生させないよう5αリダクターゼの働きを抑制する働きがあります。
5αリダクターゼⅡ型に作用するフィナステリド(プロペシア)に対し、デュタステリド(サガーロ)はⅡ型のほか、側頭部や後頭部をふくむ頭部全体に分布するⅠ型の働きにも抑制効果があるのが特徴です。
・ミノタブ(ミノキシジルタブレット)
頭皮の血管を拡張し血行を促進します。血の巡りが良くなると毛乳頭細胞まで栄養が届いて細胞分裂が活発になり、育毛や発毛に効果を発揮します。
抜け毛を防止する効果の高いフィナステリドやデュタステリドと、発毛・育毛効果のあるミノタブは働きが異なる薬であるため、併用することで効率的なAGA治療が可能です。
注意しなければならない点は、ミノタブは日本では現在未承認の薬であることです。
内服薬は全身に作用します。頭部だけではなく全身の毛量がふえる多毛症の副作用の可能性もあることがわかっています。
禁忌の薬もありますので、必ず医師のもとで説明を受けてから服用してください。
外用薬
・ミノキシジル外用薬
内服薬のミノタブ(ミノキシジルタブレット)と同様の働きで、血行を促進し、発毛・育毛効果があり薄毛の解消に期待できる外用薬です。
ミノキシジル外用薬は日本でも承認されており、日本皮膚科学会のガイドラインではその効果の高さが評価されています。
注入薬
・メソセラピー
注射器などで直接頭皮にAGAに有効な成分を注入します。
フィナステリドやミノキシジルなどの医薬品成分を注入するほかにも、幹細胞などの成長因子や栄養成分などオリジナルの配合をおこない治療の効果を高めている病院やクリニックもあります。
副作用がほとんどなく、発毛の即効性が高い治療法です
注射の痛みが気になる方には、注射針を使用せず炭酸ガスの圧力を利用して有効成分の注入をおこなうMESOJETという専用医療機器での治療がおすすめです。
・HARG(ハーグ)療法
HARG(ハーグ)療法は近年登場した毛髪再生治療です。
感染症対策の済んだ安心して使用できる脂肪幹細胞を頭皮に注射します。
1か月に1回の治療を6回続けるので、5〜6か月の治療期間を必要とします。
早い方は3か月で効果を実感しています。
一定期間の治療後は年1、2回のメンテナンスで状態を維持できるのも特徴です。
同じくと頭皮に注入して治療するメソセラピーとの違いは注入する薬剤にあります。
メソセラピーはクリニックによって独自の配合をしており使用薬剤が異なりますが、HARG(ハーグ)療法は成分構成が決まったHARG(ハーグ)カクテルを使用するため、この治療を行なうクリニックであれば、どこであっても同じ効果を得られます。
デメリットとしては、メソセラピーに比べ費用がかかること、注射の痛みがあることです。
治療後2週間はヘアカラーなど刺激になるものは控える必要があります。
AGA治療のデメリット
AGA治療をして後悔しないためにも、デメリットを知っておくことは大切です。
AGA治療は継続する必要がある
AGA治療は、薄毛の進行を遅らせたり、発毛や育毛の効果はありますが、一度発症してしまったAGAを完治させることはできません。AGAは男性の身体のなかで行なわれる細胞の活動の一つであるため、病気ではなく、症状を取り除くということができないのです。
しかし、早めに治療を始めれば薄毛に悩み出す前の状態に戻していくこともできますし、満足いく状態も治療を継続することでキープしていけます。
一度治療を中断すると、もう一度ヘアサイクルを整えるところからのスタートとなり、時間を要します。
AGA治療を進めていくなかで、希望の状態に近づいてきたら、治療の頻度を調整することもできるので、無理なく継続できる方法を医師に相談しながら見つけていきましょう。
AGA治療を受けるには費用がかかる
AGA治療は保険診療の適用外です。
自由診療なので、病院やクリニックが自由に価格を設定できます。
AGA治療は継続が必要なので、費用が安ければ良いようにも感じますが、治療の内容によって費用も効果も異なるので検討が必要です。
内服薬の処方だけであれば比較的安い治療費で済む場合もありますが、状態によっては、薬やその他治療法との併用で効果を高め改善していく必要があり、その分、費用もかかります。
医師は状態や効果をみながら、その人にあった治療法をみつけていきます。
自分に合った治療法をみつけ効果を実感するためにも、AGA治療方法の選択肢が多いクリニックを選ぶことがおすすめです。
AGAの進行状態によっては治療の効果を感じられない場合もある
AGAが進行して、毛髪を生み出す毛包細胞が死滅してしまっている場合には、治療の効果は得られません。
ヘアサイクルの改善をおこない、毛包細胞を活発にしていく治療なので、働きかける細胞がないと意味がないのです。
しかし、細く産毛であっても、毛髪がある状態ならば、まだまだAGA治療は可能です。
放っておくとAGAはどんどん進行し薄毛の悩みは深刻になります。
長いあいだ放置してしまった方でも、今ある毛包細胞を守るために治療を始めることは決して無意味ではありません。
まずは自分のAGAの状態を知ることが大切です。
AGA治療に副作用はあるの?
AGA治療は副作用が少ない治療といわれています。
しかし、薬を使用する以上、絶対にないとは言い切れません。
内服薬では、肝機能障害・吐き気や食欲不振・性欲減退など
外用薬は、かゆみやかぶれ、赤み、湿疹、フケが出る などの副作用があげられます。
内服のAGA治療薬は、飲み合わせに注意が必要です。一緒に服用することが禁忌の薬もあります。
持病や服用中の薬、市販のAGA治療薬の使用があれば、すべて医師に伝えておきましょう。
市販のAGA治療薬を併用することで、作用が強すぎて逆効果になったり、打ち消してしまうこともあるので、市販の外用薬やサプリメントなども医師に相談の上で併用してください。
ネット販売しているAGA治療薬は危険です
日本で未承認のミノタブ(ミノキシジルタブレット)などAGA治療薬がネット通販などで安価で販売されているのも見かけますが、購入はとても危険です。
これらは、個人輸入で販売しているもので、服用は完全に自己責任です。
副作用があらわれた場合に販売者が対処してくれることは、まずありません。
また、日本未承認薬の使用による副作用には、医薬品副作用被害救済制度が適用されないのです。
偽薬を販売する悪質な販売者もいるため、AGA治療薬は医師の処方の元で服用しましょう。
自分に合った治療をしている人は後悔していない
副作用があったり効果が期待できないという方の多くは、ネット販売のAGA治療薬を服用したり、自己判断で治療を中断することで、本来の治療の効果が感じられていないのが原因です。
薄毛の状態を知り、自分に合った治療法を継続していけば、治療して後悔を感じることは少ないはずですよ。
AGAはクリニックで医師と一緒に治療がおすすめ
病院やクリニックでAGA治療を受ける最大のメリットは、自分の症状に合わせた治療を受けられて、効果を実感しやすいことです。
ネット上で調べれば多くの情報を得られるかもしれませんが、どれが自分に合っているかはわかりませんよね。その中から合う治療法を見つけていくには、時間も費用もかかります。
また、男性ホルモンの作用や遺伝が原因であるAGAの進行を食い止めたり、発毛させるのには、自分でできる薄毛ケアのみでは不可能なのです。
AGAはどうして起こるのか解明されている症状です。
それであれば、医療による、メカニズムに合わせた治療方法を選択する方が確実です。
AGA治療には期間が必要で、経過がわかりにくいというのが難点ではあります。
病院やクリニックでのAGA治療は豊富な経験がある医師の目から見て経過を教えてもらえるので、安心して治療に集中できますね。
薬が体質に合わず副作用がある時や効果に物足りなさを感じる場合にも、医師に相談してみてくださいね。
不安を相談できる環境で治療をしていると、独自にケアするよりも、継続して治療していくことに苦痛を感じにくいという点もクリニックでのAGA治療のメリットです。
AGAではなく、他の病気が原因でおこる脱毛症状もあります。
本当にAGAによる薄毛なのか、診断を受けたうえでの治療も大切です。
AGA治療の効果を最大限発揮するために
先述したように、独自のケアではAGAの症状を抑えたり改善することは不可能です。
しかし、髪も細胞のひとつであることは変わらず、健康な生活を送ることで、AGA治療の補助的な役割を果たすことはできます。
AGA治療の効果を発揮できるよう、生活習慣も見直してみましょう。
質のよい睡眠と成長ホルモン
睡眠には疲れを癒すだけではなく、細胞を補修する働きがあります。
眠りについてから3時間経つころ、成長ホルモンが分泌され、肌や髪の細胞修復や新陳代謝が活発になります。
成長ホルモンが分泌されると、毛母細胞が細胞分裂をおこして新しい毛髪を生み出し、成長期の毛を太く長く成長させるのです。
AGA治療中は、用いられる薬の効果でも毛母細胞を活性化させていますが、
その働きを最大限発揮できる環境づくりと、自分自身の力でも健康な毛髪を作りだすために質の良い睡眠がとれるよう意識しましょう。
からだと毛髪は栄養のある食事からつくられている
からだの細胞は食べ物からつくられますが、髪も例外ではありません。
丈夫な毛髪の成長に必要な栄養素は3つ、タンパク質(アミノ酸)・ミネラル・ビタミンです。
髪の主成分であるケラチンは「タンパク質」で構成されています。
丈夫な毛髪を生み出し育てるために、必須アミノ酸を含むタンパク質を摂取することが重要です。
鶏むね肉、卵、チーズ、マグロなどの動物性タンパク質と、
昆布、豆腐、納豆、にんにくなどの植物性タンパク質のどちらもバランスよくとりましょう。
細胞の働きを支える役割のあるミネラルのなかでも、髪の主成分ケラチンの働きを支えているのが「亜鉛」です。
亜鉛は、豚レバー、牡蠣、チーズ、アーモンドに多く含まれます。
亜鉛にはヘアサイクルを正常にする働きもあります。
「ビタミン」は頭皮環境を整え、血行を促進し、健やかな毛髪を育てます。
特に、細胞の老化を防ぎ血行を促進するビタミンE、ハリやコシのある毛髪を育てるビタミンB1、過剰な皮脂の分泌を抑え頭皮環境を整えるビタミンAが重要です。
・ビタミンE:うなぎ、卵、ほうれん草、小松菜
・ビタミンB1:豚肉、昆布、落花生、たらこ
・ビタミンE:アボカド、大豆、めかじき
タバコや飲酒は控えましょう
タバコは血管を収縮させ、ひどい場合、さまざまな要因と重なり毛細血管を消滅させます。
頭皮の血流を良くして、毛母細胞を活性化することで治療していくAGAにとって喫煙は悪影響しかありません。
過剰な飲酒もAGAとその治療に悪い影響を与えます。
アルコールは体内でアセトアルデヒドに変換されます。これは飲酒後の頭痛や二日酔いをひきおこす原因となる物質です。
アセトアルデヒドは脱毛要因ホルモンと呼ばれる、ジヒドロテストステロン(DHT)を生成する作用があることも確認されています。
AGA治療とは真逆の作用で悪影響を及ぼすタバコや、飲酒。
治療を無駄にしないためにも控えることをおすすめします。
シャンプーの時にゴシゴシ頭皮を痛めつけていませんか?
有効成分が浸透しやすいように、清潔で毛髪の育ちやすい頭皮環境をつくることも、AGA治療の成功に欠かせませんね。
頭皮を傷つけないように指の腹で優しくもみ洗いをして皮脂やホコリを落とします。
シャンプーの時間の倍の時間をかけてしっかり流し、必ずドライヤーで乾かします。
濡れたまま放置すると頭皮に雑菌が繁殖し薄毛の原因になります。ドライヤーをしながら、頭皮がしっかり乾いたか確認しましょう。
フケやかゆみがある場合はシャンプーの成分が頭皮に合っていないか、刺激が強すぎるのかもしれません。
薄毛に効果がある成分が入っていたとしても、自分に合っていなければ逆効果です。
悪化して炎症をおこすこともあるので、シャンプー選びは慎重に判断してください。
かゆみがあると睡眠中など、無意識にかいてしまい、頭皮を爪で傷つけてしまったり、生まれたばかりの毛髪を痛めてしまうことも考えられます。
長くかゆみがある、赤みが出るなど頭皮の状態が良くないときは、医師に相談して、かゆみや炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。
まとめ
即効性を求めるなら、かつらや植毛といった方法を選択するほうが早いかもしれません。
しかし、自然な見た目と手入れが楽という点では自毛に勝るものはないでしょう。
完治することは難しくても、継続することで治療自体も少しずつ楽になってきます。
効果を実感できるまでが踏ん張り時です。医師のサポートを上手に利用して、後悔のないAGA治療をしていきたいですね。
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