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【目尻のシワをスッキリ】目尻ボトックスの効果

2022.07.07

女性の目尻

歳を重ねることごに、顔にたるみやシワが増えるのは自然な変化です。とはいえ、できるだけ少なくしたいと考ている人も多いでしょう。特に目尻に多いと目立ってしまい、実年齢より老けてみえやすくなります。そのような悩みの解決に役立つのがボトックスです。この記事では、目尻にボトックスがおすすめな理由を紹介し、効果やダウンタイムについても解説します。

どうして目尻のたるみやシワを改善したほうが良いのでしょうか。その理由とともに、どうしてボトックスがおすすめの手段なのか紹介します。

目尻を改善する必要性

目尻の筋肉は加齢とともに衰えます。たるみが発生する主な原因は、皮膚やその内側の脂肪を支える筋力が弱くなることです。目尻は皮膚が薄く、コラーゲンやヒアルロン酸といった美容に関わる成分が減ることで、徐々にハリが失われていきます。また、顔の筋肉は表情によって収縮しますが、そのなかでも特に活発に動くのは目尻の部分です。笑顔になったり怒ったりするたびに変化し、その蓄積によってシワができるようになります。若い間は表情を戻すとシワも消えますが、年配になるほど残りやすいです。このように目尻はたるみやシワができやすいうえに、人は顔を認識する際に目元を注視しやすいため、他の部分より改善する優先度が高いといえます。

ボトックスがおすすめ

目尻は露出している部分であり、乾燥や紫外線による影響を受けやすいです。それらのダメージが大きいと、たるみやシワができやすくなるため、日常的な保湿などで肌をいたわる必要があります。ただし、すでに目尻の衰えが気になり始めている場合、目元のスキンケアのみで解消するのは容易ではありません。一方、注射治療のボトックスなら、目尻の組織にダイレクトに働きかけ、手軽にすっきりさせることも可能です。施術にかかる時間はわずか10分程度であり、注入する量や濃度などを調整し、個々の状態に合わせてアプローチできます。具体的な方法や効果は後述しますが、現状の改善だけでなく、将来的なたるみやシワを予防できる点もおすすめです。

ボトックスは注射するだけのため、治療時間はほんの数分程度です。当日からメイクが可能で、ダウンタイムもほとんどないため、日常生活への支障もほぼありません。額や眉間のシワは、ボトックスのほかにヒアルロン酸の注入も効果的であり、併用する場合もあります。当院では、事前に十分なカウンセリングを行い、最適な治療法を選択しています。

ここでは目尻に施すボトックスについて、方法や効果などを説明していきます。

どのような施術か

ボトックスで使われるボツリヌストキシンは、神経伝達物質に影響を及ぼすものです。それらの分泌を減らして、表情筋の動きを抑えるというメカニズムになっています。施術の安全性を高めるため、眼球の方向には注射針を刺しません。目の外側を覆うエリアのうち、数カ所を選んで少量ずつ注入していきます。目尻の筋肉は浅い層にあり、その真皮深層や皮下組織に注入するのが施術の基本です。これにより筋肉の表面繊維で起こる余計な働きを抑制し、たるみの原因を軽減する効果が得られます。

また、筋肉全体の収縮を減らすことで、目尻のシワを目立たなくすることも可能です。筋肉を動かすシグナル自体が脳から届かないため、シワができるプロセス自体をカットできます。なお、ボトックスの効果が出るまでの期間には個人差がありますが、早い人で2~3日ぐらいです。それから2週間程度をかけて徐々に安定した状態になっていきます。

ヒアルロン酸注射との併用も

上述のように、ボトックスが有効なのは表情筋と連動するたるみやシワです。連動を妨げることで、たるみやシワが癖になって肌に定着することも防げます。すでに筋肉の動きと関係なく、深刻な状態で定着している場合はヒアルロン酸も注入するのが効果的です。ヒアルロン酸は肌内部のボリューム不足を補い、表面のハリを強くしてくれます。そのため、実際には両方を併用した施術を受ける人も少なくありません。現状の改善と今後の対策を多角的に行うというわけです。

最後に、目尻のボトックスを受けた場合のダウンタイムについて解説します。

ダウンタイムはどれくらい?

目尻のボトックスは切開を必要としない施術です。注射針を刺しますが肌のダメージは極めて小さいので、ダウンタイムはほとんどありません。ただし、やはり体質には個人差があるため、腫れや違和感が生じるケースも見受けられます。とはいえ、一般的には2~3日しか続かないので、あまり心配しなくても大丈夫です。また、注入した部分に血管があると、内出血の状態になりやすいというリスクもあります。しかし、こちらに関しても、たいていの場合は1週間程度で気にならなくなります。以上のようにダウンタイムが短く、日常生活に支障が出にくいこともこの施術の大きなメリットです。

長引かせないコツ

術後の過ごし方によっては、ダウンタイムが長引いてしまう可能性もあります。たとえば、注射針の跡や腫れを隠そうしてメイクで力を入れすぎると、注入したボツリヌストキシンを広げかねません。内出血も起こりやすいので、マッサージも含め、目尻を圧迫するような行為は避けることが大事です。また、血流の活性化も腫れの原因になるので注意してください。長風呂を控えるのはもちろんですし、アルコール類の摂取もやめたほうが得策です。就寝中に目尻が枕に接触しすぎることも良くないため、ベッドでの姿勢にも気を使う必要があります。なお、仕事があるので上記のリスクが心配という人は、連休前に施術を受けるなどの工夫をすると良いでしょう。

いかがでしたか。

まずはお気軽にカウンセリングにご相談ください。

当院では、額に限らずボトックスによる様々な部位の治療を受け付けております。治療をご希望の方は、ラインまたはお電話でご予約をお待ちしております。

 

 

 

監修医師

信田 りのShida Rino

信田 りの 日本皮膚科学会皮膚科専門医
略 歴
山梨大学医学部卒業
東京大学医学部付属病院 初期臨床研修医
がん研有明病院
虎の門病院 皮膚科
東京大学医学部付属病院 皮膚科
専 門
日本皮膚科学会皮膚科専門医
専門分野
皮膚科全般、アトピー性皮膚炎、乾癬、花粉症などアレルギー疾患、皮膚科手術、レーザー治療、ボトックス、ヒアルロン酸など


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