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エクオール検査

エクオール検査

大豆イソフラボンが腸内細菌のチカラでつくられるスーパーイソフラボン『エクオール』。
エクオールは、女性ホルモンと似た働きをする成分で、40代以降の女性の身体と心の健康の鍵を握るとして、更年期症状を和らげる効果が期待されています。
しかしながら、つくれる人は日本人の約半分。エクオールが作れるかどうか、医療機関として検査を実施しております。
エクオール検査は、大豆イソフラボンの効果を充分に得られるかどうか、尿から簡単に調べられます。

ソイチェックの結果に基づいたその後の診療が可能となります。ご自身の体質を知り、更年期対策や健康づくりに活かしましょう。

エクオールと肌機能

エクオールは、お肌の老化とも関係があるのでしょうか?
このような臨床試験の結果が出ています。
エクオールをつくれない閉経後5年未満の女性に、エクオールサプリメントを12週間毎日摂取してもらい、肌機能がどう変わったかという研究が行われました。
結果、12週間のエクオール摂取によって、目じりのシワ(面積率と一番深いシワの深さ)を測定したところ、目じりのシワの進行を押さえるという結果が示されています。

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注記:当ページでは、大学や研究機関にて研究され、査読付き論文で公開されたデータを引用してご紹介しています。
当院の研究結果ではございませんことと、今後の研究の進展によって、エクオールの機能性に関する知見や解釈が追加・修正される可能性がありますことをご了承ください。

エクオールをつくれる人、つくれない人
大豆からエクオールを作ってくれるのは、腸内細菌です。

エクオール産生菌と呼ばれる腸内細菌が、食べた大豆イソフラボンからエクオールに変換してくれます。この腸内細菌が活発に動いているかどうかが「エクオールをつくれるかどうか」の違いとなります。
エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されます。
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エクオールをつくれる人はどれくらいいる?

エクオールをつくれる人の割合は、いろいろな研究から報告されており、欧米人で20~30%、日本人では50~60%と言われています。
大豆をよく食べる中国や韓国も、日本と同様にエクオールをつくれる人が多い地域です。
この差は、大豆の摂取量や食生活の違いによる腸内環境の違いによるものと考えられています。
半分程度の人がエクオールをつくれる日本人。ところが年齢が下がるにしたがってこの比率が低下しており、若い世代では20~30%と欧米人と同じくらいの人しかエクオールをつくれないことがわかってきました。
私たちのソイチェックの結果でも、これまでの研究報告と同じような結果が出ています。
エクオールをつくれる人の割合は、40歳以上でみるとほぼ半分なのに対し、30歳未満の若い世代では4人に1人しかつくれていませんでした。
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どうして若い世代でエクオールをつくれない人が増えているの?

詳しいことはまだわかっていませんが、食生活の変化が原因のひとつではないかと考えられています。右のグラフは、厚生労働省が発表した国民健康・栄養調査の結果です。
豆の摂取量は、60代が最も多く、若くなるにしたがって食べる量は減っています。政府の目標摂取量は100gですので、エクオール産生菌を維持するためにも、毎日の食事にもっと大豆を取り入れることが必要です。
腸内細菌のエサとなる食事成分に、食物繊維があります。こちらも、60代の方が最もたくさん食べています。若い人との差は、1日5g。これはレタスまるごと1個分の食物繊維量に相当します。
根菜や海草、キノコなど、食物繊維の豊富な食材を毎日の食卓に取り入れることで、腸内環境を改善していきましょう。
お通じにも効果的ですよ。
腸内環境は、日頃の食生活の積み重ねで形成されてきたものですので、すぐに変動するものではありません。毎日の食事を少しずつ見直し、良い食生活を継続していくことが大切です。
とくに小児期の食生活は腸内細菌の形成に重要です。お子様のこれからの健康のためにも、毎日の献立に大豆や野菜を取り入れることは大切です。
このほかにも、腸内細菌は日々のストレスや睡眠、運動量にも影響を受けていると言われています。
どういう食事や生活習慣でエクオール菌が増えるのか、多くの研究が進みつつありますので、これからの研究にもぜひ期待をしてください。
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大豆を食べる頻度とエクオール産生能

毎日食べている人と、普段大豆をあまり食べていない人で、エクオールを作れる人の割合がどれくらい違うでしょうか?
ソイチェックを受けた方々に、毎日の食事でどれくらい大豆を食べているかアンケートを取らせていただきました。
その結果、あまり食べない人は24%、ほとんど毎日食べている人は50%。大豆を食べる頻度でエクオールを作れる人の割合は2倍も違うことがわかりました。
豆腐や納豆など、大豆食品を毎日食べることは、エクオール菌にとっても大切なようです。
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エクオール検査

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