広がってしまった膣の粘膜を切除したり、筋肉を引き締めることで内径を小さく狭める治療です。
膣の緩みは、出産により膣が緩んでしまった方や、内臓を支える骨盤底筋群が弱くなると膣が緩くなる傾向もあります。膣の悩みは小陰唇の悩みに次いで多く、膣の緩みを気にされる方は多くいらっしゃいます。形成外科専門医、性同一性障害専門医としてきた院長が必ず対応いたします。
手術台に両脚を乗せて開き、仰向けになります。
通常はIラインのみ剃毛します。
膣の広がりや緩みは膣粘膜自体の広がりと膣の入口に存在する筋肉(膣括約筋・球海綿体筋)の緩みが原因です。
膣の入口付近の粘膜の切除を行い、膣全周の約1/4を引き締めるようにします。
さらに膣粘膜下の筋肉を縮めて膣を引き締めます。筋肉の引き締めにより、膣の収縮力が高まり膣を確実に狭くしていきます。
膣の筋肉の引き締めは膣の入口付近だけではなく、奥までしっかり引き締めていきます。
さらに膣の粘膜表面は単純に縫合するのではなく、あえて膣壁にヒダを形成する縫合法で行います。その方が単純に縫合するよりもさらに膣の内径が狭くなり後戻りもしにくくなり、パートナーへの満足度もアップします。
クリニックによっては、膣の入口部分の皮膚だけを切除して治療を行っているところがあります。この治療は手術時間も短く、簡単に済みますが、膣の入口は挿入によりすぐに伸びてしまうため、このような手術方法では充分な縮小効果が得られません。
また切らない膣縮小術として膣の周囲にヒアルロン酸や脂肪を注入する治療もあります。
膣は伸縮性に富んでいるため、柔らかいヒアルロン酸や脂肪を注入しても一緒に広がってしまうので、膣の縮小効果は少なくなりますが、注射だけの負担の少ない治療です。
確実な膣縮小効果には切る手術による治療をお勧めします。
膣に局所麻酔を行います。当院は痛みを最小限にするために極細のナノニードルを使用しています。ご希望により、マスク麻酔や静脈麻酔の併用により寝ている間に治療を行うことも可能です。
約30〜40分
シャワーは手術翌日より可能です。入浴は2週間後から可能です。
個人差がありますが、通常1週間で引きます。
膣の中は溶ける糸で縫合するため抜糸の必要はありません。
創部の確認のため、1週間後に通院が必要です。
治療1週間後より可能です。
治療1ヶ月後より可能です。
手術終了後は約30分間、ベッドで安静にして頂きます。出血などの問題がないのを確認してから帰宅します。
陰部は血流が豊富な部位ですので多少血がにじむことがありますが1~2日間で落ち着きます。
この間はナプキンかガーゼで患部を保護してください。
治療当日はできるだけ安静に過ごしてください。
基本的に経産婦の方に対して、膣縮小を行っています。
膣縮小手術をしても、その後に出産をしたらまた膣が広がる可能性が高いため、その点をご了解の上で、治療の時期をご検討下さい。
美容外科的に丁寧に縫合しますので婦人科検診で気づかれる心配はありません。
東京都港区白金台4丁目9-10
グリーンリーブス 2F
TEL03-5422-9901
白金台駅 出口1から徒歩1分
※営業やセールスなどの電話はお断りしています。
患者様からのお電話がつながりにくくなり大変迷惑をしております。