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アクアフィリング豊胸の除去が急増中?その理由や危険性を解説

2025.07.31

アクアフィリング豊胸は、ゼリー状の注入剤を注射器でバスト内に注入する豊胸手術です。 メスを使用しない手軽な豊胸手術として、人気を集めていました。 しかし、アクアフィリング豊胸にはいくつかの危険性が存在していることが分かりました。 そのため、現在日本美容外科学会は、アクアフィリング豊胸を推奨しておらず、除去する人が増えています。 「アクアフィリング豊胸を受けたけど、危険と聞いて心配」「アクアフィリング豊胸術後に気になる症状があるため、除去したい」と考えている方も、多くいるでしょう。 そこで本記事では、アクアフィリング豊胸の除去が急増中の理由や、アクアフィリング豊胸の危険性、失敗事例などについて解説します。 最後に、アクアフィリング豊胸の除去におすすめのクリニックも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。


アクアフィリング豊胸とは

アクアフィリング豊胸は、アクアフィリング製剤というゼリー状の注入剤をバスト内に注射して、バストのボリュームアップをしたり形を整えたりすることです。 注射のみで行える豊胸手術という点ではヒアルロン酸による豊胸手術と同じですが、注入する物が異なります。 アクアフィリング製剤は、98%の生理食塩水と2%のポリアクリルアミドという成分で作られている注入剤です。 1990年代から豊胸剤として用いられており、生理食塩水の割合が多く柔らかい感触であることや、ヒアルロン酸よりも持続期間が長く、3〜5年は持続することから、注目を集めている美容医療でした。 しかし、実際は体内の脂肪や組織を溶かして炎症などを引き起こす、危険な成分であることが分かりました。 そのため、日本国内では、現在形成外科学会や美容外科学会が共同で声明を出しており、多くのクリニックが取り扱いを中止しています。 また、アメリカやEU、中国ではアクアフィリング豊胸は禁止、イギリスでは注意喚起されています。


アクアフィリング豊胸の除去が急増中の理由

アクアフィリング豊胸の除去が急増している理由は、以下の2点です。
炎症が起こってしまったため しこりができたため
それぞれ、詳しく解説します。

炎症が起こってしまったため

アクアフィリング豊胸によって炎症が起こると、痛みや腫れなどの症状が表れます。 痛みや腫れなどの症状は、豊胸手術を受けてからどのタイミングで表れたかによって原因が異なり、以下の表の通りです。
豊胸からの経過 症状 原因
〜数日 ・発熱 ・手術に対する体の防御反応
数日以上 ・痛み ・発熱 ・吐き気 ・手術中の細菌混入 ・注入剤のアレルギー反応 ・感染症
数年以上 ・痛み ・腫れ ・形成したしこりによる感染症 ・授乳による感染症
上記のような症状が表れることから、アクアフィリング豊胸を除去する人が増えています。 バストに痛みや腫れなどがある場合は、エコー検査を含めた診察が必要になるため、できるだけ早めに医師へ相談しましょう。

しこりができたため

術後にしこりができることで、アクアフィリング豊胸を除去する人も増加しています。 アクアフィリング製剤は、98%が生理食塩水でできていることから、しこりが形成しにくいと言われていました。 しかし、実際にエコー検査をすると、バストにしこりが確認できるケースが多いことが判明しました。 場合によっては、しこりが複数見つかるケースもあります。 しこりは、注入方法によるものなのか、アクアフィリング製剤が組織に馴染みやすいからなのか、原因ははっきり分かっていません。 しこりの形成によって感染症へつながる可能性があるため、できるだけ早めに医師へ相談しましょう。


アクアフィリング豊胸の危険性

アクアフィリング豊胸が危険であると考えられている理由は、以下の6点です。
吸収されない しこりを形成する可能性がある 体内で移動する可能性がある 感染を引き起こす可能性がある 授乳できない可能性がある 発がん性の可能性がある
それぞれ、詳しく解説します。

吸収されない

アクアフィリング製剤は、体内で完全に吸収されずに残り続けてしまう可能性があります。 ヒアルロン酸による豊胸の場合、もともと体内にあるヒアルロン酸を分解する酵素があることから、注入剤が分解されて無くなります。 しかし、アクアフィリング製剤に含まれているポリアクリルアミドという化学物質は、体内で分解する仕組みがありません。 ただし、分解されないからといって、完全にアクアフィリング製剤が体内に残り続けるわけではありません。 ほとんどは物理的な刺激によって細分化され、異物として分解されていくことにより、最終的には組織に取り込まれたり、体の外に排出されたりするため、注入した物が減少していきます。 それでも、一度に注入された分量が多いケースではすべてが排出されきらず、体内に残り続けてしまう可能性があります。

しこりを形成する可能性がある

アクアフィリング豊胸は、アクアフィリング製剤の98%が生理食塩水でできていることから、しこりが形成しにくいと言われていました。 しかし、異物が体内に残り続けることから、しこりを形成する可能性が非常に高くなります。 ただし、注入方法によるものなのか性質上の問題なのか、はっきりとした原因は分かっていません。 また、ヒアルロン酸による豊胸を行った場合も、たくさんの量を注入すると、しこりを形成する可能性はあります。 アクアフィリング豊胸手術後にしこりが形成されると、胸の見た目がごつごつした印象となったり、乳腺腫瘤との区別が付きにくくなったりするなどの問題が発生する可能性があります。 さらに、しこりが原因となって炎症を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

体内で移動する可能性がある

アクアフィリング製剤は、注入した箇所にとどまらず、体内を移動して広がってしまうケースが報告されています。 移動先としては、大胸筋やお腹の中、背中、股間などさまざまなケースがあり、アクアフィリング製剤を使用した方の約8%で認められたという報告もあります。 また、ただ移動するだけではなく、移動先でしこりになったり、閉塞症を引き起こしたり、感染症の原因になったりなどのトラブルにつながる可能性があるため、注意が必要です。 移動によってアクアフィリング製剤が分散すると、除去することが困難になる場合もあります。  

感染を引き起こす可能性がある

アクアフィリング豊胸によってもっとも怖いことが、感染症です。 風邪を引いて慢性炎症や腫瘍、皮膚潰瘍などの合併症を引き起こしたり、授乳する際に乳腺炎を起こして感染症につながったりする可能性があります。 感染を引き起こすと、胸の赤みや痛みなどが発生する場合がほとんどです。 抗菌薬による治療や穿刺排液による治療で改善できるケースもあれば、手術で感染しているアクアフィリング製剤を除去しなければならないケースもあります。 現在は無症状であっても、豊胸してから何年も経過したあとに感染を引き起こすケースは、珍しくありません。 そのため、できるだけ早めにアクアフィリング製剤を除去することがおすすめです。

授乳できない可能性がある

前述した通り、アクアフィリング製剤はしこりを形成し、しこりが原因となって炎症を起こす可能性があります。 炎症が進行すると、乳腺組織を損傷させる場合があり、授乳機能へ影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。 また、アクアフィリング製剤によって、乳管閉塞を引き起こす場合もあります。 アクアフィリング製剤が、母乳の通り道である乳管へ移動することで乳管閉塞が起こると、授乳が困難になる可能性が高いです。 さらに、乳管内へ移動したアクアフィリング製剤は、母乳と一緒に分泌される恐れもあります。 アクアフィリング製剤に含まれている「ポリアクリルアミド」は安全性が確認されていないため、授乳することは非常に危険です。 アクアフィリング豊胸手術を受けたあとは、基本的に授乳できないと考えておくと無難でしょう。

発がん性の可能性がある

アクアフィリング製剤の成分は、生理食塩水以外に「ポリアクリルアミド」という化学物質が含まれています。 「ポリアクリルアミド」は、発がん性が疑われている化学物質のひとつです。 国際がん研究機関(IARC)は、ポリアクリルアミドを「ヒトに対しておそらく発がん性がある物質」であると分類しています。 現在、アクアフィリング豊胸が原因でがんを発症したケースは確認されていません。 しかし、発がん性の可能性が少しでもある以上、アクアフィリング豊胸は危険であると言えます。


アクアフィリング豊胸の失敗事例

アクアフィリング豊胸によって発生したトラブルと除去手術の症例は、こちらです。 他院でアクアフィリング豊胸された患者さんで、胸の形が変形し、左右非対称となっていることが分かります。 アクアフィリング豊胸の除去を行ったことで、変形と左右非対称の悩みを解決することができました。


アクアフィリング豊胸の除去の料金

アクアフィリング豊胸除去の料金の相場は、以下の表の通りです。
施術内容 施術料金
アクアフィリング豊胸除去(片側) 30〜40万円程度
アクアフィリング豊胸除去(両側) 80万円程度
アクアフィリング豊胸除去(両側) +シリコンバッグ豊胸 180万円程度
上記はあくまでも相場のため、クリニックによって料金は異なります。 BIOTOPE CLINICにおけるアクアフィリング豊胸の除去の料金は、以下の表の通りです。
施術内容 施術料金
アクアフィリング豊胸除去(両側) 450,000円
アクアフィリング豊胸除去(モニター) (片側)200,000円 (両側)298,000円 ※麻酔代、採血代、薬代は別
相場よりも安い価格設定であるため、「できるだけリーズナブルな価格でアクアフィリング豊胸の除去をしたい」と考えている人におすすめです。


アクアフィリング豊胸の除去をおすすめする人

アクアフィリング豊胸の除去をおすすめする人は、以下の通りです。
他院でアクアフィリング豊胸をしたが、不安がある人 バストが硬くなったり、しこりや変形がみられたりしている人 痛みや違和感がある人 腫れ、赤みなどの症状がある人 アクアフィリング製剤を除去して、修正豊胸をしたい人 妊娠や出産、授乳のために除去したい人
上記にひとつでも当てはまる場合は、アクアフィリング豊胸を除去した方が良い可能性が高いです。 特に、アクアフィリング豊胸から数週間以上経過してからバストが硬くなっている場合、今後柔らかくなることは考えにくいです。 実際にバストの状態がどうなっているかは、ご自身だけでは把握できません。 触診やエコーなどで検査をしないと分からないため、少しでも不安な気持ちがある場合は、医師に相談することがおすすめです。 また、現在は症状がない場合でも、今後症状があらわれる可能性があるため、できるだけ早く医師へ相談すると良いでしょう。


除去するならクリニックへ

アクアフィリング豊胸の除去をしたい場合は、クリニックへ相談することがおすすめです。 アクアフィリング豊胸によるトラブルは、人によって症状や原因は異なります。 まずは、専門医が在籍しているクリニックで診察を受け、バストの状態を知ることから始めましょう。 豊胸後の乳房の状態を確認するには、触診だけで正常に把握することはできません。 エコー検査が不可欠のため、エコー検査を行っているクリニックへの相談がおすすめです。 クリニックへ相談することで、バストの状態を的確に把握できるだけではなく、今後のリスクや必要な治療など、専門的なアドバイスをもらえます。


アクアフィリング豊胸のお悩みなら、BIOTOPECLINICへご相談ください

アクアフィリング豊胸は、ゼリー状の注入物を注射器でバスト内に注入する豊胸手術です。 メスを使用しない手軽な豊胸手術として、人気を集めていました。 しかし、アクアフィリング豊胸にはいくつかの危険性が存在していることが分かり、現在は推奨されておらず、除去する人が増えています。 アクアフィリング豊胸の除去が急増している理由は、痛みや腫れなどの炎症が起こった場合と、しこりができてしまった場合の2つです。 また、アクアフィリング製剤は吸収されず、体内で移動する可能性がある点などが、危険であると言われています。 さらに、授乳できない可能性や、発がん性の可能性もあると考えられています。 アクアフィリング豊胸を除去する場合は、専門医が在籍しているクリニックへ相談しましょう。 バストの状態を確認するには、医師による触診やエコー検査が不可欠なためです。 少しでも不安な場合は、ご自身で判断するのではなく、クリニックへ行くことがおすすめです。 BIOTOPECLINICでは、アクアフィリング豊胸除去のモニターを募集しています。 他のクリニックと比較すると、安い価格設定であることが特徴です。 公式サイト(24時間受付可能)や電話、公式LINEから予約できるため、お気軽にご相談ください。

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アクアフィリング除去

監修医師

苅部 淳Karibe Jun理事長

苅部 淳 日本形成外科学会形成外科専門医
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
東京大学附属病院 精神科
専 門
日本形成外科学会形成外科専門医
日本抗加齢学会専門医
日本医師会認定産業医
専門分野
形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。

参考情報・出典

監修医師

苅部 淳 形成外科専門医・BIOTOPE CLINIC 白金 理事長

苅部 淳

Karibe Jun

理事長

略 歴

順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
各病院での臨床経験を経て形成外科専門医取得
2019年 麹町皮ふ科・形成外科クリニック 開院(千代田区市ヶ谷)
2021年 BIOTOPE CLINIC 白金 開院(港区白金)

資 格

日本形成外科学会 形成外科専門医
日本抗加齢学会 専門医
日本医師会認定産業医
アラガン社 ボツリヌス注射・ヒアルロン酸 VST認定医

受 賞

東京大学形成外科 最優秀賞(2016年)
日本形成外科学会 優秀賞(2018年)
ASPS(アメリカ形成外科学会)優秀演題発表(2018年)

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を保証するものではありません。気になる症状・お悩みがある場合は専門医にご相談ください。
参考:日本美容外科学会(JSAPS)日本皮膚科学会

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