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Column美容コラム

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気になる顔の脂肪吸引を徹底解説【効果】【費用】など

2022.08.06

目を閉じて両手で頬を触る女性

脂肪吸引は便利な美容施術の一つです。部分的に脂肪を除去できるので、気になる部分を効率的にシャープにすることができます。脂肪吸引でもある程度の量の脂肪を除去できるので、気になる部分に部分的に利用する人が増えています。

脂肪吸引は全身様々な場所で行うことができます。今回はその中でも、悩む人が多い顔の脂肪吸引について紹介していきます。ぜひチェックしてみてください。

脂肪吸引は顔でもできる

脂肪吸引というと、お腹や足、二の腕など、脂肪が気になるボディの部分の施術という印象を持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、実は顔の脂肪吸引も可能なのです。

顔に脂肪がつくと、二重あごなどの悩みが生まれてしまいます。また、フェイスラインがぼやけてしまい、顔が大きく見えるというデメリットも。頬などの脂肪がつきやすい部分で施術を受けることで、すっきりとしたラインを手に入れることができます。

体にそこまでお肉が付いていなくても、顔に脂肪がついて二重あごになっていると、それだけで太って見えてしまいます。とはいえトレーニングで顔だけ痩せるのはなかなか大変です。そんな時に脂肪吸引がおすすめなのです。

脂肪溶解注射との違い

脂肪吸引と似たような施術に、「脂肪溶解注射」というものがあります。二つの施術にはどのような違いがあるのでしょうか。

脂肪溶解注射について

脂肪溶解注射はその名の通り、脂肪細胞を溶かす作用のある薬剤を使った注射の施術です。溶けた脂肪細胞は血液中に吸収されるので、体に残ることもありません。血管やリンパ管を通って、最終的に汗や尿として体外に排出されます。

脂肪吸引との違いは、体にメスを入れるか入れないか、というのが一番大きいポイントです。脂肪吸引では脂肪を吸引するためのカニューレという管を入れなければならないので、肌の一部を切開する必要があります。

一方脂肪溶解注射に関しては、注射で薬剤を体内に入れるだけなので、切開の必要はありません。脂肪吸引でも切開する部分は5mmほどと小さいですが、注射で住む脂肪溶解注射とは大きな違いがあります。

施術効果の違い

施術効果に関しても、脂肪溶解注射と脂肪吸引ではやや違いがあります。簡単に言えば、すぐに脂肪をすっきりさせる効果が得たいのであれば、脂肪吸引がおすすめです。肌に負担をかけずにじっくり脂肪を除去したいというのであれば、脂肪溶解注射を選びましょう。

脂肪溶解注射では、脂肪細胞を溶かすことで少しずつ脂肪を減らしていきます。そのため、1回の施術で見た目が変わるということは、ほとんどありません。顔の場合は1ヶ月おきに2〜3回の施術をすることで、ようやく効果が期待できます。

脂肪吸引の場合は、皮下脂肪をごっそり吸引できるので、1回の施術でもビフォーアフターは大きく変わることが多いです。ただ、脂肪を蓄えるための脂肪細胞が減るので、どちらにせよリバウンドはしにくくなります。

痩身エステとの違い

脂肪吸引の施術は、クリニックでのみ行われる施術です。痩身エステは医療の資格を持たないエステティシャンが施術を行うので、基本的に体にメスを入れたり注射をすることはできません。あくまでもサプリメントの使用を促したり、体をマッサージして血行を良くすることで、痩せやすい体に導くのが目的です。

一方の脂肪吸引は医療痩身と呼ばれる施術であり、医師の資格を持つものだけが施術できます。脂肪吸引は肌にメスを入れて脂肪細胞を直接取り除くことで、短期的に顔をすっきりとさせることができるのです。

医療痩身の場合は科学的根拠に基づいて行われるので、痩身エステでの施術よりも目に見えた効果が期待できます。ただ、れっきとした医療行為なので、痩身エステよりも施術料は高く設定されています。

脂肪吸引の流れ

脂肪吸引を行う際には、どのような流れで行われるのでしょうか。いかに流れをまとめているので、チェックしてみてください。

カウンセリング

まず、脂肪吸引を受ける場合は最初にカウンセリングを受けます。この段階では、どこの部分に施術を行うのか、どれくらいシャープにさせたいのかという利用者の希望を反映させて施術の内容を決めていきます。

最初に問診票で希望を伝えることができるので、できるだけ具体的に答えるようにしましょう。医師とのカウンセリングの際には、リスクや副作用などについても話があります。施術後に後悔しないように、少しでも疑問がある場合にはこの段階で質問しておきましょう。

医師のカウンセリング後には、専属のカウンセラーと話す機会を設けているクリニックもあります。医師に言いづらいことがある場合は、カウンセラーとのカウンセリングの際に伝えてみると良いでしょう。

施術を受ける

カウンセリングが終わったら、今度はいよいよ施術を受ける段階です。クリニックにもよりますが、施術用の服に着替えて施術を受けることになります。着替えが済んだら、医師が脂肪吸引する場所のデザインを行う場合も。不安な点や言い忘れた点があれば、この時に伝えておきましょう。

施術に入る前には、麻酔を使います。部分的な施術なので局所麻酔が使われるのが一般的です。ただ、施術自体に不安がある人も多いでしょう。希望によってはリラックス作用のある静脈麻酔を使用できる場合もあります。

脂肪吸引の施術は、クリニックにもよりますが手作業で行う場合が多いです。理由としては、手作業で行うことで吸引量を調整しやすくなりますし、皮下組織や血管といった重要な部分を損傷させずに済むため。術後に痛みやトラブルが起こりにくくなります。

アフターケア

施術が終わったら、すぐに帰宅するわけではありません。麻酔が切れるまで1時間ほど個室で休んだ後で、帰宅という流れになります。術後は患部に包帯が巻かれるので、気をつけて過ごさなければなりません。

術後は傷口が開いているため、当日のシャワーは控えなければなりません。このあたりのポイントも、クリニックから説明があるでしょう。また、麻酔が切れた後は痛みが出る場合もあるので、痛み止めなどの薬を処方してもらうこともできます。

病院によっては、数日後に患部を圧迫している包帯の交換を行うこともあります。こちらはクリニックの指示に従いましょう。包帯の交換は何度か行い、その後も検診を続けて問題なければ施術は完了です。

脂肪吸引の種類

脂肪吸引は手作業で行われるのが一般的ですが、中には機械での施術を導入しているクリニックもあります。この二つの方法にはどのような違いがあるのか、以下にまとめてみました。

手動式(シリンジ法)

シリンジ法というのは、注射器を使っておこなう脂肪吸引です。シリンジ(注射器)の押し子部分を引くことで内部の圧力を下げ、陰圧にします。空気は気圧が高いところから低いところへ流れる性質があるので、この作用を利用して体内の脂肪を吸引します。

シリンジ法の良いところは、吸引する量を微調整することができるという点です。数CCレベルで調整できるほか、他の皮下組織や血管などを傷つけることなく施術を行うことができます。

少しずつ手動で脂肪を吸引していくので腹部や太ももなどの範囲が広い部分には不向き。ただ、顔であれば範囲も狭いのでスムーズに施術を行うことができます。

機械式

皮膚に差し込むカニューレという管に真空ポンプを取り付けて行うのが、脂肪吸引の機械式方法です。手動式と原理は一緒ですが、スイッチを押すだけで自動で陰圧を作り出し、脂肪を吸引します。

陰圧は自由に設定することができるので、細かな微調整も可能。途中で様子を見ながらパワーを変えていくこともできます。また、手動式とは異なり力も一定なので、内部の陰圧を落とすことなく一定の力で吸引を続けることが可能です。

パワーがあり、比較的広範囲の施術にも対応できるので、腹部や足、二の腕など体の気になる部位に使用されることが多いです。

顔の脂肪吸引の料金相場

顔の脂肪吸引をする際、気になるのが料金の相場ではないでしょうか。体の脂肪吸引をすることはあっても、顔の脂肪吸引についてはよくわからないという人も多いもの。ということで、顔の脂肪吸引の料金の目安について紹介します。

顔にも部位があり、その場所によって価格も変わってきます。詳しい相場は、以下の通りです。

頬(両側):220,000円
顎下 :220,000円

脂肪吸引をする場所としては、頬と顎下があります。二重顎などが気になる人は、顎下の施術を受けると良いでしょう。相場としてはだいたい、20万円を超える程度。顔の施術とはいっても、やはりある程度の金額は覚悟しておかなければなりません。

顔の脂肪吸引を行うメリット

顔の脂肪吸引を行うことで、得られるメリットはいくつかあります。以下にまとめたのでチェックしてみてください。

小顔になる

脂肪吸引を行うと、顔の脂肪を部分的に減らすことができます。ダイエットをしてもなかなか顔の脂肪が落ちないという人も、脂肪吸引なら顔の脂肪だけをすぐに減らすことができるのが魅力です。

顔の脂肪が少なくなれば、顔は小さく見えるようになります。以前よりもすっきりとしたフェイスラインで人に会うのも楽しくなるでしょう。

また、一度施術を行った部分には、長期的に見ても脂肪がつきにくくなります。どんなに頑張ってもすぐにお肉がついてしまうという人にとっても、脂肪吸引はメリットが大きいでしょう。

シャープな印象になる

顔に脂肪が詰まっていると、顔の面積も大きくなりますし、フェイスラインもぼやけてしまうので、太って見えてしまいます。体が華奢であればギャップによって不自然な感じになってしまいますし、気になる人も多いのではないでしょうか。

脂肪吸引をする箇所は頬と顎下から選ぶことができますが、顎下に施術を行うことで、二重顎の解消が期待できます。また、頬部分に脂肪吸引をすることで、顔の輪郭がはっきりとしてメリハリのある顔に。顔も小さく見えるので、一石二鳥です。

若々しい状態をキープできる

顔に脂肪がついていると、年齢とともに重力に負けて肌が垂れてきてしまいます。そうなると一気に老けて見えてしまうので、コンプレックスに感じている人も多いものです。いつまでも若々しい素肌を保つためにも、脂肪吸引は有効です。

脂肪吸引をすると、余計な脂肪が除去されて顔全体がすっきりとしたシャープなラインとなります。肌もたるみにくくなるので、いつまでも若々しい状態をキープできます。マッサージをしてもなかなか効果が出ない、という人にもおすすめです。

顔の脂肪吸引を行うデメリット

顔の脂肪吸引を行う際には、少なからずデメリットとなるポイントも存在します。施術を受けたあとに後悔しないように、あらかじめ確認しておいてください。

ダウンタイムがある

美容施術では、体にメスを入れることになります。顔の脂肪吸入であってもそれは変わらず、少し切開するだけでも素肌には大きな影響があるのです。手術なので、肌に様々な作用が出ることもあるでしょう。メスを入れた所が腫れてしまうこともあります。

基本的に医師が施術を行うので心配はいりません。ただ、それでも術後すぐに通常の生活に戻れるかというと、そんなに甘いものではありません。施術後にはダウンタイムと呼ばれる期間があるので、これを念頭に置いて施術のスケジュールを立てましょう。

特に顔は肌への影響があれば目立つ場所。術後は休みを取るなどして、ダウンタイムに人に会わないように配慮をする必要があります。

トラブルが起こる可能性がある

脂肪吸引は、美容外科の施術となります。顔にメスを入れて切開、そこに管を通して脂肪吸引を行うものです。肌を切開するということは、それだけ肌に負担をかけることでもあります。切開した部分が腫れてしまうこともあります。

また、傷口から細菌に感染してしまうこともゼロではありません。どんなに施術者が気をつけていても、こうしたトラブルを完全に防ぐことは不可能です。施術を受ける前には、トラブルが起こる懸念があることを念頭に置いておきましょう。

ただ、施術は基本的にクリニックで行いますし、担当をするのも医師です。万一トラブルが起こってもすぐに処置してもらえるので、さほど心配することはありません。

部位によっては費用が高い

脂肪吸引の施術は、保険が適用されないので高額となります。すでに相場については触れていますが、施術を行う部位によってはさらに費用が高くなってしまうこともあります。

顔の脂肪吸引に関しては範囲が狭いこともあり、お腹や足、二の腕などの他の部位と比べると比較的費用は安く設定されています。とはいえ最低でも20万円前後はするので、よく考えてから決断しましょう。

顔の脂肪吸引のクリニックの探し方

顔の脂肪吸引を行っているクリニックはたくさんありますが、どんなポイントで選べばいいのかわからないという人も多いでしょう。そこでここからは、脂肪吸引を行うクリニックの選び方について紹介していきます。

カウンセリングが丁寧

美容施術は脂肪吸引も含め、肌にメスを入れて行います。本当に大丈夫なのか不安になる人も少なくありません。そんな時には、不安な気持ちをカウンセリングの際に話してみましょう。そして、これがお店を選ぶポイントでもあります。

クリニックによって対応は様々ですが、最初のカウンセリングを丁寧に行ってくれるクリニックは、信頼度が高いです。施術を受ける自分の体のことですから、しっかりと話を聞いてくれるクリニックを選びましょう。

アフターケアが充実している

しっかりしているクリニックというのは「施術をしたら終わり」というスタンスではありません。施術後もお客さんが不安に思わないか、辛い思いをしないか、正しく過ごせるかということを常に考えているものです。そしてそれは、アフターケアに反映されます。

脂肪吸引では、術後に患部を弾力のある包帯で包む処理が行われます。これは、脂肪吸引した後の脂肪層に水分が残ると腫れやむくみの原因となるからです。多くのクリニックでは基本的にこのアフターケアを行っています。施術を受けるクリニックを決めたら、施術の流れについても確認しておきましょう。

要望に沿ったデザインを提案してくれる

脂肪吸引を行う場合、どんな風にどこの脂肪を除去するのか、という一連のイメージを明確にしておきましょう。自分で仕上がりをイメージできていないと、いざ施術が終わった際に何となく納得できないということにもなってしまいます。

そして、自分の要望に合ったデザインができるクリニックを選ぶことも大切。どの部分の脂肪を吸引したいのかということによっても、施術のやり方が変わってきます。基本的には頬や顎の吸引がメインですが、どちらの施術をしたいのか明確にしておきましょう。

顔の脂肪吸引がおすすめな人

顔の脂肪吸引は、向き不向きというものがあります。顔の脂肪吸引をした方がいいのは、以下のような人です。

すぐに目に見える効果が得たい人

顔の脂肪吸引では、気になる部分の脂肪を除去できるので、1回の施術でも目に見えるほどの効果が期待できます。そのため、痩身エステなどで時間をかけてシャープにするのはもどかしいと感じている人にも、おすすめです。

しかも、脂肪吸引は施術をする箇所を選択できます。運動や食事制限のダイエットでは
落ちやすい手首や足首、肩や二の腕の順番で脂肪が落ちていきます。顔の脂肪はなかなか落ちにくいので、悩んでしまう人も多いでしょう。

脂肪吸引をすることで直接患部の脂肪を減らせるので、時間をかけずにとにかくすぐに顔のお肉をどうにかしたいという人に向いています。

施術後のダウンタイムの時間が取れる人

整形手術などを行う場合、体にメスを入れることになるので、術後はダウンタイムと呼ばれる時間が必要となります。ダウンタイムというのは、施術を受けた後のデリケートな身体が正常な状態に戻るまでの期間で、人によって長さが異なります。

脂肪吸引であっても、体に小さな傷を入れることになるので、術後は腫れたり内出血を引き起こす可能性があります。見た目にも大きく変化が出やすいです。また、顔の脂肪吸引の場合は、術後ダウンタイムが終わるまでは、メイクが禁じられることも多いものです。

そのため、施術の日だけではなく、その後ダウンタイムのために時間を取れることも大切ポイントです。会社に勤めているのであれば有給休暇を取れる状況にある人が望ましいでしょう。学生の場合は、夏休みなどを利用するのがおすすめです。

顔の脂肪吸引がおすすめできない人

脂肪吸引は、人によってはあまりおすすめできない施術でもあります。以下のような人は、他の方法を試した方が良いでしょう。

脂肪があまりない人

脂肪吸引は脂肪を除去するための施術なので、もともと脂肪が少ない人は、やってもあまり効果が得られません。顔に負担をかけて行う施術でもあるので、脂肪が少ない人はデメリットの方が大きくなってしまいます。

施術ができないというわけではないのですが、やってもあまり効果が見込めないのでメリットが少ないということです。痩身のための施術はたくさんあるので、顔の脂肪が少ない人はまず、マッサージなどを行って血行を促し、代謝を上げるのがおすすめです。

シワが多い人

老け顔の原因でもあるシワに悩まされている人も多いのではないでしょうか。残念ながら、シワがたくさんある人も、脂肪吸引には不向きです。シワがある部分に脂肪吸引をすると、脂肪がなくなる分皮膚の張りが保てなくなり、よりシワが目立ちやすくなってしまいます。

また、シワが多い状態で施術を行うと、肌もたるみやすくなるので、気をつけましょう。特に顎のラインなどはシワやたるみに悩んでいる人も多いでしょうか。そのような場合には別の方法を選ぶのが無難です。

同様に、肌がたるみやすい人も、脂肪吸引には向きません。まずはスキンケアなどで肌の状態を整えることを優先しましょう。

エラがあってフェイスラインが大きい人

エラがある人の場合、脂肪吸引をすることでさらにエラが目立ってしまうという懸念があります。エラがあるとさらに顔が大きく見えてしまいやすいので、小顔を狙って施術を受けたいというのであれば、あまりおすすめはできません。

フェイスラインが大きい人も、脂肪が少なくなることで顔の大きさが際立ってしまうことも。除去する脂肪の量にもよりますが、がっつり脂肪吸引をしたいというのであれば、注意が必要です。

<3h>顔の脂肪吸引に関するFAQ

顔の脂肪吸引を行う上で、気になることもあるでしょう。以下によくあるFAQについてまとめたので、チェックしてみてください。

むくみが起きたらどうする?

脂肪吸引を行うことで、むくみが起こることがあります。クリニックではむくみなどが起こらないように術後に圧迫固定をして帰宅させるところが多いですが、それでもむくみが怒ってしまうことはあります。

術後にむくみが起こった場合、セルフケアをするのが有効です。例えば、着圧タイツを履くのも一つの方法。また、むくみが気になるようなら超音波での施術を追加で受けさせてくれるクリニックもあります。

アフターケアがあってもむくみが起こってしまった場合はすぐにクリニックに連絡をするなどして、対処してもらうことが大切です。気になることやわからないことも先に聞いておくと、不安もなくなります。

脂肪吸引後に控えるべきことはある?

脂肪吸引の施術を受けた後は、体に負担がかかってデリケートな状態になっています。感覚的には大丈夫だと思っていても、無理のない生活を意識することが大切です。

脂肪の吸引後は水分の代謝が落ちるので、むくみやすくなっています。そのため、血流を悪くするような食生活や生活習慣は控えなければなりません。例えば、冷たいものを摂取しないように気をつけましょう。

また、むくみを引き起こしやすい飲酒についても、控えるのが無難です。脂肪吸引によってただでさえむくみやすい状態になっているので、お酒を飲むとさらに症状が悪化してしまうこともあります。

施術できない時はある?

脂肪吸引は体に負担をかける施術なので、体調や体質によっては施術を断られる場合もあります。主に、施術ができないと言われているのは、以下のような人です。

妊娠中の人
施術に影響する疾患がある人
重い貧血の人

妊娠中には、母体と胎児の健康をとにかく最優先しなければならない時期です。体にメスを入れて脂肪吸引をするのは、控えましょう。施術では麻酔を使うこともありますし、お腹にいる胎児にも大きな影響を及ぼしてしまいます。産後や授乳中であれば施術は可能ですが、麻酔が母乳を通して胎児に影響することもあるので、クリニックによっては施術を受けた日から数日間の授乳を禁止しているところも多いです。

また、腎臓や心臓、甲状腺に疾患がある人は、施術が影響して症状が悪化する可能性があるので、施術を断られることもあります。まずは医師に相談をした上で、施術をどうするか決めていくようにしましょう。また、施術をする場合には、疾患のために服用している薬を一時中断しなければならないこともあります。疾患への影響が気になるのであれば、まずはきちんと治療に専念することも大切です。

脂肪吸引では切開の必要がありますが、そこまで大量に出血があるわけではありません。ただ、患者の体を最優先に施術が行われるので、貧血気味の人は施術を断られてしまうこともあります。施術の前には必ず血液検査が行われるので、そこで手術可能かどうかということを判断します。貧血が原因で施術が受けられないというケースはまれですが、一つの懸念材料であることは頭に入れておきましょう。

まとめ

今回は、顔の脂肪吸引に関してメリットやデメリットを紹介するとともに、適している人とそうでない人についても触れてきました。

脂肪吸引を行えばすぐに目に見えた変化がわかるので、人気の施術ではあります。しかし、顔にメスを入れることになるので、体への負担は少なくはありません。体調をよく見て施術を受けないと、悪影響が大きくなってしまうこともあるので、医師ときちんと相談をした上で施術を決めましょう。

 

 

 

監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。


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