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裏ハムラ・ミッドフェイスリフトの治療法と効果

2022.11.18

ハムラ・裏ハムラ法は目の下のたるみやクマを取る施術法です。

ミッドフェイスリフトは目から頬までの中顔面の脂肪を引き上げる方法で、シワや頬のたるみ、ほうれい線などの若返り効果に期待できます。

手術前、術後の症例写真も交えて適応患者やリスク・効果などについて解説します。

目の下のたるみ・クマ、中顔面のリフトアップに効果的な方法が裏ハムラとミッドフェイスリフトです。

裏ハムラは目の裏側を切開するため、皮膚表面に傷がつきません。そのため整形したことを周りに知られたくない方におすすめの方法です。
また、裏ハムラとミッドフェイスリフトを組み合わせることで目元だけでなく、中顔面のリフトアップにもなり、より若返り効果に期待できます。

目の下のたるみやクマを改善したいと思っている方はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

目の下のたるみ・クマの原因

目の下のたるみ・クマができる原因としてあげられるのが、加齢による肌の弾力や筋力の低下などです。

目元は、顔の中でも特に皮膚が薄く、乾燥しがちな部位になります。顔の印象だけで第一印象が変わるほど、特に気を配りたい箇所になるでしょう。

年を重ねるにつれて、目の周りの筋肉も衰えて、まぶたや目の下の皮膚と脂肪を支えきれなくなります。そのためたるみやクマが目立つ原因になる可能性があります。

また加齢や紫外線などの影響で肌の弾力を支える役目があるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの組織がダメージを受けることで肌のハリが失われて若々しさを失ってしまいます。

眼窩脂肪によるたるみや目の酷使や刺激も原因です。
クッションのように眼球を支えている眼窩脂肪が重力で圧迫されて目の下のたるみが目立ちます。
またパソコンやスマホの長時間の使用による目の酷使にも注意が必要です。目の周りの筋肉が緊張して血行が悪くなり、筋肉の衰えが加速して老化が早まる原因になります。

その他にも目のこすりすぎ、雑なクレンジングでメイクオフ、洗顔、日焼け、睡眠不足、ストレスと日々の生活の中にも、目の下のたるみやクマの原因が潜んでいます。

目の下のたるみとクマは美容液やマッサージである程度改善できますが、難しい場合もあります。
目の下のたるみ、クマの改善が難しい場合は、クリニックで診断して適切な対応を取ってもらいましょう。

裏ハムラ法

裏ハムラ法はまぶたの裏側を切開して、脂肪を移動させる方法です。

たるみの原因となる突出した脂肪を下まぶたの裏側からくぼみ部分に再配置するため再発リスクが低く、膨らみと凹みを同時に改善できます。
皮膚表面を切開しないため、下眼瞼外反(あっかんべー状態)等のリスクが低いです。また下まぶたの粘膜側を切開するため傷跡が目立ちにくくなります。

涙袋の形成に関わる部分の皮膚眼輪筋を温存できるため涙袋を残すことが可能です。
ただ、皮膚が伸びている場合のたるみには効果が薄いとされています。

目の下のたるみ、クマに効果的な治療法で脂肪採取や脂肪注入に抵抗がある人におすすめです。

またクマには茶クマ、黒クマ、赤クマ、青クマなどと数種類のクマがあります。
クマの種類によって原因や治療方法が変わってくるので医師に相談し、適切な治療をしてもらいましょう。

ハムラ法と裏ハムラ法の違い

ハムラ法 裏ハムラ法
施術内容 目の下の皮膚を切開して行うクマやたるみ改善に効果がある治療方法 皮膚を切開せずに目の下の膨らみやたるみを改善する治療方法
メリット ・皮膚の緩みに対応できる
・目の下の膨らみ改善可能
・余分な皮膚を切除できる
・たるみ、目袋、しわ、くぼみ改善
・頬の引き上げが広範囲で可能
・皮膚表面に傷跡が残らない
・外反リスクがほぼない
・目の下の膨らみ、くぼみ、涙袋改善
・ダウンタイム期間が短い
デメリット ・皮膚表面に傷跡が残る
・涙袋がなくなる
・外反リスクがある
・ダウンタイム期間が長い
・術野が悪いため慣れが必要
・目の下のたるみ、膨らみが大きい方は改善が難しい
ダウンタイム期間 長い(皮膚を切開して眼輪筋を引っ張り上げているため) 短い
適応年齢 50代〜(年配の方) 20代〜50代


施術概要・流れ

手術時間 2〜3時間

1. まぶたの裏側の粘膜部分を切開する。

2. 脂肪が溜まっている部分の下側の角膜を切開する。

3. 角膜と眼窩脂肪を一塊にして引き下げて、骨膜に縫い合わせる。

4. 切開した部分を縫い合わせる。

麻酔は痛みを和らげる局所麻酔を使用します。

洗顔とシャワーは翌日から可能ですが、患部はお湯を流す程度でお願い致します。
入浴は長時間の入浴は腫れを長引かせる可能性があるためお控えください。同様に温泉やサウナもしばらくの間は我慢するようお願い致します。

メイクは手術翌日から目元以外のメイクは可能です。目元のメイクは腫れが引いた1週間後より可能となります。
また手術後はコンタクトが使用できない期間があるので、コンタクトを着用している方はメガネをご持参ください。

手術前と後の症例写真

裏ハムラ法 術後一ヶ月

出典:症例写真「目のクマ除去」「裏ハムラ法」「経結膜脂肪移動術」[術前/術後1ヶ月]CASE 01

裏ハムラ法を行うことで若返り効果を発揮できます。

貴院で取り扱う裏ハムラの手術の特徴は脂肪を取らないで足りないところに移動させることで、害の少ない温存手術を受けられることです。

目の下クマやたるみによって実年齢よりも老けて見えたり、疲れ顔の原因に。
マスクをしていても目の下のたるみやクマを隠すことが難しい部分になります。

裏ハムラの手術方法でかなり若返ることが可能です。

裏ハムラ法 目の下のたるみ取り

出典:症例写真「裏ハムラ法(目の下のたるみ取り)」

2枚目の写真の手術方法は余っている眼窩脂肪を切除するのではなく、余った部分をゴルゴラインの溝に引き出し固定することで、溝を下から持ち上げて目立たなくできます。
突出している脂肪を温存し、再利用することでたるみとクマを同時にフラットにすることが可能です。

下眼瞼の裏側で切開をするので、皮膚表面に傷は一切残りませんのでご安心ください。

ミッドフェイスリフト

ミッドフェイスリフトとは加齢により垂れ下がった頬の脂肪を引き上げる施術方法。

中顔面のリフトアップをすることで、頬のボリュームが増えて目の下のたるみやクマの解消にも効果的です。
また頬のボリュームがアップしたことで脂肪が蓄積された深いほうれい線も改善できて、若返り効果に期待できます。

デメリットとして、下まぶたのまつ毛の生え際で皮膚を切開するため傷は目立ちにくいが、むくみや腫れが引きづらく比較的長いダウンタイムが必要です。

目の下のたるみを上の方に引き上げたい方は裏ハムラ法と組み合わせた施術方法もあるのでぜひ担当医に相談してみると良いでしょう。

施術概要・流れ

手術時間 2〜4時間程度

1. こめかみを切開して糸を挿入する。
2. 頬の脂肪を糸で吊り上げる。目袋の原因となる脂肪は取り除く。

ミッドフェイスリフトの場合、局所麻酔と静脈麻酔の2種類の麻酔を使用します。そのため痛みを和らげてリラックスした状態で手術を受けることが可能です。

洗顔とシャワーは翌日から可能ですが患部はお湯で流す程度でお願い致します。
入浴は腫れがだいたい引いてから入浴可能です。
メイクは抜糸後から可能となっています。
注意事項として、サウナや激しい運動、飲酒などは血流が活発になり治りが遅くなってしまうので抜糸をするまではお控えください。

(ゴルゴライン…目頭の下から頬にかけて斜めに伸びる溝やへこみのこと)

リフトアップすることで、シワや影を同時に改善できます

ミッドフェイスとは目の下から鼻の下付近までのことを指します。

特にゴルゴ線と言われる辺りの頬のくぼみとその下のたるみに重視した顔の重心のバランスが大切です。

中顔面は加齢に伴い皮膚が下がり脂肪や筋肉の低下によって頬が垂れ下がりくぼみができてしまいます。
手術前と手術後でもシワやたるみが薄くかなり若々しい印象になります。

中顔面の重心を上にリフトアップすることで、シワや影を同時に改善できます。そうすることによって実年齢よりもマイナス5歳から10歳と大きく若返ることが可能です。

このような方におすすめ

  • 目の下のクマが気になる
  • 皮膚を切開しないで脂肪を取りたい
  • 切らないでたるみを引き上げたい
  • 目の下のクマと一緒に治療したい
  • ダウンタイムを短くしたい

副作用・リスク

目袋の膨らみが残る

手術後、目の下のたるみの原因となっている脂肪を取り除く量が足らないと、目袋の膨らみが残る可能性があります。また筋肉や皮膚のゆるみが原因でふくらんでしまうことも。

目のチクチク感

まぶたの裏側に縫合した傷が眼球の表面にあたってゴロゴロした違和感を感じる場合があります。
大抵は2〜3週間で落ち着き、大きな問題はないです。
万が一、目にチクチクした痛みを感じる場合は糸がほどけて糸の先端が眼球にあたっている可能性があります。
放っておくと目に傷をつける危険性があるので、できるだけ早めに医師に観てもらい適切な処置をしてもらいましょう。

感染(化膿)

大抵はありませんが、細菌に対する抵抗力が弱っている場合は感染することがあります。

傷が開く

たまに糸がほつれて、傷が開いてしまう可能性があります。

血腫

手術後に出血が起こって、皮膚の下に血が溜まってしまう場合があります。
このような症状が起こった場合は来院して適切な処置をしてもらいましょう。

個人差は有りますが副作用やリスクの症状がひどい場合は躊躇せず早めの受診をお願いします。

施術メニュー・料金

院長カウンセリング・再カウンセリング
15分5,500円
美容外科 初診料
15分5,500円
美容皮膚科 初診料
15分3,300円
医師による美容施術
1回11,000円
美容外科手術後 診察
再診療+診察料3,300円
美容外科手術後 診察
再診療+診察料3,300円

手術オプション

局所麻酔
22,000円
静脈麻酔
77,000円
静脈麻酔
77,000円

裏ハムラ法/目の下の手術メニュー

裏ハムラ法/目の下のクマ取り
528,000円

経結膜脱脂法/目の下のクマ取りメニュー

下眼瞼たるみ除去
385,000円
経結膜脱脂法/目の下のクマ取り
418,000円

ミッドフェイスリフトメニュー

中顔面リフト
980,000円

よくある質問

  • Q:なぜ裏ハムラ法はクマ取り治療にいいのですか。
    A:ヒアルロン酸、脂肪注入は一時的には効果はありますが、むくみが悪化したり涙袋が薄くなる可能性があります。
    ハムラ法は年配の方など目の下の皮膚がたるんできた方にはおすすめです。
    しかし、傷が皮膚表面についてしまうということと涙袋が無くなってしまう可能性があります。

    目の下の手術のデメリットを全て解決する方法が裏ハムラ法です。

    またこの施術法は半永久的に若々しい目元が手に入るためおすすめの方法とも言えます。

  • Q:どのような方が適応ですか。
    A:30代後半から年配の方まで幅広い方に施術可能です。
    また裏ハムラ法は傷が表に残らないため、整形をしたことを知られたくない方や傷を残したくない人にもおすすめの方法となっています。
  • Q:コンタクトレンズはいつから着用可能ですか。
    A:手術後8日目から着用可能です。
  • Q:ミッドフェイスリフトはどのぐらいの期間腫れますか。
    A:個人差は有りますが、腫れの症状はおよそ1〜2週間ほどで内出血はおよそ2週間ほどで治ります。

まとめ)裏ハムラ法の治療はぜひ麹町皮膚科・形成外科クリニックへ

麹町皮膚科・形成外科クリニックでは裏ハムラ法の治療を推奨しています。

目の下のたるみやクマの改善に効果的な裏ハムラ法。

涙袋を無くしたくない、傷跡を残したくない方におすすめの施術方法です。
・またミッドフェイスリフトを組み合わせることで頬のリフトアップにも期待できます。

貴院では裏ハムラ法の第一人者に指導を受け、施術を行なっているため患者様一人ひとりに合った方法を提案いただけます。

クリニックや治療法について詳しく知りたい方は下のボタンをクリックしてください。

 

監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。


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