モフィウス8バースト（Morpheus8 Burst）は、極細のマイクロニードルと高周波（RF）を組み合わせた、
次世代のスキンタイトニング治療です。24本の細い針を皮膚に刺入し、針先から高周波エネルギーを
真皮〜皮下脂肪層にまで届けることで、コラーゲン・エラスチンの産生を促しながら、余分な脂肪のボリュームも
同時に減らしていきます。

従来のモフィウス8に比べ、バーストモードでは最大7.5mm程度の深さまで多層的に熱を届けることができ、
「表面のハリ」だけでなく、たるみの原因となる深部の脂肪層まで立体的にアプローチできるのが特徴です。

1. マイクロニードル × 高周波RFによるWアプローチ

極細のマイクロニードルを皮膚内に刺入し、針先から高周波エネルギーを照射します。
真皮層〜皮下脂肪層へ熱刺激を与えることで、コラーゲン・エラスチン産生を促し、
たるみやシワ、毛穴の開き、ニキビ跡などを総合的に改善していきます。

2. 表皮〜脂肪層まで多層的にアプローチ

通常のニードルRFと異なり、モフィウス8バーストは表皮〜真皮〜皮下脂肪層まで、最大約7.5mmの深さに
熱を均一に届けることができます。これにより、単なる「表面の引き締め」にとどまらず、
たるみの原因となる脂肪層のボリュームにもアプローチできる点が特徴です。

3. スキンタイトニングと脂肪減少を同時に

深い層での熱刺激により、皮膚の引き締め（スキンタイトニング）と脂肪層のボリュームダウンを同時に行います。
フェイスラインのもたつき・二重あご・口元〜あご下のたるみなど、輪郭の崩れが気になり始めた方に
特に向いている治療です。

4. 切らずにリフトアップ効果を目指せる

外科手術（フェイスリフト）のように大きく皮膚を切開することなく、ダウンタイムを抑えながら
リフトアップ・引き締めを目指せるのが大きなメリットです。日常生活を大きく変えずに、
少しずつお顔の印象を若々しくしたい方に適しています。

1. 形成外科専門医が「骨格と脂肪」を踏まえてデザイン

たるみ治療は、皮膚表面だけでなく骨格・脂肪の付き方・クセを理解した上で設計することが重要です。
当院では、形成外科・美容外科の経験を持つ医師が、フェイスライン・頬・あご下など
どの層にどの程度熱を入れるかを個別にデザインします。

2. エンブレイスRFや脂肪吸引とのコンビネーション治療

フェイスラインのボリュームが大きい方、すでにエンブレイスRF（フェイスタイト＋脂肪吸引）を
受けられている方には、モフィウス8バーストを「仕上げ・肌質改善」の位置づけで組み合わせることも可能です。
立体的に骨格・皮膚・脂肪へアプローチすることで、より自然でシャープな輪郭を目指します。

3. 痛み・ダウンタイムに配慮した麻酔・アフターケア

施術前には表面麻酔やブロック麻酔などを適切に組み合わせ、痛みをできるだけ抑えながら施術を行います。
赤み・腫れが出やすい方には、クーリングや外用薬、内服の調整など、ダウンタイムを軽減するためのケアも
併せてご提案します。

モフィウス8バーストは、切開をともなう手術に比べるとダウンタイムは少ない治療ですが、
針と熱を用いる性質上、以下のような症状が一時的にみられることがあります。

• 施術直後の赤み・ほてり（数日程度）
• 軽い腫れ・むくみ・圧痛
• 内出血（メイクで隠せる程度〜数日〜1週間）
• 点状のかさぶた、ざらつき

まれに色素沈着、強い腫れ・水疱、感染などの合併症が起こる可能性もあります。
持病や内服中のお薬、過去の美容施術歴などは、事前に必ず医師にお伝えください。

コラーゲン・エラスチンの産生には時間がかかるため、施術直後〜数週間でハリ感・引き締まりを徐々に実感
される方が多い治療です。1回でも変化は期待できますが、よりしっかりとしたリフトアップ・肌質改善を
ご希望の場合は、1〜2か月おきに3回程度のコースがおすすめです。

効果の持続には個人差がありますが、コラーゲンが再構築されることで、数か月かけて緩やかに改善していく
タイプの治療です。診察時にお肌の状態やライフスタイルにあわせて、最適なペースをご提案します。