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びらびら(小陰唇)が片方だけ大きい?肥大の原因やデメリット
2025.04.12
女性器にあるびらびらのことを小陰唇(しょういんしん)と言い、膣の中に雑菌が入るのを防ぐ役割があります。
そんな小陰唇ですが、肥大化してしまったことで悩みがある方は、多くいることでしょう。
中には痛みや違和感、ニオイなど日常生活で不便な思いをしている方もいるかもしれません。
本記事では、小陰唇の平均的な大きさや肥大する原因、肥大することで発生するトラブルなどを解説します。
最後に、小陰唇の大きさで悩んでいる方におすすめのクリニックも紹介するので、最後までご覧ください。
びらびら(小陰唇)の平均的な大きさ
小陰唇は、人によって大きさや形状、色が異なっています。
そのため、明確な大きさの定義はありませんが、平均的な大きさは幅が1〜1.5cm、長さが4〜5cmです。
正面を向いて真っ直ぐ立った状態で、大陰唇から少しだけはみ出るくらいが平均的な大きさと言えるでしょう。
年齢を重ねると大きくなる傾向にあり、長さが7cmくらいになる場合もあります。
上記の数値はあくまでも平均値です。小陰唇の大きさは個人差があり、左右対称であることはほとんどありません。
また、大陰唇の大きさや身体の大きさによっても異なりますが、指で引っ張ったときに4cmを超えると、平均より大きい可能性があります。
自分の小陰唇が大きいかどうか知りたい場合は、指でつまめるかを確認すると良いでしょう。
小陰唇が肥大する原因
ここからは、小陰唇が肥大する原因を紹介します。
女性器の小陰唇は、生まれつき大きさが決まっているため、後天的に肥大する場合はホルモンバランスの影響などの原因があります。
主な原因は、以下の4つです。
後天的な疾患
女性器の老化
ホルモンバランスの影響
それぞれ、詳しく解説します。
先天的・遺伝的要因
小陰唇の大きさは、遺伝子の影響を受けやすく、ある程度決まっていると言われています。
生まれつき小陰唇が大きい方や、刺激を与えると肥大しやすい方は、遺伝子が関わっている可能性が高いでしょう。
目の大きさや鼻の形が人によって異なるように、小陰唇の大きさも引き継がれているのです。
先天的に小陰唇が大きくなる要因としては、性ホルモンの分泌量や小陰唇側のホルモン受容の感度、リンパ管や血行の走行などが考えられます。
女性の体が大きくなってくる、思春期以降に目立ってくる場合が多い傾向にあります。
後天的な疾患
後天的な疾患も、小陰唇が大きくなる原因のひとつです。
たとえば、「象皮症」はリンパ浮腫の後期にみられる症状のひとつで、女性器の周りが象の皮膚のように硬くなったり、大きくなったりする病気が当てはまります。他にも、「アトピー性皮膚炎」が原因で小陰唇が大きくなる場合もあります。
象皮症やアトピー性皮膚炎は、小陰唇が浮腫んだり赤く充血したりします。
そのため、違和感や痒みが生じてしまい、掻いたり触ったりしやすいことも原因でしょう。小陰唇は、非常に柔らかくデリケートな器官のため、掻いたり触ったりすると、その刺激に適応しようと伸びてしまうと考えられています。
女性器の老化
小陰唇は、年齢を重ねていくことによって変化していきます。
年齢を重ねると陰部のハリが減少するため垂れやすくなり、小陰唇の大きさが気になってくるでしょう。
また、小陰唇を囲むようにしている大陰唇が、痩せたりハリがなくなったりすることで、あわせて小陰唇が目立って見えるケースがあります。
大陰唇の肉が少なくなればなるほど、小陰唇がはみ出してしまう面積が大きくなります。
また、柔らかい小陰唇は、刺激によって大きくなるとも言われています。
日常生活での小さな刺激や摩擦が積み重なって、肥大化する可能性もあります。
トイレで陰部を拭くときに強く擦ったり、お風呂で洗うときに力を入れすぎたりすると、小陰唇が大きくなるだけではなく、黒ずみの原因にもなるでしょう。
小陰唇はデリケートな部分のため、刺激を与えすぎないように注意が必要です。
ホルモンバランスの影響
思春期の頃をはじめとして、ホルモンバランスが大きく変化する時期には、小陰唇の肥大が発生しやすいです。
妊娠や出産のときは、特にホルモンバランスが乱れやすくなるため、小陰唇の部分が大きくなったり、垂れてしまったりする場合があります。
しかし、出産から時間が経ってホルモンバランスが落ち着くと、小陰唇の大きさが元に戻ることが多いです。
そのため、妊娠や出産のときに小陰唇が気になり始めた方は、一時的なものである可能性が高いので、しばらく様子を見てみると良いでしょう。
小陰唇の左右差に性交経験は関係ない
小陰唇は刺激によって肥大するため、性行経験が関係していると勘違いしてしまう場合があります。
このような勘違いをしていると、小陰唇の大きさに悩んでいても恥ずかしくて相談できないという場合があるでしょう。
しかし、小陰唇の大きさは、性行経験の有無や回数とは直接的な関係がなく、医学的な根拠や科学的無根拠はありません。
性行為の経験が無くても、小陰唇を含む陰部への刺激は加わる可能性があるため、気にする必要はないと言えます。
他にも、根拠のない噂を耳にする可能性があるため、きちんと調べるようにしましょう。
小陰唇左右差で引き起こるトラブル
続いて、小陰唇左右差によって引き起こるトラブルを紹介します。
小陰唇左右差があると、日常生活に影響を及ぼす可能性があります。今回紹介するトラブルは、以下の通りです。
排尿がトラブルが起こる
ニオイの原因になる
小陰唇の黒ずみが出てくる
見た目が気になる
それぞれ、詳しく解説します。
摩擦などでの痛みや違和感が出る
小陰唇が大きくはみ出してしまうと、痛みや違和感が出る可能性があります。
たとえば、自転車に乗ったり座ったりするときに違和感があったり、性行為をしたときに巻き込まれて痛みが発生したりする場合があるのです。
小陰唇の状態によっては、タイトなズボンや下着を着用したときに違和感が出る場合もあるでしょう。
できるだけ締め付けが少ない服装を選択して着用するなど、小陰唇を含むデリケートゾーンに負担が少ない生活を送りましょう。
もし、日常生活に支障が出てしまうようなトラブルやストレスがある場合は、婦人科や美容外科などの専門医に相談することがおすすめです。
排尿がトラブルが起こる
小陰唇が大きくなると、膣や尿道を防ぐ形になってしまうため、排尿時に尿が真っ直ぐ出なかったり、飛び散ったりする場合があります。
排尿しづらい場合や、それに伴ってデリケートゾーンの衛生面に悩みがある場合は、小陰唇縮小術の治療を検討すると良いでしょう。
なお、小陰唇が大きいからといって、排尿の障害になる可能性はありません。
むしろ、陰部が加齢とともに小さくなることで膣口が閉じてしまい、しっかりと排尿できない場合があります。
ニオイの原因になる
小陰唇が肥大すると、皮膚が折り重なっている部分で皮脂や古い皮膚細胞などが混ざった恥垢が溜まりやすくなる場合があります。
恥垢が溜まることで、密閉されやすい陰部のニオイが強くなる可能性があります。
他にも、小陰唇が大きくなることで下着の中が蒸れやすくなり、ニオイが強くなる原因となる場合があります。
その場合は、小陰唇を縮小して形を整える小陰唇縮小術を行うことで、匂いにくいデリケートゾーンを実現できるでしょう。
小陰唇の黒ずみが出てくる
小陰唇が大きくなると、必然的に下着との摩擦が増えてきます。
そのため、色素沈着による黒ずみが発生しやすくなる場合があります。
また、大陰唇からはみ出している小陰唇の面積が増加していくことにより、さらに黒ずみが目立ってしまう場合もあるため、注意が必要です。
掻いたり擦ったりすることはなるべく控えて、肌にやさしく摩擦が少ない下着を選ぶようにしましょう。
見た目が気になる
小陰唇が大きくなることで見た目が気になり、コンプレックスとなってしまう場合があります。水着やTバックの下着を履くことが嫌になったり、プールや温泉、サウナなどの施設に行きづらくなったりする方もいるでしょう。他にも、周りからの目線が気になることからエステや脱毛、パーソナルジムなどに通うことに消極的になってしまう方もいます。
しかし、小陰唇の大きさや形は人によって異なります。「小さければ良い」「この形の方が綺麗」といったことはないため、気にしすぎないようにすることも大切です。
小陰唇の左右差を改善する治療方法
小陰唇が大きくなったり、左右差が気になったりする場合は、治療によって解決することが可能です。
日常生活を送る上で不快感があったり、精神的にストレスがあったりする場合は、美容外科に相談して、施術を受けることを検討しましょう。
根本的な悩みを解決するためには、「小陰唇縮小術」がおすすめです。詳しく解説します。
小陰唇縮小術
小陰唇縮小術では、大陰唇からはみ出している部分を切除して、大きさや形を整えることが可能で、小陰唇の肥大や左右差を解消できます。
美容外科のほとんどが日帰りでの手術を行っており、痛みや腫れなどの症状は1週間程度で解消されるため、気軽に治療を受けられるでしょう。
以下のような悩みがある方は、治療の対象となる可能性があります。
性行為で挿入する際に、小陰唇が巻き込まれて痛みがある
垢が溜まりやすく、ニオイが気になる
排尿する際に飛び散りやすい
生理中、ナプキンが張り付いて蒸れてしまう
タイトなパンツを履くと、痛みや違和感がある
自転車に乗ると、痛みや違和感がある
上記に当てはまる方はもちろんですが、どうしても気になって精神的に辛い方も、一度クリニックへ相談することがおすすめです。
小陰唇縮小術の適用外ということが分かれば、安心して過ごせるはずです。
小陰唇は非常にデリケートな部位のため、手術を受ける場合は信頼できる医師に任せるようにしましょう。
小陰唇を片側だけ肥大させないための予防方法
最後に、小陰唇を肥大させないための予防方法について紹介します。
現時点では気になっていない方も、しっかり予防をすることで肥大化を防止することが可能です。
1つ目は、「なるべく刺激を与えない」ことです。
小陰唇に刺激を与えすぎてしまうと、肥大化する可能性があります。
たとえば、タイトな服を着用すると、小陰唇を引っ張るなどの不快感を引き起こす場合があります。
そのため、少しゆとりを持った服装を選ぶことがおすすめです。
また、Tバックなどの小陰唇がはみ出す可能性がある下着は避けた方が良いでしょう。
小陰唇がはみ出てしまうと、ズボンに触れて直接刺激を与える可能性があるためです。
服装と同じく少しゆとりのある下着や、自然な形を保てる下着を選ぶと良いでしょう。
2つ目は、「カウンセリングや相談をする」ことです。
刺激を与えないように過ごしていても悩みが改善されない場合は、専門の病院やクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
専門家である医師に相談することで、悩みに対する適切な解決策を教えてもらえます。
また、具体的な解決策や治療法以外にも、ライフスタイルや心身の健康状態に対してどのような影響を与えるかといったアドバイスを受けることも可能です。
適切な治療を受けるためには、より高い専門知識や豊富な経験を持っているクリニックを選びましょう。
専門の医師に診てもらうことで、小陰唇に対する悩みを解決に近づけることが可能です。
びらびら(小陰唇)の肥大にお悩みなら麹町皮ふ科・形成外科クリニック|BIOTOPE CLINICへ一度ご相談ください
今回は、小陰唇が肥大する原因や引き起こるトラブル、治療方法などを紹介しました。
小陰唇が肥大する原因はさまざまですが、ほとんどが先天的・遺伝的要因もしくはホルモンバランスの影響です。
日常生活で困ることや気になることがある場合や、小陰唇に痛みや違和感がある場合は、小陰唇縮小術を検討することも重要です。
麹町皮ふ科・形成外科クリニックとBIOTOPE CLINICでは、日本形成外科学会形成外科専門医による小陰唇縮小術を行っております。
その他にも、女性器特有の悩みを解決するための施術を行うことが可能です。
少しでも悩みがあって相談したい場合は、院長やその他医師によるカウンセリングを受けられます。電話やメール、LINEにて予約可能ですので、ぜひ一度いらしてください。
小陰唇縮小詳細はこちら
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苅部 淳Karibe Jun理事長
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- 略 歴
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順天堂大学医学部卒業東京大学附属病院形成外科 入局埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教福島県立医大付属病院 形成外科寿泉堂総合病院 形成外科山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長東京大学附属病院 精神科
- 専 門
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日本形成外科学会形成外科専門医日本抗加齢学会専門医日本医師会認定産業医
- 専門分野
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形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。
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