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冬に体調崩すあなたはやばい!!
2025.11.23
冬の医学的な体調管理
みなさまやみなさんのご家族で必ず冬になると体調を崩し風邪を引く方いますよね??
― かぜ・インフルエンザからメンタル不調までを科学的に読み解く
はじめに:なぜ「冬」だけ特別扱いされるのか
私たち臨床医・研究者にとって、「冬」は単なる季節ではない。
外来が混み始めるのも、入院患者が増えるのも、多くは気温が下がり始めた頃からである。
かぜ、インフルエンザ、RSウイルス、さらには新型コロナ…。
いずれも冬季にピークを迎え、医療現場の負荷は一気に高まる。
しかし、冬に増えるのは感染症だけではない。冷えからくる血圧上昇、循環器イベント(心筋梗塞・脳卒中)の増加、乾燥による皮膚疾患の悪化、そして日照時間短縮に伴う季節性抑うつ(季節性情動障害:SAD)…。
身体と心の両面において、冬は「体調不良のハイシーズン」である。
では、なぜ冬に人間はこれほど体調を崩しやすくなるのか。
今日は
①環境(気温・湿度・日照)
②免疫機構
③栄養(特にビタミンD)
④生活習慣(睡眠・運動・入浴)
⑤精神面までを含めて、
「冬の医学的体調管理」を総合的に整理してみたい。
第1章 冬にかぜ・感染症が増えるメカニズム
1-1. ウイルスにとっての「パラダイス」としての冬
風邪の多くはライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルスなどの上気道感染ウイルスによって引き起こされる。
これらのウイルスが冬に増加する理由は複合的だが、大きく分けると次の五つで説明される。
-
低温・低湿度がウイルスの安定性を高める
-
粘膜バリア機能の低下
-
日照不足によるビタミンD欠乏と免疫低下
-
寒冷暴露による局所血流低下
-
室内密集・換気不良による曝露機会の増加
実験研究では、インフルエンザウイルスの空気中での安定性が湿度に強く依存しており、相対湿度40%以下の乾燥条件でウイルス生存時間が延長することが示されている。
続きをnoteで読む。
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