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二重切開のダウンタイムはどれくらい?腫れがある期間中の過ごし方なども紹介

2024.12.20

「二重切開したいけど、仕事もあるしダウンタイムがどのくらいか気になる……」
「ダウンタイム中は、なにに気を付けて過ごせばいいのかな?」

二重切開を検討したとき、このような不安を覚えたことはありませんか?
学校に通っていたり、仕事をしていたりすると長期でお休みをとるのが難しく、手術を受けるか悩んでしまいますよね。

当記事では二重切開の手術を受けた場合に、「どれくらいで落ち着くのか?」「ダウンタイム中はどうやって過ごしたらよいのか??」というのを説明していきます。

しっかり理解することで、二重切開の手術を受ける際の不安な気持ちを解消できますので、ぜひ最後までお読みください。

二重切開法とは

まぶたを切開し、キレイな二重をつくる施術です。

一般的に二重整形と聞くと、「二重埋没法」「二重切開法」の2つを思い浮かべるのではないでしょうか。

二重切開法は、患者の希望するラインでまぶたを切開し、内部組織を癒着させることで二重をつくる方法です。
一方、二重埋没法は、まぶたの内側に医療用の糸を通し、縫い付けることで二重のラインをつくる方法です。

切開法は、埋没法では実現できない細かな要望を叶えられ、さらにその二重が半永久的に持続されるので非常に魅力的な施術と言えます。

しかし皮膚を切開するがゆえにやり直しのきかない施術でもあるのです。
施術後に「このようなはずではなかった……」と後悔しないよう、しっかりとカウンセリングを受けたうえでデザインを決めましょう。

二重切開した際のダウンタイム

見た目や痛みがひどく気になるダウンタイムは、1~2週間程度です。
しかしその後も腫れやむくみなどは継続するため、キレイな二重が完成するまでには1~3か月程度かかるでしょう。

二重切開にともなうダウンタイムは、皮膚や脂肪、筋肉が傷つけられるために発生します。

おおむね3か月程度あればキレイな二重が完成すると言われていますが、人によって大きく差があります。
たとえば医師の技術力、個々の治癒能力の差、施術内容によってもダウンタイムの期間は変わるでしょう。
そのほかにも、切開の方法が全切開または部分切開であったり、まぶたに厚みがあり切開時に脂肪除去する量が多かったりする場合もあげられます。

いつが1番腫れる?という不安はあると思いますが、おおむね1~2週間程度でおさまり、そのあとは少しずつ理想的な二重に近づいていきます。

手術を受けるとすぐ完璧な二重を手に入れられると思っている方もいらっしゃいますが、完成するまでには時間がかかります。焦らずゆっくりと過ごしましょう。

二重切開した際の腫れや症状

二重切開法での主なダウンタイムの症状は、「腫れ」と「内出血」です。

ほかにも、以下のような症状があらわれます。

むくみ
かゆみ
ドライアイ
目元の熱感・違和感
目ヤニが出やすい
目を開きにくい
涙が出やすい           など

人によって術後の症状は異なるため、必ず上記の症状が出るとは限りませんが、さまざまな症状に悩まされることもあります。
しかし時間経過とともに落ち着いてきますので、安心してください。

ただし、「長期的にひどい腫れが継続する」や「痛みがまったく引かない」など、明らかにおかしいと思った場合は、我慢せずすぐ医師にご相談ください。
稀ではありますが、傷口からばい菌が入り感染を起こしていることもあります。

美容整形はかならずダウンタイムが存在するため、しっかり理解したうえで手術を受けましょう。

切開法の種類

切開法の中にも、種類があります。

ここで紹介するのは以下3つです。

全切開
目頭切開
目尻切開

理想的な顔のバランスは、「目の横幅:目と目の間隔:目の横幅=1:1:1」と言われています。
どのような手術を受けると、この理想的な顔のバランスに近づくのか?
自分のなりたい顔にするには、どのような切開法が合っているのか?を説明しますので、さっそく見ていきましょう。

全切開

まぶたの端から端までを大きく切開し、二重をつくる方法です。

全切開法は、患者の希望するラインでまぶたを切開するため、理想とする二重のカタチをつくれる魅力的な施術です。

たとえば、「二重の幅を広くしたい」や「くっきりとした目元にしたい」などがあげられます。
また、まぶたが厚い人は同時に脂肪の除去も可能なため、すっきりとした印象になります。

全切開は「理想の二重」のイメージがある人や、まぶたが厚く腫れぼったい目の人にオススメの施術方法です。
カウンセリングの際にしっかり自分の希望するイメージを伝えましょう。

目頭切開

目頭を数ミリ切開する手術法です。

蒙古ひだが張っている人や、離れ目を治したい人に適しています。

蒙古ひだとは、上まぶたから目頭にかけての皮膚のことを言い、その部分が張っていることにより目頭が隠れ、離れ目に見えてしまうのです。

離れ目の人は、蒙古ひだを取り除き目頭を出すことにより目の間隔が狭まって見えるため、バランスのよい顔に見せてくれるでしょう。
また蒙古ひだを切除するため、縦幅が広がりぱっちりとした目元に見せてくれます。

ただし目頭の形自体を変える施術ではないため、シャープな印象の目元を求めていたのに、実は目頭が丸みを帯びており希望と違った……となる場合もあるため注意が必要です。

目頭切開は、蒙古ひだが気になる人、離れ目が気になる人、二重を平行にしたい人などに適しています。

目尻切開

目尻を数ミリ切開する手術法です。

目尻の皮膚と粘膜を切開し縫合する手術のため、目の横幅を広げ大きな目元をつくることができます。

ツリ目でキツい印象の目元を優しい印象に変えたり、目の横幅を広げることで切れ長の大人っぽい印象に変えたりできます。

目の横幅がせまい人や目尻の白い部分が少ない人は、目のバランスを改善し美しい目元に見せてくれるためオススメです。

切開法と埋没法の違い

二重手術と言えば、「切開法」と「埋没法」を思い浮かべるのではないでしょうか。
どのような違いがあるのか表にまとめましたので、以下を見てみましょう。

切開法 埋没法
皮膚切開 あり なし
施術方法 患者の希望するラインでまぶたを切開し、二重を形成する方法 医療用の糸を使いまぶたの内側で縫い合わせ、二重を形成する方法
施術時間 1時間前後 10~20分程度
メリット
  • 半永久的な効果が期待できる
  • 細かくデザインを指定できる
  • ダウンタイムが短い
  • やり直しがきく
  • 費用が安い
デメリット
  • やり直しがきかない
  • ダウンタイムが長い
  • 持続可能期間に個人差がある
  • まぶたに厚みのある人は向いていない

埋没法と切開法の違いを上記の表にまとめていますが、最大の違いは「メスを使うかどうか」というところにあるでしょう。

切開法は、その名の通り「皮膚を切る」施術であるため、基本的にやり直しがききません。
そのため、しっかりとしたカウンセリングと医師の技術が必要です。

一方、埋没法は糸で縫い合わせる施術のため、もし気に入らなかったとしてもやり直しがききます。はじめて二重手術を受ける方でも安心の施術です。
ただし希望通りの二重ができた場合でも、時間が経つと糸がゆるみ元に戻ってしまうこともあることを覚えておきましょう。

以下のような人は切開法がオススメです。
・半永久的で取れない二重をつくりたい
・埋没法を何度か受けたが元に戻りやすい
・まぶたに厚みやたるみがある人

それぞれのメリットやデメリットをしっかり理解し、どちらの施術がよいか検討しましょう。

ダウンタイムを長引かせないための方法

二重切開には必ずダウンタイムがありますので、長引かせないための方法を以下で紹介します。

目を擦るなどまぶたに刺激を与えない
激しい運動をしない
飲酒をしない
長時間の入浴をしない
喫煙や冷えなど血行を悪くする行為をしない

ダウンタイムは時間経過とともに必ず落ち着いていきますが、できる限り早く落ち着いて欲しいものですよね。
1日でも早くダウンタイムを落ち着かせるにはどのようにしたらよいかひとつずつ説明していきます。

目を擦るなどまぶたに刺激を与えない

傷口に刺激を与えないよう、目を擦るなどまぶたに刺激を与える行動はやめましょう。

触れることにより、傷口が広がったり炎症を起こしたりする場合があるためです。
くわえて、医師は患者の希望するラインでキレイにまぶたを切開していますので、触ることで傷口を汚くしてしまう恐れもあります。

もし花粉症などでよく目を触ってしまう方は、事前に薬を準備するか、もしくは手術の時期をずらすなど対策をとりましょう。

激しい運動をしない

手術後、最低でも抜糸するまでは激しい運動を控えましょう。

運動することで血行がよくなり、まぶたが腫れやすくなるためです。

くわえて激しい運動により流れた汗が患部に触れると、傷口からばい菌が入り感染症を起こす恐れもあります。そのため流れるような汗をかく運動は控えましょう。

しかし、どうしても運動をしたいという人は、「いつから」「どの程度の運動」が可能か医師に相談してください。

医師に相談のうえ運動の許可が出た場合でも、衛生面も考えこまめに汗を拭き、患部に触れないよう注意しましょう。

飲酒をしない

二重切開の手術後は飲酒をやめましょう。

アルコールの摂取により血管が膨張し血流がよくなるため、まぶたの腫れが長引く恐れがあるためです。

またアルコールを摂取すると塩分や味の濃いものを求めやすい傾向にあります。塩分の高い食事をとると、体内の塩分濃度を薄めようと水分を溜め込むため、結果むくみにつながります。
むくみもダウンタイム中には気を付けたい症状のひとつですので、結果としてアルコールを控えるべきなのです。

手術後、1週間~2週間程度は飲酒をせず過ごしましょう。

長時間の入浴をしない

長時間の入浴はせず、さっとシャワーで汗を流す程度にとどめましょう。

入浴により血管が膨張し、内出血がひどくなる恐れがあるためです。

長時間の入浴とはお話ししましたが、できれば入浴自体ある程度の腫れがおさまるまでは控えたほうが安心です。

クリニックによって入浴を開始してよいと指導する時期は少々異なりますので、医師の指示に従いましょう。

喫煙や冷えなど血行を悪くする行為をしない

前項で血流をよくする行為は控えるようにと記述しましたが、血行を悪くする行為もやめましょう。

血流が悪いことで、傷の回復速度が遅くなるためです。

喫煙は血液循環や血管の状態を悪くさせますし、体を冷やすことは血液の巡りを悪くさせ、傷口の回復を遅らせてしまう恐れがあるため気を付けましょう。

血流をよくしすぎる行為も控えるべきですが、血行を悪くする行為もよくありません。
ダウンタイム期間中は体を冷やさないよう意識し、無理せずゆっくりと過ごしましょう。

二重切開した際のダウンタイムの過ごし方

二重切開のダウンタイム中はどのように過ごしたらよいか、以下で説明していきます。

なるべく頭をあげて過ごす
目の周りを冷やす
水分補給をしっかりする

美容整形とはいえ皮膚を切開する「手術」を受けているわけですから、前提としてダウンタイム期間はゆっくり過ごすことが第一です。そのうえで、なにに気を付けて過ごすべきかを解説しますので、見ていきましょう。

なるべく頭をあげて過ごす

起きている時間は、なるべく頭をあげて過ごしましょう。

目と心臓の位置が同じ高さにあると、まぶたに血液がたまりやすくなり、腫れや内出血が長引いてしまう恐れがあるためです。

日中起きている時間帯は横にならず、立っているかもしくは座り、心臓よりも高い位置に目がくるよう意識して過ごしましょう
就寝時は枕の高さをあげることで、心臓より低い位置に目がくることを防げます。

傷口を早く目立たないようにするには、とくに手術後2.3日は気を付けて過ごしましょう。

目の周りを冷やす

冷やした濡れタオルなどで、しっかり目元を冷やしましょう。

目の周りを冷やすことで、血管を収縮させ傷口の炎症を抑えられるためです。

一日の中で、起床時が一番腫れや内出血が目立ちやすい時間帯ですので、寝起きに目元を冷やすと効果的です。
手術後3日程度はしっかり冷やすことで、腫れの悪化防止につながりますので、習慣にするとよいでしょう。
その際、タオルなどで傷口を擦らないよう注意してください。

水分補給をしっかりする

二重切開のダウンタイム中は、水分補給を意識して過ごしましょう。

しっかりと水分をとることで、むくみ防止につながるためです。

摂取する飲み物もカフェインを含むものではなく、水またはノンカフェイン飲料を選び、糖分の高いジュースなども控えてください。

水分補給が不十分の場合、体に水を溜め込もうとはたらくため、むくみにつながります。しっかり水分をとり、むくみ防止の対策をとりましょう。

二重切開はBIOTOPECLINICへお任せください

ここまで二重切開の種類やダウンタイムについて説明してきました。

最近は性別問わず美容意識が高まっていますので、一重であることや目が小さいことなど、目元にコンプレックスを抱えている方も多くいるのではないでしょうか。

そのような方は、ぜひBIOTOPECLINICにご相談ください。

患者さま1人ひとりにあった施術をご提案すべく、しっかりとカウンセリングをおこないます。

ぜひ患者さまの求める目元をつくるためのお手伝いをさせていただきたいと思いますので、ご相談お待ちしております。

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監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。

 

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