また、現代において”予防”は病気を治すことと同じくらい大切です。当たり前ですが、予防がしっかりできれば病気になることもなく、健康で若々しい生活が営めます。当院では院長である私が立ち上げた予防医療研究協会には50名以上の医師を中心とした医療者が集結し、最先端の医療を提供し、治療まで行なっています。
幹細胞培養上清注入療法は、自身の幹細胞を培養・増殖し体内へ戻すことで、アンチエイジングや組織の再生、各種疾患への効果が得られる治療です。
しかし、細胞そのものを体内に取り入れることにより、炎症やアレルギー反応、発熱や倦怠感などの副作用を引き起こす可能性があります。そのため、幹細胞を培養する際に分泌されるサイトカインや成長因子が濃縮された「幹細胞培養上清液」による治療が美容分野での再生医療として活用されています。幹細胞培養上清液には細胞が一切含まれていないため、幹細胞培養上清注入療法で懸念されている副作用の心配はほとんどありません。
幹細胞培養上清液は、美容効果や様々な病気の症状の改善の可能性ある新たな治療材料として、期待されています。
幹細胞は細胞自身が活性化・成長・増殖するために「サイトカイン」と呼ばれる様々な種類の生理活性タンパク質を放出しています。
サイトカインは、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たし、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、美容分野や整形外科分野に対する様々な効果が期待されます。
この幹細胞を培養し、遠心分離させ、培養液から細胞や不純物を取り除いた上澄みの部分が「上清液(じょうせいえき)」です。培養液中にサイトカインが蓄積され、ヒトの細胞が放出した体内にある自然な状態に近いサイトカインが得られます。
加齢に伴うしわやたるみ、シミなどの変性は、顔だけではなく手の甲や体など全身に起こるものです。脂肪由来幹細胞から産生される培養上清液を使用することで、たるみやしわを改善し、肌の弾力やハリを取り戻す効果が期待され、ケガなどによる傷跡を薄くする効果も期待できます。
当院では培養上清を主成分にナールスゲンやフラーレンなどを加えた、ドクターズコスメも販売しております。
髪の毛は毛包とよばれる部分で作られます。
頭髪の構造は皮膚の上に出ている毛幹と、皮膚の中にかくれた毛根に分けられます。毛根の深部には毛乳頭と毛母細胞があり、それらを毛包が包んでいます。
毛包の元にある毛包幹細胞の働きが悪くなることでヘアサイクルが乱れ、薄毛に繋がります。
幹細胞培養上清液には成長因子をはじめ、発毛にとって有効な成分が多く含まれています。その成分を頭皮に直接取り込むことで、毛包幹細胞を刺激し、発毛を促します。
自分の脂肪から培養した幹細胞そのものを頭皮に注入する方法もありますが、台湾の細胞培養加工施設 (CPC)で行われた比較試験によると、皮膚への注入の場合、幹細胞培養上清液の方がより発毛・育毛改善効果があることがわかりました。
当院では、厳しい品質管理のもと作られ、感染症検査など、各種の検査をクリアした幹細胞培養上清液を使用しております。
膝、肩、腰の痛みは関節や筋肉の使いすぎや衰えが原因です。
効果を得たい部分に注入することで、痛みの緩和や細胞機能の低下で失われた機能を取り戻すことが期待できます。
当院では、ヒト脂肪由来の幹細胞培養上清液を使用しています。脂肪由来の幹細胞は組織の損傷部位に集まり、組織を修復する性質も持っています。
痛みの原因となる炎症をおさえて、傷ついている組織を修復することにより、痛みを緩和させる効果が期待できます。
慢性的な痛みが続く(慢性疼痛の)方、炎症や怪我による痛み(傷害受容性疼痛)がある方、神経の損傷や疾患による痛み(神経傷害性疼痛)がある方におすすめの治療法です。
静脈点滴により、循環する血流に乗せて、疾患のある部位まで到達させることができます。幹細胞培養上清液を全身に行き渡らせることができるので、エイジングケアや体質改善におすすめです。
アレルギーや感染症がある場合、悪化する可能性があります。
当院では、成分分析を行っており他院よりも高濃度の成長因子が含まれております。
2週間~1ヶ月間隔で5回程度うけることで効果を実感される方が多いです。中には1回で効果を実感される方もいらっしゃいます。
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