- 【麹町皮ふ科・形成外科クリニック】(市ヶ谷/半蔵門/永田町/千代田区)
- 皮膚科
- “ピコレーザー最高峰”PicoWayとは?
- 皮膚科
- 美容皮膚
“ピコレーザー最高峰”PicoWayとは?
2025.11.23
〜肌トラブルに終止符を打つ、究極の美肌治療〜
はじめに
みなさまは美容医療においてさまざまなレーザーがあり、いったい自分の肌にはどのレーザーが合っているのか疑問に思うことも多いと思います。
そこで、本日は最近よく耳にすることのあるピコレーザーについてだれにでもわかるように解説し、私がもっとも良いとかんがえる機種についてもお話しします!!
🔹第1章:レーザー美容の進化は“ピコ秒”へ
― 美容医療の革命「ピコレーザー」が登場するまで ―
🔸レーザー治療のはじまり
美容医療において、「レーザー」という言葉はもはや一般的になりました。
「しみを取る」「タトゥーを消す」「毛穴を引き締める」──そんな時に使われるのがレーザー機器です。
1970年代にはじまったレーザー治療は、当初は皮膚を焼くような強い熱を用いる“ハードな治療”でした。
しかし1990年代に「Qスイッチレーザー」が登場すると、しみやあざ、タトゥーの除去がより繊細に行えるようになり、一躍メディカル美容の主役になっていきます。
🔸“熱”から“衝撃”へ:レーザー技術のパラダイムシフト
これまでのQスイッチレーザーなどは「ナノ秒レーザー」と呼ばれるもので、1ナノ秒=10億分の1秒というごく短い時間だけ光を照射する仕組みでした。
その仕組みは、「色素に熱を加えて破壊する」こと。
これはある程度の効果はあるものの、肌に**熱による炎症やかさぶた・色素沈着(PIH)**が生じやすく、特に肌の色が濃い人(アジア人、ラテン系、アフリカ系)ではリスクも大きかったのです。
そこで登場したのが「ピコ秒レーザー」です。
“ピコ秒”とは1兆分の1秒という、ナノ秒よりさらに桁違いに短い時間。
この超高速で照射されたレーザーは、色素やインクを熱ではなく“衝撃波”で粉砕するという、まったく新しい仕組みを持っているのです。
🔸ピコ秒レーザーの仕組みとは?
ピコ秒レーザーの最大の特徴は、“フォトメカニカル効果(photo-mechanical effect)”。
これまでの熱エネルギーによる破壊(フォトサーマル効果)ではなく、光のエネルギーを衝撃波に変換し、色素を微細に粉砕するのがこの技術の革新性です。
図で表すと以下のようになります: 従来のレーザー(ナノ秒) ↓ 【熱エネルギー】 → 周囲の肌にも熱が広がる → 色素破壊はやや粗い → ダウンタイム(かさぶた・赤み)が出る ピコレーザー(ピコ秒) ↓ 【衝撃波エネルギー】 → 色素のみにピンポイントで衝撃 → 周囲の肌を傷つけず、超微粒子化 → ダウンタイムほぼなしこの技術により、色素を粉のように細かく砕くことができ、マクロファージ(免疫細胞)による排出がスムーズになり、再発もしにくくなると考えられています。
🔸肌にやさしく、効果は高く
ピコレーザーが美容界で「革命」と呼ばれる理由は、次のような利点にあります:
-
✅ 熱ダメージが少ないため、色素沈着が起こりにくい
-
✅ 色素をより微細に粉砕でき、再発のリスクが低い
-
✅ 衝撃波で皮膚内部を刺激し、コラーゲン再生も促進
-
✅ 濃い肌色の人や、肝斑など敏感な色素病変にも対応可能
これまで「色が抜けすぎた」「施術後にしみが濃くなった」といった悩みがあった方も、ピコレーザーであれば安心して治療を受けられる時代になったのです。
この記事の続きは note にて公開しています。-
苅部 淳Karibe Jun理事長
-
-
- 略 歴
-
順天堂大学医学部卒業東京大学附属病院形成外科 入局埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教福島県立医大付属病院 形成外科寿泉堂総合病院 形成外科山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長東京大学附属病院 精神科
- 専 門
-
日本形成外科学会形成外科専門医日本抗加齢学会専門医日本医師会認定産業医
- 専門分野
-
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。
参考情報・出典
- PubMed (National Library of Medicine) — 世界最大の医学文献データベース
- 日本美容外科学会(JSAPS) — 美容外科専門医の認定団体
- ISAPS国際美容外科学会 — 国際的な美容外科学会の統計・指針
- 厚生労働省 医療広告ガイドライン — 医療広告の規制
- 日本皮膚科学会 — 本記事テーマ関連の専門情報
監修医師
苅部 淳
Karibe Jun
理事長
略 歴
資 格
受 賞
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を保証するものではありません。気になる症状・お悩みがある場合は専門医にご相談ください。
参考:日本美容外科学会(JSAPS)/日本皮膚科学会
Other関連記事

- シミ
- 皮膚科
- お顔の治療
- エイジングケア
フォトフェイシャルは効果がない?その理由や効果的に受ける方法を解説!
2026.06.20
「フォトフェイシャルを受けたのに、効果があまり感じられなかった」「シミやくすみがむしろ目立つようにな・・・

- たるみ
- 皮膚科
- お顔の治療
- エイジングケア
フェイスラインのたるみ改善方法と治療の種類・費用を解説
2026.05.25
フェイスライン たるみ改善を目指す方に向け、原因から治療の種類まで詳しく解説します。HIFUやMorpheus8、ボトックス・ヒアルロン酸注射、外科的フェイスリフトなど各治療の特徴・ダウンタイム・費用の目安を比較。セルフケアの限界と医療的アプローチの違いも整理し、自分に合った選択肢を見つけるための情報をまとめました。

- 皮膚科
”セラミド”を制するものだけが得られる最高の美しさ
2025.11.23
はじめに 私が秋から冬にかけて最も重要視する成分が”セラミド”です。 私は17年もの間重症な乾燥肌や・・・
Categoryカテゴリー
Archiveアーカイブ
- 2026年7月 (3)
- 2026年6月 (40)
- 2026年5月 (4)
- 2025年11月 (13)
- 2025年8月 (4)
- 2025年7月 (5)
- 2025年6月 (1)
- 2025年5月 (4)
- 2025年4月 (6)
- 2025年3月 (8)
- 2025年2月 (11)
- 2025年1月 (8)
- 2024年12月 (12)
- 2024年11月 (3)
- 2024年10月 (6)
- 2024年9月 (13)
- 2024年8月 (2)
- 2024年5月 (1)
- 2023年11月 (1)
- 2023年2月 (7)
- 2023年1月 (5)
- 2022年12月 (11)
- 2022年11月 (10)
- 2022年10月 (3)
- 2022年9月 (3)
- 2022年8月 (2)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (7)
- 2022年4月 (1)
- 2022年2月 (1)
- 2020年9月 (1)
- 2020年6月 (1)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (2)
- 2020年2月 (1)
- 2020年1月 (1)
- 2018年3月 (3)
- 2018年2月 (3)

