腋臭症の手術方法はたくさんの種類があります。アポクリン汗腺を取り除くという点ではどれも同じですが、はさみで取り除く方法、刃のついた特殊な道具を用いる方法、超音波脂肪吸引器を用いる方法、などなど多数あります。
自費で行っているクリニックもありますが、当院は保険診療にて形成外科専門医が担当いたしますので、安心して受けていただけます。
※症状によっては保険適応になります。
大人の場合には通常、局所麻酔での手術を行います。
しかし、手術中眠っていたいという希望の患者様には静脈麻酔や全身麻酔など無意識下での手術も可能です。
わきの下は肩関節にあります。日常生活をしているとなかなか肩関節の安静を保つことは容易ではありません。しかし、術後の安静が合併症を避けるために重要なポイントとなります。主婦の方など、安静を保ちにくい場合には、片方ずつの治療をお勧めします。
圧迫固定が重要ですが、伸縮テープ固定によって、肌にびらんを生じることが多くあります。テープを使用しないで患部を圧迫固定するための器具として、圧迫用ボレロを用意しています。圧迫用ボレロは、約8,000かかり、悩ましいのですが、テープ固定によるびらんや色素沈着を予防しながら、良好な圧迫状態を保つことができ、大変有用ですので、使用を基本としています。
圧迫用ボレロです。これを使用するようになってからテープかぶれが著明に減りました。
皮膚が薄くなるほどしっかり汗腺切除を行うと、除臭効果は大きくなりますが、目立つ傷跡が生じやすくなります。一方、手加減しすぎると、傷跡はきれいだけれども、治療効果がさっぱりということにもなりかねません。また、実感できる効果については、個人差があります。
両ワキ 約2時間
シャワー: 抜糸までは創部を濡らさないように
翌日〜抜糸(一週間後)まで可能な限り来院を勧める
痛み: 当日、少しチクチクする
腫れはなし、内出血の可能性あり
臭いは完全には消失しません。 術後、一時的にわきが突っ張ったり、色素沈着を生じることがあります。 非常にまれに、術後、血腫形成や感染による皮膚壊死を生じる危険性があります。
約1週間は腕を挙げる・重い荷物を持つこと厳禁
手術後は腕を1週間程度固定するためお休みをいただくのが理想的です。約1週間は腕を挙げる・重い荷物を持つこと厳禁です。
手術の一週間後に抜糸をして傷の様子を確認していきます。
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