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頬のたるみの原因と治療法を解説|美容医療での改善方法

2026.07.09

頬のたるみが気になり始めたら――原因を知って、正しい治療を選ぶために

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画像: Pexels / Ivan Babydov

鏡を見るたびに「頬がたるんできた」「フェイスラインが崩れた気がする」と感じる瞬間は、多くの方にとってお悩みの出発点となっています。ファンデーションを丁寧に塗っても隠しきれない輪郭の変化、若い頃の写真との違い…そうした変化に気づくと、不安や焦りを感じる方も少なくありません。

頬のたるみは、単に「肌がゆるんだ」だけでなく、皮膚・脂肪・筋肉・骨格のそれぞれが複合的に変化することで生じます。そのため、原因を正しく理解しないまま対処しようとすると、スキンケアや一般的なマッサージだけでは改善が難しいケースも多いのです。

この記事では、頬のたるみがなぜ起こるのかという根本的な原因から、美容医療で選べる治療の種類・費用感・注意点まで、専門的な視点でわかりやすくお伝えします。「自分に合った治療を選びたい」「クリニックを受診する前に知識を整理しておきたい」という方に、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

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  • 頬のたるみが起こる構造的・生物学的な原因
  • たるみを悪化させる生活習慣やリスク要因
  • 美容医療で選べる代表的な治療法とその特徴
  • 治療前に確認しておきたいチェックポイント
  • よくある誤解と、実際の診療現場でみられる傾向

頬のたるみとは――顔の構造から理解する「なぜたるむのか」

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画像: Pexels / Lucas Guimarães Bueno

顔の構造は「4層」で成り立っている

顔の形を保っているのは、表面の皮膚だけではありません。顔の組織は外側から順に、「皮膚(表皮・真皮)」「皮下脂肪」「SMAS(スマス)と呼ばれる筋膜層」「骨格」という、大きく4つの層で構成されています。これらが互いに支え合うことで、若々しい輪郭が保たれています。

SMASとは「Superficial Musculo-Aponeurotic System(表在性筋膜系)」の略で、顔の表情筋と皮膚の間に位置する繊維性の膜組織です。いわば顔全体のハンモックのような役割を担っており、皮膚や脂肪を上方向に引き上げて固定する働きをしています。

加齢によりこのSMASがゆるんだり、支えている靭帯(リガメント)が弱くなったりすると、皮膚や脂肪が重力に引かれて下方向へ移動し始めます。これが頬のたるみの根本的なメカニズムです。

脂肪コンパートメントの変化も重要な要因

顔の脂肪は、「脂肪コンパートメント」と呼ばれる複数の小さな区画に分かれています。若い頃は各コンパートメントに均等に脂肪が分布していますが、加齢とともにこのバランスが崩れていきます。頬の上方にあった脂肪が減少・下垂し、逆に下方(口周りやあご周辺)に脂肪が蓄積される傾向が見られます。

この変化により、頬骨下が「こけてくぼむ」一方で、口角の外側から顎にかけての「ジョールファット(頬のもたつき)」が目立つようになります。フェイスラインがぼやけて見える原因の多くはこの脂肪の移動にあり、スキンケアで改善することが難しい部分です。

骨格の変化も見逃せない

顔の骨格も加齢により変化することが近年の研究で示されています。頬骨・眼窩(がんか=眼のくぼみ)・上下顎骨などが少しずつ萎縮・形状変化することで、表面の皮膚や軟部組織を支える「土台」そのものが変わってしまいます。この骨格変化は30代後半から徐々に始まると考えられており、たるみの奥にある本質的な要因のひとつです。

頬のたるみの主な原因――加齢・紫外線・生活習慣

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画像: Pexels / www.kaboompics.com

コラーゲン・エラスチンの減少

皮膚のハリと弾力を支えているのは、真皮層に存在するコラーゲン(膠原線維)とエラスチン(弾性線維)です。コラーゲンは皮膚の水分を保持してふっくらとした厚みをつくり、エラスチンは皮膚を引っ張っても元に戻る「弾力」を担います。

コラーゲンは20代以降、年に約1%ずつ減少するとされており、50代になると若い頃の半分以下の産生量になるという報告もあります[1]。エラスチンも同様に老化・変性が進み、皮膚のたるみ・しわ形成に大きく関与します。

さらに、コラーゲンを分解する酵素(MMP:マトリックスメタロプロテアーゼ)の活性が加齢とともに高まることで、既存のコラーゲンが壊れるスピードも速くなります。産生は減り、分解は増える――このアンバランスがたるみを加速させます。

紫外線による光老化

加齢によるたるみと並んで大きな原因となるのが、紫外線による「光老化」です。紫外線(特にUV-A)は皮膚の真皮深層まで到達し、コラーゲンやエラスチンを直接損傷します。また、先述のMMPを活性化させてコラーゲン分解を促進するため、日々の紫外線ダメージが積み重なることで、老化のスピードが格段に速まります。

光老化は、顔の露出部分に集中して現れるため、特に頬・目周り・首といった日焼けしやすい部位でたるみが目立ちやすくなります。「日焼けは気にしていない」という方ほど、実際には光老化によるたるみが進行していることがあります。

表情筋の衰えと筋膜のゆるみ

表情筋は、使わないと徐々に細く弱くなります。現代の生活ではマスク着用や表情を出す機会の減少により、顔の筋肉を動かす頻度が低下している方も多くなっています。筋肉の量と質が落ちることで、皮膚や脂肪を支える「土台力」が低下し、重力に対抗できなくなります。

また、繰り返す表情の動きによって筋膜が引き伸ばされ、徐々にゆるんでくることもたるみに関与します。特に頬を支えるSMAS層がゆるむと、頬全体が下垂し、法令線(ほうれい線)の深化やマリオネットライン(口角から顎にかけての縦じわ)が生じやすくなります。

生活習慣・体重変動の影響

急激なダイエットや体重の増減も、頬のたるみを招く一因です。短期間で体重が大きく減少すると、皮下脂肪が急減する一方で皮膚の縮小が追いつかず、たるみが生じやすくなります。逆に急激な体重増加も、皮膚を伸張させることでたるみリスクを高めます。

また、睡眠不足・過度なストレス・喫煙・過剰な糖質摂取(糖化)も真皮のコラーゲンを傷め、老化を促進します。特に糖化(AGEs産生)は、コラーゲンを変性・硬化させてたるみ・くすみ双方に影響することが知られています。

よくある誤解――「たるみはマッサージで治る」は本当か

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画像: Pexels / Los Muertos Crew

誤解①「フェイスマッサージを続ければたるみは改善できる」

SNSや美容コンテンツでよく見かける「リンパマッサージでたるみ解消」という情報は、一定の条件下では顔のむくみや血行改善に効果が期待できることはありますが、構造的なたるみには直接作用しません。たるみの主な原因はSMASのゆるみ・脂肪の下垂・コラーゲン減少であり、これらは外部からの圧力や揉みほぐしで改善できるものではないからです。

むしろ、強すぎるマッサージや毎日の過度な引き上げ操作は、皮膚や皮下組織に摩擦ダメージを与え、コラーゲンの損傷につながることもあります。「継続しているのに変化を感じない」という場合は、原因に合わせた治療を検討することが重要です。

誤解②「保湿をしっかりすればたるみも改善する」

保湿は皮膚の乾燥を防ぎ、バリア機能を保つうえで欠かせないケアです。しかし、保湿で補えるのはあくまで「表皮レベルの水分量」にとどまります。たるみの本質である真皮のコラーゲン減少や、脂肪・筋膜の下垂は、外用スキンケアの届く範囲を超えた深部の問題です。

「毎日念入りにスキンケアしているのにたるみが改善しない」という方の多くは、この層の違いを理解していないことが原因として挙げられます。スキンケアは維持・予防には有効ですが、すでに生じたたるみの改善には医療的なアプローチが必要な場合がほとんどです。

苅部医師のコメント

「BIOTOPE CLINICでは、30代後半から50代の方を中心に、『マッサージやスキンケアを続けてきたけれど、ここ数年で急に変化を感じた』というご相談が非常に多くみられます。たるみは一因ではなく、皮膚・脂肪・筋膜・骨格が複合的に変化する現象ですので、まずカウンセリングで現在の状態を把握することが大切です。『どの層が主に変化しているか』によって適切な治療の選択が変わるため、見た目の悩みだけでなく、構造的な評価をしながら一緒に治療計画を考えていきたいと思っています。」

頬のたるみに対する美容医療の治療法――種類と特徴

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画像: Pexels / Thirdman

BIOTOPE CLINICの外来では、「頬のたるみをなんとかしたいが、どの治療が自分に向いているかわからない」というご相談が増えています。たるみの原因や程度に応じて、適切な治療は異なります。ここでは代表的な治療法をご紹介します。

HIFU(ハイフ)――超音波でSMASに直接アプローチ

HIFU(High Intensity Focused Ultrasound:高密度焦点式超音波)は、超音波エネルギーを皮膚の深部に集中照射することで、SMAS層を含む深い組織に熱作用を与える治療です。熱によるコラーゲンの収縮と、その後の新生コラーゲン産生促進により、引き上げ効果とハリ改善が期待できます。

メスを使わないため傷跡が残らず、ダウンタイムが比較的短い点が特徴です。ただし、効果の感じ方には個人差があり、たるみの程度が強い場合には効果が限定的になることもあります。施術後1〜3か月かけてコラーゲンが産生されるため、効果の実感には時間がかかることをあらかじめご理解いただく必要があります。

ボルニューマ・エンブレイスRF――ラジオ波(RF)で真皮を引き締める

ラジオ波(RF:高周波)を用いた機器は、真皮層に熱を加えてコラーゲンを収縮・再生させる治療です。皮膚全体のハリ感・質感の改善に加え、たるみの進行予防にも効果が期待されます。HIFUと異なり、より表在性(皮膚に近い部分)への作用が中心で、肌質改善とたるみ改善を同時に狙いたい方に向いています。

BIOTOPE CLINICではボルニューマやエンブレイスRFなどのRF機器を用意しており、お肌の状態や目的に応じて選択しています。複数回の施術を重ねることで、継続的な改善が期待できます。

Morpheus8(モフィウス8)――RFとマイクロニードルの複合治療

Morpheus8(モフィウス8)は、極細の針(マイクロニードル)から真皮深層にラジオ波エネルギーを直接届ける複合治療です。皮膚表面への熱ダメージを抑えながら、真皮深層へ選択的にアプローチできるため、たるみとともにきめ・毛穴・小じわの改善も期待できます。顔全体の皮膚のリモデリングに効果的とされています。

ヒアルロン酸注入――ボリューム回復とリフトアップ

頬のたるみには、脂肪が下垂してできた「ボリュームロス(陥没・くぼみ)」が大きく関与していることがあります。こうしたケースでは、ヒアルロン酸を頬の適切な部位に注入して失われたボリュームを補うことで、自然な若返り効果が期待できます。「くぼみが深くなった」「頬の上のほうがこけて見える」という方に向いています。

注入量や部位を誤ると不自然に仕上がる可能性があるため、解剖学的な知識と経験のある医師による施術が重要です。効果は施術直後から現れますが、使用する製剤や注入量によって持続期間が異なります(一般的に6か月〜2年程度)。

ボトックス注射――筋肉の緊張を緩和してリフトアップ

ボトックス(ボツリヌストキシン)は、主に表情筋の過緊張を緩和する目的で使用されます。頬のたるみに対しては、口元周辺の筋肉(口輪筋・下口唇下制筋・広頸筋など)の緊張を緩めることで、口角の下がりや頬の下垂を改善する「ネフェルティティリフト」などのアプローチが知られています。単独での引き上げ効果は限定的ですが、他の治療との組み合わせで効果を高める使い方も一般的です。

裏ハムラ法(外科的アプローチ)――根本的な構造改善

たるみが中等度〜重度で、非侵襲的な治療だけでは改善が難しい場合には、外科的アプローチが適応になることがあります。裏ハムラ法は、目の下の脂肪(眼窩脂肪)を再配置して頬のくぼみを改善する手術で、BIOTOPE CLINICでは形成外科専門医によって対応しています。目元から頬にかけての段差が気になる方に適応になることがあります。

治療法の比較――どの治療が自分に向いているか

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画像: Pexels / Gustavo Fring
治療法 主な作用層 期待できる効果 ダウンタイム 費用感の目安(自由診療) 向いている方
HIFU(ハイフ) SMAS・真皮深層 引き上げ・コラーゲン再生 少ない(数日) 数万円〜十数万円程度 軽〜中等度のたるみ・ダウンタイムを避けたい方
RF(ボルニューマ・エンブレイスRF) 真皮〜皮下 引き締め・肌質改善 少ない(数日) 数万円〜十数万円程度 肌質改善と同時にたるみ予防を希望する方
Morpheus8(モフィウス) 真皮深層〜皮下 リモデリング・きめ改善・たるみ 中程度(数日〜1週間) 十数万円〜数十万円程度 たるみ・毛穴・小じわ複合的に改善したい方
ヒアルロン酸注入 皮下(注入部位) ボリューム回復・リフトアップ 少ない(数日) 数万円〜十数万円程度 頬のくぼみ・ボリュームロスが気になる方
ボトックス注射 筋肉 口角・輪郭の改善補助 少ない(ほぼなし) 数万円程度 他治療との組み合わせで効果を高めたい方
裏ハムラ法(外科) 眼窩脂肪・靭帯 目下〜頬の構造的改善 長め(1〜2週間以上) 数十万円〜 目下のクマ・頬のくぼみが強い方、外科的改善を希望の方

※ 費用はクリニックや施術の範囲・量により異なります。上記はあくまで参考目安であり、断定的な金額ではありません。すべて自由診療となります。詳細はカウンセリング時にご確認ください。

ダウンタイムと副作用について知っておきたいこと

非侵襲系(HIFU・RF)のダウンタイム

HIFUやRF系の機器治療は、施術直後に軽い赤み・腫れ・じんじんとした感覚が生じることがありますが、多くの場合は数時間〜数日以内に落ち着きます。まれに内出血(皮下出血)が生じることもありますが、時間の経過とともに消退します。HIFUでは特に、照射部位に骨や神経が近い場合に一時的な違和感が生じることがある点を理解しておくことが大切です。

日常生活への影響が少ないことが特徴ですが、施術後しばらくは肌が敏感になりやすいため、強い摩擦・刺激・紫外線への配慮が必要です。

注入系(ヒアルロン酸・ボトックス)のダウンタイムと注意点

ヒアルロン酸注入では、注射針を使用するため内出血・腫れが生じることがあります。特に頬への注入では数日間の腫れ感を感じる方もいます。ボトックスは注射自体の内出血以外のダウンタイムはほとんどありませんが、効果発現まで3〜7日程度かかります。

注入系治療では、血管閉塞などの重篤な合併症(極めてまれ)が起こり得るリスクについて、施術前に医師から十分な説明を受けることが重要です。解剖学的に精通した医師のもとで施術を受けることが安全性の基本となります。

外科系(裏ハムラ法)のダウンタイム

外科手術では手術後の腫れ・内出血が1〜2週間続くことがあり、完成形に落ち着くまでには数か月を要するケースもあります。仕事や生活スケジュールをしっかり調整したうえで治療を検討することが必要です。

治療を受ける前に確認したいチェックリスト

美容医療を受ける際は、事前に以下の点を整理してからカウンセリングに臨むと、より的確な提案を受けやすくなります。

  • ✅ どの部位のたるみが最も気になるか(頬全体・頬骨下・フェイスラインなど)を具体的に言語化しておく
  • ✅ たるみ以外に気になる肌の悩み(くすみ・小じわ・毛穴)も整理しておく
  • ✅ ダウンタイムをどの程度許容できるかを確認しておく(仕事・イベントの予定)
  • ✅ 過去に受けた美容医療の施術歴・使用したフィラー(注入物)の種類・量を確認しておく
  • ✅ 持病・服薬中の薬・アレルギー歴を整理しておく
  • ✅ 妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がないか確認しておく
  • ✅ 希望する仕上がりのイメージ(参考写真など)を用意しておく
  • ✅ 予算感を大まかに決めておく(治療の優先順位を考えるため)
  • ✅ 「なぜこの治療を選びたいか」を医師に説明できるようにしておく

費用の目安――自由診療について知っておきたいこと

頬のたるみ治療はすべて自由診療

美容医療によるたるみ治療は、健康保険が適用される「保険診療」ではなく、すべて「自由診療(自費診療)」となります。そのため、同じ治療であってもクリニックによって費用設定が異なり、施術の範囲・使用する機器・薬剤の量によっても大きく変わります。

費用の目安としては、HIFUやRFなどの機器系は一回あたり数万円〜十数万円程度、ヒアルロン酸注入は1ccあたり数万円〜が一般的です。ただし、これはあくまで参考であり、実際の費用はカウンセリング時に医師・スタッフから明確に提示してもらうことが大切です。「安い=良い」でも「高い=効果が高い」でもなく、自分の状態に合った適切な治療が提供されるかどうかが最も重要なポイントです。

複数回・複合治療での費用感

たるみ治療は、一回の施術で劇的な変化を期待するよりも、適切な治療を継続・組み合わせることで効果を維持・積み重ねていく考え方が基本です。例えば、HIFUを年1〜2回行いながらRFや注入治療を組み合わせるプランをご提案するケースもあります。複合的な計画を組む場合は総費用感を事前に確認し、無理のない計画を立てることをおすすめします。

向いている方・慎重に検討が必要な方

積極的に治療を検討できる方

軽〜中等度の頬のたるみがある方、ダウンタイムを最小限に抑えたい方、フェイスラインのぼやけや法令線の深化が気になり始めた30〜50代の方は、まずカウンセリングで状態を確認することをおすすめします。特に「たるみの進行を予防したい」「今のうちからケアを始めたい」という方は、早期のアプローチがより効果的とされています。

慎重に検討が必要な方

ペースメーカーを使用している方、妊娠中・授乳中の方、施術部位に皮膚感染症や活動性の炎症がある方は、多くの機器治療が禁忌または制限対象となります。また、過去に同部位への注入歴が多い方は、追加注入によるリスクが高まる場合があるため、医師との詳細な確認が必要です。さらに、重度のたるみ・皮膚のたるみ量が多い方は、非侵襲的治療だけでは限界があることもあり、外科的アプローチが適切か否かも含めて相談することが大切です。

よくある質問

Q. 頬のたるみに効くとされる治療は多いですが、どれを選べばよいかわかりません。
たるみの原因・程度・ご希望によって適切な治療は異なります。カウンセリングで現在の皮膚・脂肪・骨格の状態を確認し、優先すべき治療を医師と相談して決めることが重要です。複数の治療を組み合わせることで相乗効果が期待できるケースも多くあります。
Q. HIFUとヒアルロン酸注入は同じタイミングで受けられますか?
一般的には同日施術が可能なケースもありますが、施術の順序・インターバルに関しては医師の判断が必要です。HIFUの熱によりヒアルロン酸が変性するリスクを避けるため、時期をずらして計画することを推奨するケースも多くあります。担当医に具体的にご確認ください。
Q. たるみ治療の効果はどのくらい持続しますか?
治療法により異なります。HIFUやRF機器治療では一般的に6か月〜1年程度の効果維持が期待されることが多く、定期的なメンテナンスが推奨されます。ヒアルロン酸は製剤・量・注入部位によりますが6か月〜2年程度が目安とされています。いずれも老化自体は継続するため、効果を維持するためには継続的なアプローチが重要です。

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気になる症状・治療法は、形成外科専門医・苅部医師にカウンセリングでご相談ください。お一人おひとりの肌・お悩みに合わせて、最適な治療法をご提案いたします。

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所在地: 東京都港区白金 / 監修: 苅部 淳 医師(形成外科専門医)

まとめ

頬のたるみは、皮膚のコラーゲン減少・脂肪の下垂・SMAS筋膜のゆるみ・骨格の変化という複数の要因が重なり合って起こる、複合的な老化現象です。スキンケアやマッサージだけでは改善が難しいケースも多く、原因に合わせた医療的なアプローチを選ぶことが重要です。

治療の選択肢はHIFU・RF機器・Morpheus8・ヒアルロン酸注入・ボトックス・外科手術など多岐にわたり、それぞれに得意な層・効果・ダウンタイム・費用感が異なります。大切なのは、自分のたるみの状態と希望に合った治療を、信頼できる医師とともに選ぶことです。

「最近たるみが気になり始めた」「どの治療が自分に合っているか相談したい」という方は、まずカウンセリングでご自身の現状を把握することからはじめてみてください。BIOTOPE CLINIC 白金(東京都港区白金)では、形成外科専門医の苅部医師をはじめとしたスタッフが、一人ひとりの状態に合わせた治療のご提案をしています。お気軽にご相談ください。

References

  1. 厚生労働省『医療広告ガイドライン(医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針)』2018年 https://www.mhlw.go.jp/
  2. 日本形成外科学会『美容医療診療指針』https://jsprs.or.jp/
  3. 日本皮膚科学会『皮膚科診療ガイドライン関連資料』https://www.dermatol.or.jp/
  4. 日本抗加齢医学会『抗加齢医学関連情報』https://www.anti-aging.gr.jp/
  5. 消費者庁・国民生活センター『美容医療サービスに関する情報提供』https://www.caa.go.jp/

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監修医師

苅部 淳 形成外科専門医・BIOTOPE CLINIC 白金 理事長

苅部 淳

Karibe Jun

理事長

略 歴

順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
2019年 麹町皮ふ科・形成外科クリニック 開院
2021年 BIOTOPE CLINIC 白金 開院

資 格

日本形成外科学会 形成外科専門医
日本抗加齢学会 専門医
日本医師会認定産業医
アラガン社 ボツリヌス注射・ヒアルロン酸 VST認定医

受 賞

東京大学形成外科 最優秀賞(2016年)
日本形成外科学会 優秀賞(2018年)
ASPS(アメリカ形成外科学会)優秀演題発表(2018年)

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