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リザベン

リザベンカプセルとは

リザベンカプセル(一般名:トラニラスト)は、本来は気管支喘息やアレルギー性鼻炎に処方されてきた抗アレルギー薬です。しかし近年では、**ケロイドや肥厚性瘢痕(盛り上がった傷跡)**に対する有効性が注目され、皮膚科や形成外科でも使用されるようになっています。

リザベンには、炎症性サイトカインの放出を抑え、線維芽細胞の働きをコントロールする作用があります。その結果、傷跡の赤み・かゆみ・盛り上がりを抑制する効果が期待できます。

形成外科専門医として臨床経験を重ねてきた中で、ケナコルト注射やテープ治療との併用で良好な結果を得ることも多く、再発予防の補助薬として有用性の高い治療選択肢といえます。

リザベンカプセルが向いている方

リザベンカプセルの効果と特徴

線維組織の異常増殖を抑える

コラーゲン産生に関与するTGF-βなどのサイトカインを抑制し、ケロイドや肥厚性瘢痕の進行を抑えます。

かゆみ・赤みの軽減

アレルギー反応やヒスタミンの放出を抑え、かゆみ・違和感を軽減します。

他治療との併用が可能

ケナコルト注射、ステロイドテープ、圧迫療法などと組み合わせることで、治療効果の安定や再発予防が期待できます。

内服方法と治療期間

臨床経験上、服用を継続することで赤みやかゆみが徐々に落ち着き、盛り上がりが軟らかくなるケースが多いです。

副作用・リスクについて

リザベンは比較的安全な薬ですが、まれに以下の副作用が報告されています。

そのため、定期的な採血や診察での副作用チェックを行いながら継続していきます。

使用時の注意点

費用について

服用量や併用治療により価格が変動する場合があります。初回は必ず医師の診察を受けていただきます。

医師の経験と症例から

私の臨床経験では、手術後のケロイド体質の患者様にリザベンを内服していただき、半年ほどで赤みや盛り上がりが明らかに軽減したケースがあります。また、ケナコルト注射と併用した患者様では、再発リスクが低下し、かゆみのコントロールが良好になった印象があります。

こうした症例からも、リザベンは「外からの治療+内服」のダブルアプローチとして有効です。

よくある質問(FAQ)

Q1. リザベンはどれくらいで効果が出ますか?
A1. 数週間で赤みやかゆみの改善を感じる方もいますが、3〜6ヶ月の継続服用で安定した効果が期待されます。

Q2. ケナコルト注射と併用できますか?
A2. はい、併用により再発予防効果が高まると考えられます。

Q3. 長期間飲んでも大丈夫ですか?
A3. 定期的な血液検査と医師の診察を受ければ、長期内服も可能です。

Q4. 他の薬と一緒に服用してもいいですか?
A4. 相互作用の可能性があるため、必ず医師にご相談ください。

料金表

内服薬

リザベン

リザベン
14日分4,400円

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