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おでこの傷跡や凹みの治療法、治療の流れを紹介!
2025.01.24
おでこの傷跡や凹みに悩みを抱えている方は珍しくありません。顔の中心であるおでこは、人と会うときにまず目につく場所であり、そのために自信をなくしてしまう方も多いでしょう。
傷跡や凹みは様々な原因で生じ、時間と共に目立ってくる場合もあります。
本記事では、おでこの傷跡や凹みができる原因や種類、治療法を詳しく紹介し、クリニックでの治療の流れまで解説します。
専門的な治療を受けるためのポイントも踏まえ、現在お悩みに感じている方やさまざまな治療の選択肢がある中で、どの治療が自分の症状に合っているのかを知りたい方は、ぜひ続きを読み進めてみてください。
おでこの傷跡や凹みのお悩みは多い
生まれつきのものや、古傷なども含めて、おでこの傷跡や凹みは、多くの方にとって悩ましい問題です。
特に顔の中でもおでこはよく目に入りやすい部位のため、傷跡や凹みの存在は気になりますよね。
ケガや手術の後の傷跡ができたり、ニキビよって凹みが現れたりなど原因はさまざまですが、症状に応じて適切な治療を受ければ改善が期待できます。
おでこに傷跡や凹みができる原因
おでこに傷跡や凹みができる理由は多岐にわたります。
一般的なものとして、事故や怪我が挙げられます。転倒や衝突による外的な衝撃で皮膚が損傷し、そのまま跡が残るケースがあります。
また、ニキビや吹き出物が発生し、適切にケアされない場合に跡ができてしまうケースもあります。
ここでは、おでこに傷跡や凹みができる原因を詳しく紹介します。
外的な衝撃やケガによる傷
転倒や衝突などの予期せぬ事故でおでこをぶつけると、皮膚が深く損傷し、傷跡として残る場合があります。
おでこの傷や凹みは目立ちやすく、人の目を引きやすいため気にされる方が多いです。特に深い傷の場合には、治癒の過程で皮膚の凹みが永久的に残る可能性もあるため、早期に適切な処置を行うことが大切です。
ニキビや吹き出物による跡
おでこにできたニキビが悪化して炎症を引き起こすと、最終的に傷跡や凹みを招きます。
ニキビは無理につぶさず、適切なスキンケアや治療を行いましょう。
炎症後色素沈着の可能性
皮膚に強い炎症が起きると、色素沈着を引き起こす可能性があり、一度できた跡が色を帯びて気になるケースがあります。
色素沈着は自然に薄れていく場合もありますが、時間がかかることもあります。特におでこのように目立ちやすい部分では色素沈着した跡が気になる方もいるため、早期のケアや治療を考えると良いでしょう。
水ぼうそうによる小さな凹み
水ぼうそうは子供の頃にかかりやすい感染症で、治癒後に小さな凹みが残る場合があります。
水疱瘡による凹みは一般的に成長とともに目立たなくなりますが、気になる方は治療を受けるのも選択肢です。
傷跡や凹みの種類
傷跡や皮膚の凹みは、症状に応じてそれぞれ異なる原因や特徴があります。
おでこに傷跡や凹みがあると、見た目だけでなく自己イメージや自信にも影響を与えがちです。
傷跡や凹みにはどのような種類があるのかを理解し、適切な対策を取ると、解消にアプローチする一歩となります。以下に、代表的な傷跡や凹みの種類を挙げ、それぞれの傷跡や凹みの特徴について解説します。
成熟瘢痕
成熟瘢痕は、傷ができた直後の赤くて柔らかい状態から時間の経過とともに落ち着き、肌の色に近づいて硬くなる傷跡を指します。
傷ができてから傷跡になるまでの経過には個人差があります。成熟瘢痕は特に治療の必要がない場合も多いですが、顔や腕などの露出が多い部位では、美容上の理由から改善を希望される方もいます。
肥厚性瘢痕
肥厚性瘢痕は、傷が治る際に過度に組織が盛り上がって発生します。
肥厚性瘢痕は、赤みや痒み、痛みを伴い、日常生活に影響を及ぼすケースもあります。
特に肘や膝など、体の動きに伴う部分にできやすく、炎症が続くと皮膚の状態が変わり、治療が必要なことも。ステロイドテープ療法などの保存的治療を中心に適切な治療を行い、症状の改善へアプローチします。
ケロイド
ケロイドは、皮膚の瘢痕組織が過度に増殖し、正常な組織を越えて成長する状態です。
特に顔や耳など、見た目の影響が大きい部位に発生しやすく、痛みや痒みが肥厚性瘢痕よりも強くなりがちです。ケロイドは体質や遺伝が関係し、外科的手術によってさらに多くのケロイドが発生してしまうというケースもあり、治療が難しい一面があります。
ニキビ跡
ニキビ跡は、過去にできたニキビが治癒した後に残る肌の変化です。
主に肌への色素沈着や質感の変化、凹みが見られます。ニキビ跡が顔にあると見た目に影響を与え、自信に影響を及ぼします。ニキビ跡の改善には、ダーマペンやレーザー治療など美容皮膚科での専門的な施術が効果を発揮します。
おでこの傷跡や凹みを治す方法
おでこの傷跡や凹みは現代の医療技術を駆使して目立たなくすることができます。
以下に、おでこの傷跡や凹みに対する治療法を紹介します。治療法のそれぞれに特徴や適用範囲があるので、傷跡や凹みの状態や希望に合わせて適切な治療法を選ぶ参考にしてみてください。
手術
おでこの傷跡や凹みを改善するための手術は、患者様一人ひとりの状態に応じた技術が要ります。
目立つ傷跡や凹みに対して皮膚の組織を適切に縫合し形状を整える外科的手術がありますが、そのほかにもZ形成術やW形成術などの技術を利用し、傷跡を分散させて目立ちにくくすることが可能です。
Z形成術では、三角形の皮膚を入れ替え、傷の方向を変えて傷跡の目立ち方を軽減します。
W形成術はジグザグに切開し、同様に傷の分断とぼやかし効果を狙います。
Z形成術、W形成術により見た目の改善が期待されますが、完全に消すことはできません。
手術後は安静を保ち、適切なアフターケアを行うことが大切です。
また、ケロイド体質の方は、新たなケロイドが生じるリスクにも注意が必要です。
ダーマペン
ダーマペンは、アメリカ食品医薬品局(FDA)から承認を得ている治療機器です。
極細の針を利用して対象部分に微小な穴を開け、創傷治癒の力を引き出して肌の再生を促進します。
ダーマペン4では、針の振動がさらに進化し、毎秒120回の振動で肌に見えないほどの小さな穴を作るため、痛みが軽減されます。
また針の深さも0.1ミリ単位で調整可能なので、個々の肌の状態に応じた治療が行えます。
ただし、強度の金属アレルギーがある方やその日に外出の予定がある方は治療前に確認が必要です。
また、治療後は数日間の赤みが出る場合がありますので、日焼けや強い刺激を避けることが推奨されます。
レーザー治療
レーザー治療は、皮膚の深部から傷跡や凹みにアプローチし、根本からの改善を目指します。
レーザーを使用して皮膚に微細な穴を開け、自然治癒力を利用して皮膚の再生を促進します。施術の際には、表面麻酔を利用することで痛みを最小限に抑え、患者様の負担を軽減します。
特にフラクショナルCO2レーザーによる治療は、皮膚に微細なドット状の穴を開けるため、自然治癒力を活性化させ、コラーゲン生成を助けます。
当院で使用するペンタゴングランドは、他のレーザーに比べて熱損傷部分が小さいため、ダウンタイムが短く済みます。
治療後には赤みやヒリヒリ感が現れますが、ほとんどの場合1日程度で軽減し、4日から1週間で肌が滑らかになります。
日常生活への影響も最小限で済むため、忙しい日々を送る方にもおすすめです。施術は20分程度で完了し、約3週間の間隔をあけ、計4回の治療を受けることが目安です。
ジュベルック
ジュベルックは、近年注目を浴びているスキンブースターです。
ヒアルロン酸とポリ乳酸のハイブリッドフィラーで、凹み部分に直接注入でき、新しいコラーゲンの生成を促進します。
肌の深い層からボリュームを持たせることができ、おでこの傷跡や凹みも目立ちにくくなることが期待できます。
ジュベルックはポリ乳酸の成分により長期的にお肌でコラーゲンを生成し続けるため、数ヶ月にわたって改善が見込まれます。
ジュベルックは米国FDAと韓国KFDAの承認を受けています。
当院での治療の流れ
当院では、患者様それぞれの症状やご希望をじっくりと伺い、患者様の状態やご希望に最も適した治療法をご提案いたします。
まず初診時には現在の状態を詳しく診断し、その後治療計画を立てます。治療計画を基に、安全で効果的な治療を進める準備を整えます。
また、治療前に必要な準備や注意事項について詳しく説明いたしますので、安心して施術を受けていただけます。
初診時のご予約とカウンセリング
最初に、お電話やラインでのご予約をお願いしております。
混雑が予想される場合が多いため、早めのご予約をお願いしております。
予約日にお越しいただくと、経験豊富なドクターとのカウンセリングが行われます。
患者様のお悩みをじっくりと伺い、一人一人に合った最適なプランを提案いたします。
シミュレーションや症例写真を用いて、納得のいくまで丁寧に説明を行います。ご不安や疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
施術の決定と術前準備
施術の決定後は、専門のカウンセラーが詳細な施術日程や料金をご案内し、施術に関するご相談も承ります。
ドクターに聞きそびれたことなど、どんなことでも構いませんのでご相談ください。
そして、施術当日には改めてドクターとのカウンセリングを行い、希望のデザインや最終的なプランの確認を行い、施術を安心して受けられるよう準備を整えます。
施術とその後のフォローアップ
施術は、最新の医療技術を駆使した安全な環境で行います。
施術後はリカバリー室にてお休みいただき、ドクターと看護師による入念なケアを受けていただけます。
アフターケアの体制も整えておりますので、心と身体のケアをしっかりと行います。
術後も定期的な経過観察を行い、患者様が安心して日常生活に戻れるようサポートいたします。
ご希望により、電話やメールでのご相談も受け付けておりますので、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。
傷跡や凹みの治療で失敗しないためのポイント
傷跡や凹みの治療を成功させるためには、事前にいくつかのポイントを理解しておくことが大切です。
ここでは、治療を受けるうえで知っておくべき内容を詳しく解説します。
受診する医療機関を選ぶ
傷跡や凹みの治療を安心して受けるためには、専門的な医療機関を選ぶ必要があります。
形成外科や皮膚科は、傷跡や凹みの分野において高度な専門知識を持つ医療機関なので、経験豊富な医師により患者様一人ひとりの症状に応じた最適な治療が可能です。
治療後のケアを怠らない
治療が終了した後も、術後の仕上がりを長持ちさせるためには継続的なケアが必要です。
手術後や創傷が治った後も傷が安定するまでの期間、医師のアドバイスに従って適切なケアを続けましょう。
具体的にはテーピングや圧迫療法、場合によっては薬物治療を行い、傷の状態を綺麗に保つよう心がけてみてください。治療後のケアを怠らずに行えば、治療の効果を最大限に引き出し、見た目の向上を維持できます。
顔の傷跡やへこみは専門の医師に相談
顔にある傷跡や凹みに関しては、専門の医師に相談することが何よりも大切です。
顔は衣服で隠れない場所であり、非常にデリケートな部位でもあるため、形成外科や皮膚科の経験豊富な医師へ相談しましょう。
専門的な知識と経験のある医師へ相談できれば、患者様一人ひとりのケースに応じて適切な治療計画が立てられるため、安心して施術を受けられます。
傷跡や凹みにお悩みなら麹町皮ふ科・形成外科クリニック|BIOTOPE CLINICにご相談ください
おでこの傷跡や凹みにお悩みを抱える方々に向けて、本記事では傷や凹みの原因や治療法、施術の流れを紹介しました。
傷跡や凹みはその種類に応じて、手術やダーマペン、レーザー治療やジュベルックなどの選択肢があり、それぞれの治療法に特徴があります。治療を成功させるためには形成外科・皮膚科の信頼できる医療機関を選び、治療後のケアも治療と同様に大切にしましょう。
麹町皮ふ科・形成外科クリニックでは、大学病院や総合病院で多くの経験を重ねた形成外科や皮膚科の専門医たちが集結し、患者様それぞれの症状に応じたオーダーメイドな医療を行っています。おでこやお顔の気になる部分の傷跡や凹みに対して様々な施術方法が可能です。治療法の選択から施術の進め方まで、カウンセリングで細やかにやり取りを通じて信頼関係を築きながら患者様が安心して治療を受けられる環境で進めていきます。
額の傷跡や凹みでお悩みでしたら麹町皮ふ科・形成外科クリニックへ一度ご相談ください。
詳細はこちら
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苅部 淳Karibe Jun理事長
-
- 略 歴
-
順天堂大学医学部卒業東京大学附属病院形成外科 入局埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教福島県立医大付属病院 形成外科寿泉堂総合病院 形成外科山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長東京大学附属病院 精神科
- 専 門
-
日本形成外科学会形成外科専門医日本抗加齢学会専門医日本医師会認定産業医
- 専門分野
-
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。
【未承認医療機器に関する表記について】
JUVELOOK(ジュベルック)について
・未承認医薬品等 JUVELOOK(ジュベルック)は医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
・入手経路等
当院医師の判断の元、ネイチャーフォース・ジャパン社より個人輸入しています。
※厚生労働省ホームページ「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/
・国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
・諸外国における安全性等に関する情報
JUVELOOK(ジュベルック)は、米国FDAと韓国KFDAの承認を受けており、皮内注射における安全性が認められています。
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